香り薫る風乗って
コロナによる自粛…鬱屈した日々。
刺激のない毎日は同じことの繰り返しで、冗長的に思えてしまう…。
そんな時宝塚市民の皆さんには何が必要か、リポートの神に問いかけてみる。
リポートの神はすぐさまこう答えたそうな。
「スパイスじゃ。日常にスパイスを加えよ。」
リポート復活二週目、「過去にお邪魔したお店の現在」も伺いたい!ということで私まっつんこと松坂が7カ月ぶりに訪れたのは川面5丁目にあります『スパイスカレーミルズ』さん。
前回のブログhttp://835.jp/blog/machikado/74252/
JR宝塚駅直結、ユニベール宝塚一階にあります。
スパイスカレーをもっと身近な存在にしたいという店主の久木田さんの思いから、色んなアプローチでカレーを販売されています。
ミルズさんは緊急事態宣言が出されてからは換気や消毒の徹底、客席は制限した上で営業時間そのままにお休みなく稼働し続けました。
元々「フランクにカレーを提供できる空間」としてのミルズさんの在り方が、時代にマッチした形になったのです。
初めは3種だけだったカレー粉の販売も,ポークジンジャーカレーやビーフカレーなど新たなバリエーションを追加。
肉とトマト缶と玉ねぎと水にカレー粉を入れて火にかけるだけで本格派スパイスカレーがご自宅で楽しめます。
目を閉じればストリートファイターのダルシムがヨガフレイム連発してきそうな勢いです。
大袋のコルマカレーとインド豆のカレーは具も入っています!
さらにさらに!!
この4月からは冷凍カレールーの販売も開始しました。
煮込むのすら面倒な方は湯煎するだけでいいんです。
え?それだけでいいの!?
このままじゃほぼ何もしないままお店の味が楽しめちゃうじゃない!
とお困りのそこの奥さん!
いいんですよ。スパイスカレーが広がることこそがミルズさんの目指す未来なのです。
そしてまたもや放送中に頂いてしまいました。罪深き男松坂。
こちらは「ネパール風キーマカレー」。
シンプルisベストとはこのこと。黄金色のターメリックライスがの煌めきが銀の器に映えます。スパイスという香りのバクダンに遠距離から爆撃され、目まいすること必至。
また以前私がお邪魔した時から山椒を変更し、ヒマラヤ産の甘い風味のものになっています。
一般に山椒と言われて想像するような舌の痺れは一切なく、香りが鼻から抜けていき残るのは次の一口にいきたいという感情のみ。気づけば空の器が目の前にありました。
総じてミルズさんのカレーは一切辛くないため、お子様からご年配の方まで皆が楽しめるカレーといえるでしょう。
スタジオには4種類を持ち帰り!
①THE王道 『チキンチーズカレー』
②南アジアの風 『ネパール風キーマカレー』
③果実の甘み 『タマルカレー』
④たっぷりナッツ 『コルマカレー』
お話を伺ったのは店主の久木田さん。
川西でも複数の飲食店を経営しており、その活動は飲食だけにとどまりません。
地域福祉や人と人との繋がり・コミュニティ形成に意欲的に取り組んでおり、宝塚でも様々な企画をやっていきたいとのこと。
新たな時代を切り開くのは久木田さんのような視野を広く持てる人物なのかもしれません。
まさに時代のスパイス。
『スパイスカレーミルズ』
住所:宝塚市川面5丁目10-25 ユニベール宝塚1階
電話・FAX: 0797-86-7510
営業時間:11:00-21:30
定休日なし (ユニベール宝塚の閉館日のみ休業)