夏の風物詩@つりしのぶ園
こんにちは、“ゆみりん”こと宮村 裕美です
今日は雨が降りそうなお天気の中、
スタッフさんが運転してくださる車でリポートに行ってきました!
西谷地区に行くのは初めてだったのですが、
「ここが宝塚?」と思うほど自然に溢れた場所でした
今日は、逆瀬川から車で約30分~35分のところにあります、
『つりしのぶ園』さんからリポートをお届けしました
お話をお伺いしたのは、園主の市原 誠さん。
つりしのぶとは、江戸時代からの伝統工芸品だそうです。
シダ植物のしのぶを丸く団子状にしたものに苗を植えたものです!
丸い土台となる部分は網状のネットに入っているのですが、
しのぶの苗はネットの穴を通り越して全体に少しずつ根を張ります。
そして、成長と共に周りにぐるぐると根を巻き付けるようです
ネットを通り越して力強く根を張るしのぶを見ると、植物の生命力の強さを感じました
つりしのぶ園さんには、様々な形のつりしのぶがあります
日本産しのぶでいえば、皆さんしのぶのイメージで思い浮かべる丸い形のものはもちろん、
他にも満月や三日月の形をしたもの・宝舟型のものもあります
また、今特に人気のあるものを聞きますと、お皿などにおいて楽しむことができる
「苔玉しのぶ」が人気だそうです
苔玉しのぶは、苗を上にしか植えないそうなので、全体ではなく上の部分に葉が咲きます!
わたしも特にこの苔玉しのぶが可愛いなぁと思いました
インテリアにもぴったりですよね!
つりしのぶは明るい日蔭で楽しむものです。
そのため、これから梅雨になり、晴れないお天気と共に、
「なんだか気分もスッキリしないなぁ・・・」なんて時にも、
お家の中のつりしのぶを見ることで、涼やかな気持ちになることができます
特に風鈴がついたものだと、つりしのぶの涼やかな見た目に、風鈴の爽やかな音も合わさり、
心が軽く、晴れやかな気分になれますね
夏の風物詩としてのイメージが強いですが、お水を切らさずお手入れをしてあげれば、
常緑しのぶだと、なんと一年中青々とした葉を楽しむことができます
植物というと、美しく目で楽しめる期間が短い・・・というイメージがありますが、
つりしのぶは10年20年と長く楽しむことができる点も、素敵なところですよね
そして、お手入れ方法も簡単で、
乾いた時に10秒ほど全体をお水につけていただくだけです!
ポイントは10秒です!!!
一日だったり長く水につけすぎてしまうと、反対に苗がダメになってしまいますので、
皆さんお気をつけてください
そして、つりしのぶ園さんでは、
なんと自分でつりしのぶを作ることもできます
自分で作るとより愛着がわき、大切な存在になりますよね
講習会については、ホームページに詳しく載っていますので、チェックしてみてください
是非とも気になる方には、つりしのぶ園さんへ行っていただいて、
直接つりしのぶを見てもらえたらと思うのですが、
時間や場所の関係で西谷まで行くことができない・・・という方もいらっしゃいますよね。
そのような方には、つりしのぶ園さんのオンラインショップで、
商品のお写真を見て購入していただくこともできますので、
気になる方は、是非ホームページやオンラインショップも見てみてください
つりしのぶ園さんへのアクセスは、車またはバスで行くことができます!
車の場合は、宝塚SICから三田方面へ進んで頂くと、5分ほどで着きます。
お隣のガーデン植花夢さんの看板と並び、曲がる所につりしのぶ園さんの看板がありますので、
分かりやすいと思います
バスの場合は、阪急田園バスの「延命寺」停留所から
東へ200m歩いていただくと、着くことができます!
じめじめしたこれからの時期に、つりしのぶで涼感と風情を楽しんでみてください
市原さん、ありがとうございました
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『つりしのぶ園』
住所:宝塚市境野字鳶カ巣30
TEL:0797-91-0223
営業時間:10:00~17:00(年中無休)
オンラインショップ:http://turishinobu.shop-pro.jp/
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