このウマさはグランドスラム
本日の天気は薄曇り。
今日の馬場の状態は稍重、内はのめる様な感じでコンディションが悪く、滑るところもありますが、直線は外が乾きつつありうまく走れる所を探すといった様相。馬はそれほどうるさいところを見せている様子はなく大人しいようです。
と全く分からない競馬用語を調べるがまま(馬馬)に羅列したまっつんです。
今回私まっつんこと松坂滉が訪れたのはさらら仁川北館1階にあります『讃岐ダイニングandホースBAR Frankel』。
本格うどんが楽しめつつ夜には競馬ファンが集う酒場へと早変わり、世にも珍しいうどんとお馬のお店なのです。
なんと2016年にミシュラン一つ星に輝いた名店。
そのうどんのコシにはミスタータイヤマンも腰を抜かしたとかいないとか。
早速ゲートを潜るとタカラジェンヌサインと馬の写真たちがスタートを待っています。
どうやら彼女たちもフランケルのうどんの虜のようです。
店長の原田さんが競馬と出会ったのはなんと高校1年生の時。
馬の血統にハマり熱狂し競馬ファンの為に阪神競馬場がある仁川という立地、かつずっと修行を続けてきたうどんという異色の組み合わせでお店がスタートしたのがおよそ9年前。
以降立ち寄った人々は「馬だけにウマい!」と予定調和ギャグを言わざるを得ないくらいにうならせてきたそうです。
今回私が頂いたのが店長原田さんイチオシの逸品、いわゆる大本命「とり天梅とろろぶっかけうどん」。
この毎日の湿度温度によって表情をガラッと変えるうどん、そのコンディションをチェックする店主の原田さんはさながら調教師といったところでしょうか。
この秋口は気温が安定しているため最もコシを感じられる冷たいうどんでいただきました。
やはり目を引くのは栃栗毛の毛並が美しいとり天。その輝かしい豪脚には感動すら覚えるジューシーさ。食べごたえたっぷりの超人気メニュー、いわばサラブレッドといったところでしょうか。
次に桃毛色の梅とろろ。走れば走るほど食欲を増幅させる可憐な牝馬。ゆっくりと歩を進める様子には貫録を感じます。
最後に姿を現したのは赤茶色の梅干しの天ぷら(画像器右上)。勝機を見出すと差しに来るのがこの伏兵。
油断も隙もありゃしない。とり天のボリュームに気を取られていると、梅干しがギャロップで捲ってきてさっぱりとリセットされて何度でも美味しくいただけてしまいます。これぞまさにダークホース。
枠入りは極めて順調。赤旗が上がります。
さあわたしの予想は
◎本命 とり天
〇対抗 うどん
▲単穴 梅とろろ
の3連単。
☆注目 梅干しの天ぷら
も目が離せません。
いざレースが始まるととり天・うどん・梅とろろ・梅干しの天ぷらが
並ぶ、差す、並ぶ、差し返す、抜く、並ぶ、抜く返す、追う、並ぶのデッドヒート。
最後の最後まで息もつかせぬ大波乱。あまりのウマさに松坂落馬。腰から落下。大打撃。
無事フィニッシュです。
皆さんお気づきかもしれませんが、私松坂さっきから何を言っているのが自分でもよく分かっておりません。
ここでスローダウンしたいと思います。
あなたなりのレース結果も是非聞かせて下さい。
ドリンクメニューは枠順に並んだ競馬新聞を模したもの。
なんと各ドリンクをイメージした馬の名前がふってあります。是非馬の名前で注文しましょう。
今回お話を伺った店長兼オーナーの原田さん。
「もっと競馬のイメージを良くしたい」とも語ってくれました。
競馬=競馬新聞に赤ペンを携え、瞳孔を開きながらダミ声でレース結果に文句を言うおっさん
なんてイメージはもう過去のものかもしれません。
阪神競馬場にはお子様用のスペースもあり、家族連れのかたもたくさん。
かなりクリーンなイメージが広がっています。実際フランケルにお越しのお客様も家族連れの方が多いんだとか。
皆さんも是非一度フランケルで絶品うどんをご賞味あれ。
以上競馬の知識ゼロのくせに変にこだわって書いた為めちゃくちゃ時間がかかったまっつんでした。
使い方おかしい箇所あったらすんまそん、あすんまそん。
『讃岐ダイニングandホースBAR Frankel』
◎HP:讃岐ダイニングandホースBAR Frankel(フランケル) – 讃岐うどんダイニング (gorp.jp)
◎営業時間:11:00~23:00 (本日2021/10/21までは~21:00)
阪神競馬開催日は、予約不可になります。
◎定休日:月曜
◎住所:〒665-0061
兵庫県宝塚市仁川北2-5-1 さらら仁川北館1F
◎電話番号:050-5486-9922