「又聞き」は証拠にならない。 7/25山本先生
宝塚くらしの法律相談所
2025年7月25日放送
こんにちは、パーソナリティの坂本ゆうこです♪
今回のゲストは「ひといき法律事務所」から山本浩貴先生。
なんと……
ハンディ扇風機を10台持ってるって!!!
え、10!?
「用途によって使い分けるんです」と、さらっと言う先生。
今のお気に入りは、カバンの中でも誤作動しにくい電源長押しタイプなんだとか。
……もう立派な扇風機マニアです(笑)
さて、今回のテーマは…「伝聞、又聞き」
たとえば、
「◯◯さんが言ってたんだけど〜」
「いや、それ誰かから聞いた気がする」
↑こういう“人づての話”って、裁判ではとっても慎重に扱われるんです。
山本先生いわく
「他の人が言った話を、また別の人が証言しても、信用性は落ちるんです」
たとえば、
「Bさんが現場を見たってAさんが言ってました」って証言。
いや、それBさん本人に聞いたほうがよくない!?って話ですよね。
供述って、
知覚 → 記憶 → 表現
という流れで伝わるけど、
どこかで勘違いや思い込みが入ってるかもしれない。
だから裁判では、
・嘘をついたら責任がある状況で
・反対尋問を受けて
・裁判官が態度や表情も見ながら判断する
……という証言が大切なんですね。
実はこれ、日常でもすごく大事。
たとえば、
「Aさんが“Bさんってバカだよね”って言ってたよ」
それ、ほんとにAさんが言ってた?どんな顔で?どんな場面で?
……って考えたくなりますよね(笑)
ニュースやSNSの「〜と供述しています」も、
実は“伝聞”だったりします。
だから、
「その人が信用できるか」だけじゃなくて
「自分で見聞きした話かどうか」もチェックしたいところです!
番組の最後、私がこう聞きました。
「先生って、噂や又聞きに流されないですよね?」
先生:「……いや、そんなこともない(笑)」
……どないやねーーーーん!!(笑)
でもそういう柔らかさも、山本先生の魅力です♡
📞 山本先生に相談したい方は
阪急売布神社影木西側改札からすぐ
ピピア売布1のほぼ向かい、谷内ビルの3階です。
電話番号 0797-76-5565
平日 午前10::00~ 午後6:00
📻再放送は【7月27日(日)15:30〜】
ぜひお聴きください♪
坂本ゆうこでした〜