「元」と「先」のあいだに

バレンタインデーも間近になりました。

自分チョコの値段が年々高くなっている高田裕美です。

 

今週は、

「だって、あげたくなるんだもん」

と、バレンタインデーはご家族や同じ事務所の松尾先生にまでチョコを配っているという、

愛に溢れたよつば法律事務所の中嶋智洋先生をお迎えしての

宝塚くらしの法律相談所でした。

 

そんな先からのお話のテーマは・・・

 

『身近な労働法律相談について』(中嶋先生シリーズ)

 

本日は派遣労働について。

皆さん、派遣社員と普通の正社員の違いは分かりますか?

正社員は実際に働いている会社と労働契約を結んでいますが、

派遣社員の場合は、人材登録している派遣元の会社と労働契約を結んでいて、

派遣先の会社から指示を受けて仕事をしているわけです。

なので、派遣社員は、

派遣『元』(労働契約を結んでいる会社)と、派遣『先』(実際に働いている会社)の間で

労働をしています。

勿論、仕事選べる、働きやすい、など、派遣には派遣のメリットがありますが、

派遣ならではのトラブルも起きることがあります。

 

例えば、

派遣元とは1年契約の話だったのに、派遣先から途中で解約された・・・というケースも。

 

その場合、派遣先の会社が派遣元との契約を中途解除しても、

労働者と派遣元との雇用契約は継続していることになります。

休業期間の賃金として最低60%を支払わなくてはならないとされています。

また、改正派遣法では、派遣契約を中途解除した際の休業手当の保障の確保、新たな就業機会の確保などの

措置を取ることが派遣先の義務とされているそうです。

 

派遣だから・・・とあきらめず、トラブルの際は、

まずは労働基準監督署へ、また弁護士の先生などへ相談をしてみましょう。

 

 

中嶋先生に何か相談したいと思われた方は、まずはよつば法律事務所までお電話でご予約を。

 

電話番号 0797-85-5428

受付時間 平日 午後9時~午後5時まで

 

また、番組ではお聴きの皆さんからのご相談もお待ちしております!

 

来週の宝塚くらしの法律相談所は

宝塚法律事務所の柴崎崇先生をお迎えしてお送りします。

お楽しみに~