改めて、離婚調停。

春・・・の筈ですが、
まだまだ寒さを感じる今日この頃ですね。
 
お元気ですか?
宝塚くらしの法律相談所、高田裕美です。
 
もうすぐ卒業シーズン。
新たな旅立ちを迎える方も多いのでは。
 
今日は事務所の引っ越しに大忙しの松尾隆寛先生にお越し頂きました。
 
引っ越しと言っても、
よつば法律事務所さん、引っ越しはビルの中の同じフロアで・・・だそうで。
 
それでも、リフォームしたり、新しい事務用品や機器など導入されるので
松尾先生はてんてこ舞いの様子。
 
 
さて、そんな松尾先生に今日は、
『離婚調停について』お伺いしました。
 
離婚調停とよく聞きますが、
具体的にどんな流れなのか解説して頂きました。
 
今日は若干コント風に・・・
 
ガラガラガラ~(扉を開ける音)
相談者(以下、相)『すみません、離婚したいんですけどー』
先生『離婚を考えてるんですか』
相『はい』
先生『相談はしましたか?』
相『しましたが、話し合いになりません』
先生『離婚自体はお互いどう考えてますか?』
相『離婚はしてやってもいいが、
  不動産や自動車の名義は全部俺のものだと言い張ってます』
先生『つまり、離婚については合意できるけど、
   財産分与については話し合いがまとまらない状態ですね?』
相『そうなんです、でももう夫は調停でも裁判でもなんでもしろ!と言ってます』
先生『離婚調停したいんですか?』
相『はい。でも、どうしたらいいんですか?』
 
・・・さて、ここで調停についでの説明です。
 
調停をするためには、申立書を、
家庭裁判所で直接、または、家庭裁判所のホームページからダウンロードして
手に入れましょう。
書き方は家庭裁判所のホームページに掲載されています。
申立の際には、郵便切手と印紙も必要です。
郵便切手は裁判所によって異なる場合があるので、
申立書を提出する家庭裁判所に聞いて下さい。
 
必要書類を提出した後は・・・
 
裁判所から連絡があり、第一回目の調停期日が決まります。
(基本的には申立てた人と裁判所の都合が合う日となります)
相手の都合は聞かれないので、第一回目は相手が不在のまま行われる場合もあります。
(第二回目から相手の都合も聞いて行われます)
 
当日は、
夫婦が一緒にならないよう時間をずらして行われます。
待合室も別なので、基本的に当事者双方が会うことはありません。
・・・と、頑張れば当事者で解決まで進められるのですが、
働いていて平日(10時~5時頃)に行われる調停期日に行けない事もあったり、
法的な争いが複雑で相談しながら進めたい場合は、
調停から弁護士の先生にお願いするのが良いでしょう。
 
次回、松尾先生先生にご出演いただくのは、
5月24日の予定です。
よつば法律事務所は阪急宝塚駅前ソリオ2の7階にあります。
松尾先生に何か相談をしたいと思われた方は
まずはよつば法律事務所までお電話でご予約下さい。
 
電話番号 0797-85-5428
受付時間 平日 午前9時~午後6時まで
 
また、この番組では番組をお聴きのみなさんから
身の回りで困っていることやトラブルなどのご相談をお待ちしております。
是非お寄せください!
 
FAX 0797-76-5565
E-mail fm@835.jp
 
いずれも「宝塚くらしの法律相談所」までお願いします。
次回3月15日は、
笹川法律事務所の笹川宏先生をお迎えしてお送りする予定です。
 
来週もお楽しみに~♪
 
 
ガラガラガラ~
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そして、松尾先生はすまし顔っていう・・・(笑)