袴田事件:再審請求から42年、審理は7か月の意味。5/31木野先生
宝塚くらしの法律相談所
5月31日 今日は宝塚花のみち法律事務所の木野達夫先生です!!
放送は間もなく!!
10時15分から〜 こちらラジオを聞く
テーマは今、最も気になる『袴田事件の再審が結審』です。
これ↓↓を元にぜひ、ラジオ聞いて下さいね。
袴田事件とは?
58年前、静岡県で一家4人の遺体が発見された事件で袴田 巌さんが犯人として死刑が確定。
しかし、当時から「えん罪」と言われ続け、弁護団が結成され2回の再審請求がされています。
1回目の再審請求は事件の翌年に行われ、最高裁判まで行って2008年3月に棄却されました。
その間、27年。
2回目の再審請求が行われたのは棄却された同じ年の4月。
最大の証拠とされた 血のついた衣服がねつ造であることを裏付けるため
袴田さんの支援者側が実験を行ない、その証拠を提出、それにより2014年に再審開始の決定がおりる。
しかし高裁では2018年決定を取り消される。
2020年最高裁にて、審理不十分とし、東京高裁に差し戻しを行なった。
ここで、検察側も衣服の実験を行う。
2023年再審開始決定を支持する決定が出る。
これに検察官が特別抗告をしなかったため、再審開始決定が確定。
1回目の再審請求から42年。
2回目の再審請求から15年。
再審は10月27日から始まり、5月22日のたった7ヶ月で審理期間が終わる。
本当に難しい問題でした。
再審請求されてからの期間はこんなに長いのに、審理期間は7か月!!!
その意味するものは??
再審請求が決定するということの意味の深さ
このあと10時15分から fm85.5mhz
宝塚くらしの法律相談所で聞けます。
いつもはとっても優しい木野先生
放送を聞いて
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この放送の再放送は6月2日(日) 夕方4:45~
ぜひ聞いてくださいね。
坂本ゆうこでした