鬼は外、福は内、魔を滅する
節分。 年に一度食べ物を投げても許される日。 そんな節分のあれこれを知りたいと私まっつんこと松坂滉は去年の年始以来に伊和志津神社にやって参りました。 失敬、この場合はやって詣りましたの方がいいかもしれませんね。
今回は伊和志津神社の宮司でいらっしゃる木田さんにお話を伺いました。
題して「今さら聞けない節分ってなんなん?」 節分とは読んで字の如く「季節を分ける」ということ。
元々は立春・立夏・立秋・立冬を指しますが一般的にはこの2/3立春をいうようになりました。
体調を崩しがちなこの時期に邪気を祓うため、無病息災を願う行事として行われるようになりました。
近年漫画やアニメでもよく目にした「鬼」ですが、病気や事故など形の無いものを喩えたものと捉えて良さそうです。 そんな鬼を滅するために用いるのがそう!日輪刀!ではなく…
魔を滅する豆!魔滅(まめ)ということなんです。
私の考えたオリジナルキャラクター、豆の呼吸を使う豆柱の伊祖麩羅梵平(いそふらぼんへい)も準備万端なことでしょう。
ちなみによく聞く鬼門という言葉なんですが方角にすると北東。
これは干支で方角を表した際、丑(うし)と虎(とら)の間になります。 よって皆さんが鬼ときいて真っ先に思い浮かべるであろう牛の角を持った虎柄のパンツを履いた巨体のビジュアルが出来上がったといわれています。 何事にも理由があるんですね。
この後滅されるとも知らずに大見得を切る鬼君。かわいい。
伊和志津神社といえば色鮮やかな御朱印でもお馴染み。 そもそも御朱印とはその神社に来た証となるもの。
季節限定のものや月毎にモチーフが変わる花ノ宮朱印というものもあります。これだけ色んな種類があればたくさん御朱印を賜りたくなりますね。 まん延防止等重点措置発令中は朱印の直描きはなく、紙でのお渡しとなりますのでご注意ください。 本日16時からありがたーい豆配りが行われます。ちっちゃな子には豆の他にお菓子もプレゼント。 そんな鬼を滅するための貴重な弾を貰って帰って来ちゃいました。
さあ今年もみんなであの言葉を言いながら豆を撒こうね!せーのっ 『世の災いの根源となる悪しき存在、鬼は外! きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔、福は内! 邪を滅しその弧が描く光刺す道となれ!豆!』 やっぱこれがないと締まらないよね。