木公土反がラーメン屋からお届け
寒い冬は暖かい物が食べたくなる。そういう口実でラーメン屋に来ました松坂滉です。
本当は暑い夏でもいつ何時でもラーメンを貪りたいと思っています。
本日訪れたのは中筋3丁目にあります『もんつきかかか』さん。
JR中山寺駅から7分程度、道路を挟んで八幡神社本殿の向かいにあるお店です。
趣のある暖簾と不思議な店名が気になるところ。早速中にお邪魔します。
名前の由来は店主の門脇さんから。「門脇」という漢字を分解してみると門月力力力(もんつきかかか)となるわけです。門脇あるあるとして電話などで自分の感じを伝える際「もんつきかかか」派と「もんつき力三つ」派に分かれるそうです。わかる人にはわかる店名…乙ですね。
もんつきかかかさんで出しているのは旭川ラーメン。北海道出身の門脇さん、関西に進出してきたのが20年前。
奥さまの実家であるこの宝塚の地に自分のお店をオープンされたのが7年前です。
そもそも旭川ラーメンとはなんなのかご存知ですか。
麺をこねる時の水の量が少なく、中太で縮れている。それが旭川ラーメンの特徴です。
スープは豚骨鶏がらの動物系と魚介のダブルとなっています。聴いてるだけでよだれが出てきてパソコンの画面が現在進行形でびしょびしょです。
メニューは味噌・塩・醤油のレギュラーメニューに加えて、夏は冷やし中華・冬は汁無し担担麺が楽しめます。
ちなみに第10期宝塚観光大使リボンの騎士「サファイア」もサファイアになる前から足繁く通っていたとのこと。
特にサファイアのお墨付きは味噌だそうですよ。味噌ラーメンを食べていればサファイアのように清く美しくなれるかもしれません。
ちなみに、今日のThat’s談のテーマでもある「ラーメンのお供」を伺ったところ、サイドメニューは白飯以外おいていないとのことでした。どうやら本場旭川ラーメンは麺の量が多く、ラーメンだけでお腹いっぱになるそうです。
なんとも贅沢な悩み、ラーメン一本で勝負、男らしくて最高です。
店内に飾ってあるこの美しい画。てっきりどこかの漫画家さんが来店した時に描いていったものかと思いきや、何んと親戚で普通の会社員の方の作品だそうです。
もちろん上手いのは前提としても上手いだけでなく自身の画風が確立されていて、キャラクターが伝わってくる素晴らしいものだと感じました。
お話を伺った店主の門脇さん。
地元旭川では「昼飯どうする?」という話題になった時には「ラーメンを食べること」は大前提として「どこでラーメンを食べるか」という問の意だそうです。おもしろい文化の違いですね。
『もんつきかかか』
住所:宝塚市中筋3-2-10
Tel:0797-75-9360
営業時間:11:00-14:30