甘く辛く美しく

カレー。

お子様の好きな食べ物ランキングトップ3に間違いなく入ってくるんであろう人気料理ですが、今日はちょっと大人なカレーをご紹介いたしましょう。

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ということで私まっつんこと松坂滉が今日訪れたのは花のみちセルカ2番館の2Fにあります『宝塚花のみちカレー』さんにお邪魔し、代表の岩佐さんにお話を伺いました。

 

 

花のみちカレーのカレーは創業76年の老舗「インデアンカレー」を研究し続け門外不出の味にようやく辿り着いた究極の欧風カレーライスが食べられるお店。8/4とつい最近オープンされました。

ある日、岩佐さんは一つ疑問に思ったのです。

「花のみち」という割には一年中花があるわけじゃない

と。

そこでこしらえたのが店内に入って右手にそびえ立つ大きな花柱。

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宝塚の市花となったダリアと、「ベルサイユのばら」にちなんで、ダリアとばらを中心としたアーティフィシャルフラワーで作られた大きなオブジェです。

これは誰がどう見てもまさに「花のみち」ですよね。

また岩佐さんがモットーにしている「歴史と文化を食で彩るまちづくり」という考え方。

かつて小林一三先生、阪急百貨店の屋上の阪急大食堂で大ブレイクさせたものこそが欧風ライスカレーだそう。

つまりこの宝塚におけるカレーの原点こそが欧風カレーということです。

道路を挟んでお店のちょうど向かいにある大劇場。

観劇後に小林一三先生の銅像の前のエスカレーターを上がれば、欧風カレーライス専門店。それが花のみちカレーなわけです。

まさに宝塚の歴史と文化を知り、その後食でその理解を深めることが出来る。

目で耳で舌で宝塚を感じることが出来ます。

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カウンター席の数も多くて安心。

 

 

さて、なんといってもカレー専門店。

現時点ではメニューは実質「花のみちカレー」一択。

トッピングは複数ありますがルーそのものは看板商品のこれ一つなのです。

それくらい自信のある一品、これは是非いただかなくてはなりません。

はいドン!

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一度口に放り込むとまずはフルーティな甘みが押し寄せ、「お、甘めなカレーか?」と緊張を緩めた瞬間にスパイシーなパンチが顎にクリーンヒット。

甘みと辛味の弍撃決殺というわけです。

甘辛という言葉をみくびっていたつもりはありませんが、私は今初めて真の甘辛を体感したのです。

さて次の一口続いてはお肉もいただこうか。

ほろほろと お肉の旨み とろけけり

はっ!つい一句詠んでしまうほどの柔らかさ。

4時間かけて赤ワインで煮込んだというこのお肉、単体でも7%人気になるのにカレーに入れてしまうという贅沢さ。

緩んだ私の頬の筋肉はもう2度と緊張感を取り戻すことは出来ません。

一口また一口と食べ進めるとさっきまで茶一食だったお皿は真っ白になっていたのでした。

チーズが溶けているだけで幸福指数がバチ上がる私めはチーズをトッピングなんかしちゃったり。

辛さが少しマイルドになるので辛いのが苦手な人にもオススメ。

 

 

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いつからカレー「ライス」しかないと錯覚していた?

そう、ルーはそのままライスではなく麺にかけることによって画期的な「花のみちスパゲティ」が完成するわけです。

カレースパは私初めていただきましたが、合うんですこれが。

 

 

 

ということで本当に美味しいカレーがいただける『花のみちカレー』。

新たな「宝塚といえば」が生まれた瞬間でした。

『花のみちカレー』

住所: 兵庫県宝塚市栄町1-6-2 花のみちセルカ2番館 2F

電話番号: 0797-61-6387

営業時間:

11:0015:00
火~日
11:00
20:00

Instagram:https://instagram.com/hananomichi.curry?igshid=MzRlODBiNWFlZA==