「正当な理由」が迷宮入りしないように。4/23 木野先生
間もなく、10：15からは
宝塚くらしの法律相談所です。
タイトルの通り、迷宮入りしてしまった
オープニングにもご注目を。
ゆうこるんに 困り果てた先生。
完成系はこちら↓↓↓
そう、今日４月２３日の【世界 本の日】にちなんで
最近注目の“不思議の国のアリス”のお話をしています。
ポーズは、不思議の国のアリスに出てくるトランプの女王と兵隊のトランプマークのうちの２つ
ハートとスペードです。
オススメの本は“アリス殺し／小林泰三”です。
鏡の国のアリスを読んでからぜひどうぞ♪
今回は『時短命令に提訴』がテーマでした。
3/18に東京都が出した時短営業の命令、これに対しグローバルダイニングという会社が
“法の元の平等に反しているのではないか？”と提訴しました。
要請から命令になるには「正当な理由」が必要なのですが
この会社が要請に応じなかったことが「正当な理由」になっているのかどうか？
というのが論点のようです。
国の【通達】によると
店の経営状況などを理由にするというのは、現時点では正当な理由にはならないのだそうです。
じゃあ、敗訴だねと思ったのですが
今度はこの【通達】というのが、またややこしく
通達は法律ではなく、直接の拘束力がないのです。
いよいよややこしさの極みですね。
つまり、グローバルダイニングが主張している『正当な理由』が
正当な理由として認められるかもしれないのです。
はぁ、やっぱりなかなか難しいですね。
でも、現在グローバルダイニングがおこなうクラウドファウンディングでは
5000万を超える支援が集まっているとのこと
世論の意見を見て、裁判所や東京都はどう動くのか、気になる所です。
宝塚花のみち法律事務所まで。
タカラコスモス六番館３階にあります。
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来週は 弁護士法人 福間法律事務所の先生方のご出演です。