星下り、明日を願い
史上稀にみる大病「コロナウィルス感染症」。
今まで経験したことのないようなこの非常事態に人々は戸惑い、狼狽しています。
人知を超えた脅威に対しては、はぁ~んあやかりたい~、ということで神様の力を借りましょう。
今日私まっつんこと松坂が訪れたのは大本山中山寺。
阪急中山観音駅から北に1分程度で境内の入口に着きます。
8/9に行われる『星下り大会式』について、中山寺の谷本さんからお話を伺いました。
今日は8/6、平和を願うこの日、焼けるような日射の中歩を進め、中山寺の門をくぐると大きな蓮の葉が出迎えてくれました。
厳しい暑さに見舞われながらも視覚的な涼しさを感じます。
星下り大会式とは旧暦の7月10日、西国三十三所の観音様が一同に中山寺に会したことに由来する行事です。
今の暦に直すと8月9日(日)に毎年行われ、西国三十三観音霊場全ての観音様を四万六千日分お参りしたのと同じ功徳があるとされているなんとまあ有り難い祭事なのです。はぁ~んあやかりたい~。
そしてその三十三のお寺に観音様がそれぞれ帰っていく様子が、まるで星に乗って下って行ったようだったとのことから「星下り」というなんともロマンチックな名前が付けられたそうです。
雅よのう…。
今回はコロナウィルス感染拡大の観点から、規模が縮小されて行われる運びとなりました。
例年では午後3時からの稚児梵天と午後9時からの梵天奉幣の法要が行われますが、今年は午後8時の僧侶の法要のみとなります。
「おねり」や太鼓奉納演奏も自粛、毎年大賑わいの露店も今回は開けないということで、
例年とは違い粛々とした雰囲気の中での式となります。
しかし必ずしも法要のタイミングである午後8時に来る必要は無く、9日中にいらっしゃれば功徳は頂けます。
密を避け、ぜひ午前中やお昼にもお参りに来てください。
西国三十三所の納め札はこの箱の中へ。
式自体は簡素化されましたが、そのご利益は健在。存分にあやかりましょう。
星下り限定御朱印は当日8時から納経所にて数量限定で販売されています。
これはサンプルですがゴージャスすぎる仕上がり。そりゃ星も下りますわ。はぁ~んあやかりたい~。
ミニ梵天を授与してありがたみを持って帰りましょう。
中山寺参拝記念に一枚パシャリ。
お腹が痛そうなポージングになってしまいましたが、松坂のお腹は平和ですよ。
冷たい物の飲み過ぎには注意と、関係のない角度から忠告をさせていただきます。
参拝に来れないもしくは今はあまり外出したくないという方は自宅からでも中山寺の方を向いて手を合わせて一刻も早い収束を願いましょう。
はぁ~んあやかりたい~。
『大本山 中山寺』
住所:兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
電話番号:0797-87-0024
http://www.nakayamadera.or.jp/