夢見る人のもとにすみれは咲く
リポーターとして宝塚に携わることになってから1年と10ヶ月経ちました、まっつんこと松坂滉です。
いかにして宝塚市の魅力を伝えようか四苦八苦している道のさなか、今日一つの答えが見つかった気がします。
今回訪れたのは南口2丁目にありますプライベートレストラン『Magnolia』(マグノリア)さん。
まず阪急宝塚南口駅の北側の出口を出て交差点向いのサンドウィッチ屋さんの左の小道を行きます。
交差した道路をさ右に行くとすぐ見えてくる住宅街の中にあるお店で、駅からは2.3分程度です。
エントランスを開け、二階に上がると素敵なレストラン空間が広がっていました。
Magnoliaさんはフランス料理とタイを中心としたアジア料理を融合したフレンチFUSION料理のお店。
FUSIONとは融合の意。Magnolia代表の大岩さんは元々パリでの修業を経てフレンチとタイ料理と合体させるという結論に至ります。
一見想像のつかない組み合わせのこの2国が宝塚の地にて融合を果たしたのです。
お話しを伺った大岩さん。
料理教室の講師でもあり栄養学にも精通、ソムリエの資格もお持ちでいらっしゃるというスーパーウーマン。
素材の持つエネルギーを最大限に発揮させ私たちの五感に働き掛ける料理を提供して下さります。
宝塚への愛に溢れる方でもあり、その想いを存分に語っていただきました。
「宝塚牛のロティ」や「宝塚産のいちごのフォン」など地元食材をふんだんに使ったメニューはフランス×タイ×宝塚という異文化交流を舌で感じることが出来ます。
こちらは「宝塚産すみれとオーストリア産の西洋ニワトコのソーダ」。
夢か現か、すみれの色が広がっていく様はあまりにも幻想的で言葉を失いました。
オーストリアと言えば首都のウィーンは宝塚の姉妹都市で、使った炭酸水はもちろんウィルキンソン。
この一杯にこれでもかと宝塚の魅力が詰まっています。
そして一番のオススメは「宝塚すみれクッキー」。
何とも色鮮やかなお菓子でしょうか、私がもし今改めて「光の三原色」を定義するのであれば無理矢理二色増やし、この5色にするでしょう。
左から
・すみれの花びらをトッピング
・アイシングですみれの花を描いたもの
・ビーツ
・紫芋
・すみれ(ビオラ)
・抹茶
・レモンゼスト
と視覚でも味覚でも楽しいラインナップ。
そしてなにより驚きなのがこれらのクッキーの色は着色料などは一切使わない自然由来のものだということです。
自然が生んだ宝石箱、蓋を開けると色とりどりの花が私たちをお出迎えしてくれます。
いえ「花」ではなく「華」と表記したくなるようなこの華やかさ。
現在は宝塚阪急と宝塚ホテルに出品されており、爆発的人気を誇っています。
華やかな料理を更に彩るのは、江戸時代から続く有田焼の老舗、香蘭社のお皿。
高級感のあふれるお皿で絶品の料理をいただいたその日を忘れることは無いでしょう。
今日私が見つけた一つの答え。
『Magnolia』さんで宝塚の食材を堪能し、「宝塚らしさ」を前身に感じて家に帰ったあともお土産に買った「宝塚すみれクッキー」で夢の続きを見ることが出来ます。
フランスとタイを通じて宝塚とは何かを知ることが出来ます。
宝塚市民の方も、初めて宝塚市に訪れた方も、『Magnolia』さんで夢と幸せのひとときを…。
『Magnolia』
営業時間:当面の間 ランチ 11:30-15:00 LO 14:00 ディナー 17:00-20:00
水曜定休
TEL:050-5262-0449 , 090-7881-9030
住所:宝塚市南口2-13-30 ラルモニD
※完全予約制 現在昼夜一組ずつのみ予約可能
HP:MAGNOLIA(マグノリア) – タイ料理店 (business.site)
Instagram:マグノリア(@magnolia_takarazuka) • Instagram写真と動画