調査対象の53%以上が校則変更?! 中嶋先生

宝塚くらしの法律相談所

パーソナリティの坂本ゆうこです。2025年4月18日放送回

今日は「よつば法律事務所」から、中嶋知洋先生をお迎えしました!

20250418法律中島先生

あらあら、サングラスに肩に📏定規とは…生徒指導スタイルもよくお似合いの先生(笑)
優しくて頼もしい先生、いつもありがとうございます!

 

さて、今日のテーマは「ブラック校則について

東京23区内の中学校で行われた校則見直しに関する調査

対象374校のうち、約53%の学校で何らかの変更があり、
服装や頭髪に関する規制が緩和されている傾向があるそうです。

  • セーラー服からブレザーへ

  • 夏服・冬服の選択自由化

  • ダウンコートや色付き靴下の許可

  • 髪型ルールの見直し(性別区分の撤廃)など

  • 20250418法律中島先生

昔は、前髪や横の髪の毛の長さまで図られたりしましたねぇ…

 

自由になることが一方で、「シャツの裾出し禁止」や「キーホルダー1個まで」など、新たな制限を設ける学校もありました。

さらにに、最近はLGBTQなど多様性への配慮として、
制服を「男子・女子」でなく「I型(スカート)」「II型(スラックス)」といった表現に変更する学校も増えているそうです。

校則を生徒との話しあいで変更していくという例もたくさんあります。

 

ところで…

「私立などでは、“校則に納得して入学したんでしょ?”と言われてしまうこともあるのでは?
その校則に従いたくないと活動すると、“じゃあ他の学校へ”となってしまわないでしょうか?」

そんな疑問がわきました。

この点について、中嶋先生は

「たしかに私立校では『入学=ルールを承諾した』とされることが多く、変更のハードルは高い。
ただ、だからといって生徒の声を無視していいわけではないので
教育の場である以上、話し合いの余地があるはず。校則も一方的な命令ではなく、社会や価値観に合わせて変わっていくのでは?

とのことでした。

ちなみに宝塚市内でも、少しずつ見直しが進んでいます。

  • 制服の自由度アップ

  • 髪型のルール見直し

  • 防寒着の規制緩和 など

ただ、スマホ持ち込みや登下校時の服装などは学校ごとに差があるのが現状です。

理不尽な規則がなくても、みんなが気持ち良く過ごせるそんな学校づくりができるといいですね。

 

中嶋知洋先生、本日もありがとうございました!
🌸 by ゆうこるん 🌸

20250418法律中島先生

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