雪組トップスター 彩風咲奈さん 退団記者会見

樽井美帆です

 

昨年2023年12月26日(火)、雪組トップスター彩風咲奈さんが、

今年10月13日に退団されることが発表されました。

 

12月13日に宝塚大劇場で雪組公演が千秋楽を迎え、年内の公演がすべて終了。

雪組のみなさんとともに雪組100周年を祝い、クリスマスの楽しいひとときを過ごし、

2023年の宝塚歌劇が終了、もう今年は新しいニュースはないだろうなと

思っていた矢先の年末の発表で、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

 

年末に退団を発表したことについて、記者会見で彩風さんはこんな風にお話しされたんですよ。

 

「退団を決意してからは自分だけが分かっていて、組のみんなに伝えられていなかった時は

ちょっと寂しくなってしまいました笑。

みなさまにもお伝えして、また新たに来年から雪組頑張っていくぞという気持ちで

のぞみたいと思いました。」

 

みんなに伝えられず寂しいとは、なんともウサギのようにかわいらしい方ですよね🐇

 

2023年最後の宝塚大劇場公演、2024年最初の東京宝塚劇場公演となった

『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』では、

彩風さんだからこそだせるかわいらしさと哀愁を絶妙に合わせもったアーサー・コナン・ドイルを、

『FROZEN HOLIDAY』では2階席の最後尾まで、そしてもっとその先の空の彼方へも

思いが届くよう熱唱される姿を見せていただきました。

 

宝塚大劇場公演千秋楽から約2週間後の退団発表でしたね。

 

退団が発表された翌日、12月27日(水)、大阪にありますホテル阪急インターナショナルにて

退団記者会見は行われました。

 

彩風咲奈さんは、2007年3月、星組公演『シークレット・ハンター』で初舞台を踏まれた93期生。

初舞台から2ヵ月後に雪組に配属され、以来組替えなくずっと雪組生として舞台に立たれ、

2021年4月に雪組トップスターに就任されました。

 

記者会見の会場には金屏風が置かれ、その前に置かれた机には、カサブランカや胡蝶蘭など

退団をイメージする白い花と、雪組カラーをイメージさせる若々しいグリーンの葉が

アレンジされたものが置かれていました。

 

彩風さんが登場された瞬間、これまでにない空気感と緊張感に包まれていた会場が、

ポワッとあたたかい光につつまれたように感じました。

少しアイボリーも入っているのかなと感じる優しい白の光沢感のあるパンツスーツに

白のボウタイブラウス、靴も白。

お顔の周りにアクセサリーは付けていらっしゃいませんでしたが、

少しピンク味を感じる明るい茶色のショートヘアが、彩風さんの透明感あるお肌の色によくお似合いで、

とても華やかでした。

あたたかい雪の王子様だなと思いました。

 

会見に出席されたのは、宝塚歌劇団理事長・村上浩爾さんと彩風咲奈さんです。

村上理事長は、理事長就任後初めての退団記者会見への出席となりました。

 

村上理事長は会見の冒頭で、

「現在の宝塚歌劇団の状況につきまして、大変ご心配をおかけしておりますことお詫び申し上げます。

また、お客様・ファンのみなさまはじめ関係のみなさまに、

公演スケジュールの変更などにつきましても、大変ご迷惑をおかけし、

ご心配をおかけしておりますこと重ねてお詫び申し上げます。

 

ご遺族とのお話し合いにつきましては、具体的な時期を申し上げられず大変申し訳ないのですが、

またみなさまにお知らせできる段階になりましたら、あらためてご報告を差し上げますので

よろしくお願いいたします。」

とお話しされました。

 

その約束を信じ待ちたいと思います。

 

彩風さんは、時折目を閉じ、仲間を思いやるような表情でお話しを聞いていらっしゃいました。

 

また、彩風さんについて、

「トップスターに就任した2021年はコロナ禍で非常に苦しい時で、

安定的に公演をすることも困難な時期でありましたが、彼女は見事に組をまとめ、

また幾多の困難を乗り越えながら、しっかりとトップスターとしての重責を果たしてくれました。

スタイリッシュなカッコいいダンス、そして、緻密で丁寧で幅広い役柄を演じてくれました。

大変惜しまれるところではございますが、退団の最後の日まで彩風ならではの男役像を

突き詰めていってくれるものと思っております。」

とお話しされました。

 

続いて彩風さんは、

「来年、雪組大劇場公演『ベルサイユのばら』をもって宝塚を卒業させていただきたくこととなりました。

最後のその日まで、大好きな雪組の男役として芸の道を全うしたいと思いますし、

これまでたくさんの愛をくださいましたみなさまに、感謝の気持ちを少しでもお返しできるよう

心を込めてつとめてまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。」

とごあいさつされました。

 

彩風咲奈退団記者会見1

 

退団を決めた時期やきっかけについては、トップスターに就任した時から、

次に自分が宝塚でする一番の大仕事は宝塚を卒業することだなということが頭にあったという彩風さん。

宝塚の男役が大好きで、毎日毎日の舞台に自分がベストパフォーマンスで出ることが一番だと感じていて、

自分がお客様に良いものをお届けできるのは、どのくらいの時期かなと考えはじめ、

一番強くそろそろかなと思ったのが、梅田芸術劇場公演『ODYSSEY』の時だったそうです。

 

『ODYSSEY』は、2022年1月に東京国際フォーラムでの公演が予定されていましたが、

公演関係者に新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、残念ながら全公演が中止になってしまったんですよね。

ですが、奇跡的にその年の夏に公演が行われました。

その時のお客様のあたたかさを思い出すと、今でも涙が出るくらい幸せです。

そして、「あっ、もうそろそろかな」と退団を決められたそうです。

このお話しをされている時、彩風さんは本当にウルウルしていらっしゃって、

込み上げる気持ちが声にも出ていました。

 

雪組のみなさんには、退団記者会見の少し前に退団について伝えられたそうです。

雪組のみなさんは、彩風さんの退団をそれぞれあたたかく受け入れ、

何か特別なことをすることはなく、いつもどおりお稽古をして、いつも通り過ごされたとのこと。

そのいつも通りの雰囲気が、彩風さんはとてもうれしかったご様子でした。

 

相手役のトップ娘役・夢白あやさんに退団の意思を伝えられたのは、

『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』と『FROZEN HOLIDAY』のお稽古がはじまってすぐ。

「私はひとまずここで卒業を決めようと思っているけれども、

あやちゃんには自分が自分の宝塚人生を全うしたと思える時に退団してほしいので、

自分のことを思って考えてね」と伝え、その後夢白さんから、

「自分はまだやりたいことが、やれることがあると思うので、しっかり自分の人生を全うしたいと思います。」

とお返事があったそうです。

彩風さんの「あやちゃん」の言い方がとっても優しかったです。

 

雪組のみなさんと過ごす退団の日までの日々については・・・

 

「初舞台を星組で踏ませていただいたあと、組替えもなくずっと雪組に在籍させていただき、

近い学年や上級生の方々は、私のことをすべて分かってくだっている方ばかりです。

下級生にいたるまでみんな明るくて優しくて、わたくしの方が見守ってもらっているような時も

たくさんあります。ふふっ😊

わたくしは自分でもかっこいいトップスターではなかったなってすごく思うんですけれども、

それはみなさんが自分をさらけ出せる環境を作ってくださって、

あたたかい組をみんなが作ってくださったおかげです。

これから先の日々も、雪組の男役としての集大成をお届したいという気持ち、

その姿をみんなに見てほしいという気持ちもありますが、その過程もカッコつけることなく、

まだまだ色んなことに挑戦して転んでもがいて、その姿も全部みんなに見ていただいて、

何かみなさんのこれからの糧にしていただけるよう体当たりで最後までやりたいと思っております。」

とお話しされました。

 

とても謙虚でいらっしゃるし、常に誰とでも同じ目線に立っていらっしゃるのかなと感じました。

 

先ほどのお話しの中に驚きの言葉が出てきませんでしたか?

「わたくしは自分でもかっこいいトップスターではなかったなってすごく思うんですけれども」

この言葉を口にされた時、会場中の記者が「いえいえ!」と首を横にぶんぶん振っていたのではないでしょうか。

 

そこで飛び出したのがこんな質問。

先ほどお答えの中で、カッコいいトップスターじゃなかったとおっしゃいましたが、

見ていてとてもすごいカッコいいトップスターさんなんですけど、

(ここで、うふふと彩風さん🤭)

どういう部分がご自身でそのように感じていらっしゃったのでしょうか?

 

「自分がこの立場になって、退団を決意した今でも、自分が思い描いていたトップスターさんや、

自分が見てきたトップスターさんの背中、どの方の背中にもまだ届いていないと思います。

まだまだもっとできるんじゃないか、もっとできるんじゃないかっていう思いがすごくあります。

私は、一回の舞台をやるのに100練習しないとできなかったり本当に不器用です。

隠れてコソコソ練習しなくても、みんながその100回の練習を見てくれるという安心感と、

そういう環境を作ってくれている雪組のみなさんのあたたかさを感じます。

自分の理想の中では、いつでもトップスターさんは完璧だというイメージだったんですけれども、

私は不器用なところさらけ出していますし、決して完璧ではなかったなと思います。

色んなお役をいただいて、カッコよくないお役とかも(吹き出す彩風さん😅)あったんですけれども、

それも大好きで、そういう色んな役をいただけたことも、

自分のこれまで積み上げてきたものなのかなと思うので、本当にありがたいなと思います。」

 

彩風咲奈退団記者会見2

 

彩風さんの退団記者会見は、記者による大告白大会のようでした😍

「いつも誠実に率直に答えてくださって本当にありがとうございました💖」

「ODYSSEYの千秋楽すごく素敵でした💗」

「いつもステキな舞台ありがとうございます💕」

などなど、質問をする前に必ずといっていいほど、記者が彩風さんへ恥ずかしそうに大告白するのが印象的でした。

記者からの大告白のあと、彩風さんは優しく微笑みちょっと照れながら、

かわいらしくゆったりと「ありがとうございます😊」と受け止めてくださっていました。

あたたかい眼差しで質問を聞かれる彩風さん。

そして、質問する記者のところに、ちゃんとマイクが届くかしらと見守ってくださっていました。

記者のみなさんも、長年宝塚歌劇を担当されている方が多いので、17年間という時を共に過ごし、

それぞれが成長してきた同士のような雰囲気が漂っているのかなと思いました。

また、彩風さんがこれまでの舞台や取材に対してどれだけ誠実に向き合ってこられたかを感じました。

愛あふれる時間・空間でした。

 

新人公演の主演を5回つとめられるなど、下級生時代から組を引っ張る立場でもあった彩風さんが、

これまでの宝塚人生を振り返ってみて一番楽しかったことうれしかったこと、

また大変な時に乗り越えることができた原動力は何だったのでしょうか。

 

「えっ、一番うれしかったこと楽しかったこと・・・うわぁ・・・

ありすぎてちょっとどれか一つには絞れないんですけれども、本当に一番幸せだなと思う瞬間は、

雪組の組長さん・上級生から一番下の下級生までの笑顔を見ている時が本当に幸せです。

私は宝塚も大好きですけれども、やっぱり雪組が本っっ当に大好きで、雪組のお客様に、雪組のみなさまに

何かお返ししたいお届けしたいという思いでいっぱいですので、みんなとお稽古している何気ない時とか、

日々のパレードでお客様に拍手・笑顔をいただいた時とか、緞帳がおりた時に雪組のみんなと、

今日も一日終わったねって顔を合わす瞬間とか、

何気ないものが私の本当に楽しかったうれしかったなっていう瞬間です。

 

どんな時もその時々に支えてくださり手を差し伸べてくださる方がいらっしゃいました。

そして、一緒に頑張ってくれる、一緒に乗り越えてくれる仲間が、本当に私の周りにたくさんいました。

愛媛県大洲市という小さいまちからこの宝塚に入ったので笑、

こんなに多くの人と出会うことってあるのかなど、もう信じられないことばかりで、色んなことが初めてで。

初めてのことも同期やみんなから教えてもらいましたし、本当にそこに誰かがいなければ

今の私はいないなって思います。」

 

彩風さんは、言葉があたたかくて優しくておだやか、心が安定されているので、周りが安心するんですよね。

カッコつけたり肩に力を入れたりというのではなく、自分を偽らない方なのかなと感じました。

 

彩風さんにとって宝塚とは?

また、110周年を迎える宝塚をどのように思っていらっしゃるのでしょうか。

 

「私にとって宝塚は、ずっと夢でありトキメキでした。

宝塚に入って一番私が自分の中ですごく宝物だなと思ったのは、人と人との出会いです。

仲間・お客様、みなさま一人一人との出会いがなかったら、今の自分は本当にないと思っております。

ここでしか経験できないもの、ここでしか出会えない人たち、

人と人との絆のあふれるところだなと思っております。

本当にまだまだ未熟ですけれども、これから自分が残せるものは残していきたいと思いますし、

また自分が客席で宝塚を観ることを楽しみにしております。

 

私が長い年月在籍している間にも、その時代時代によって色々なことが変わっていき、

去って行く人がいれば新しく入ってくる人がいて。

その時その時でどこが良かったということではないので、私がこうなってほしいなと望むというよりは、

次の新しい時代を本当に楽しみにしています。」

 

私はこんな質問をさせていただきました。

マンガのキャラクターや骨太な役、コメディーなど色んな役を演じてこられましたが、

どの役にも本当にあたたかい雰囲気が感じられて大好きでした。

男役を演じられるうえで大切にしてこられたことを教えてください。

 

「私は、トキメキが(男役のカッコイイ声で力強く)一番大事だなと思っていて、

自分が観ていた時も男役さんのカッコ良さにときめく、娘役さんの可愛さにときめく笑、

そして男役さんと娘役さんが一緒になった時にさらにときめくということが笑、

一番自分の中で宝塚が大好きな理由だったので、カッコイイ二枚目のお役からコミカルなお役まで、

どんな瞬間もどんなお役でも、自分自身もトキメキを忘れずにいたいなと思って男役を演じておりました。」

 

ご自身の宝塚歌劇ファンスイッチをオンにて答えてくださった彩風さん。

男役と宝塚歌劇が大好きでいらっしゃるんだなと感じました。

 

そんな大好きな宝塚、男役、退団の決意が揺らぐことはなかったのでしょうか。

 

「今回大劇場公演で演じているお役のアーサー・コナン・ドイルが歌う曲の中に

『人生の主』という曲があるんですけれども、その歌詞の中に「僕が僕の人生の主だから」という歌詞があり、

その歌詞にもすごく自分自身奮い立たされました。

自分自身が決めたことですので、揺らぐということはなかったです。」

とおっしゃっていました。

 

歌からパワーをいただくのは私たちだけではなかったんですね。

 

これまでの17年間、彩風さんはどんな思いで舞台に立ってこられたのでしょうか。

 

「宝塚に入って大好きな雪組に配属されて、ずっと雪組でたくさんのかけがえのない仲間と

たくさんの舞台を作り上げてきました。

千秋楽のご挨拶でも申し上げましたが、年末の宝塚大劇場公演は、

お客様はいつもそばにいてくださったんだということをあらためて実感する公演でした。

コロナ禍や色々なことがありましたが、どの立場の時にもどんな状況の時にも、

自分が今何をするべきかずっと問い続けながら、答えがでることではなくても問い続けながら

舞台に立っておりましたので、その気持ちはずっと変わらないです。

どんな状況の時でも、感謝と、みなさまをそして雪組を愛する気持ち、宝塚を愛する気持ち、

これだけは真実だと自分で思っておりますので、1回1回どんな時も感謝の気持ちと愛を

お返しできたらと思っております。」

 

彩風さんの真実、お気持ちを伺うことができて本当にうれしかったです。

 

彩風咲奈退団記者会見3

 

そして、私は彩風さんにこんなお願いをさせていただきましたので、みなさんにお伝えしたいと思います。

 

初めての宝塚音楽学校生徒募集のポスターモデルが彩風さんだったと思うんですけれども(ハイッと彩風さん)、

あの時の透明感あふれる美しい姿が今も印象に残っております。(ありがとうございますと彩風さん)

ポスターのキャッチコピーが「あなたがだれかの夢になる」だったんですよね。

彩風さんから夢をたくさん受け取ってこられたファンのみなさんへのメッセージをお願いできますでしょうか。

 

「わたくし自身が、本当にお客様にファンのみなさまに支えていただいたことばかりで、

いつもいつもたくさんの愛をくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この感謝の気持ちをお返しするには、私がまだまだ卒業の日までさらに成長して、

みなさまに楽しんでいただけるステキな舞台をお届けすることだと思いますので、

まだまだ成長したいなと思っております。」

 

質疑応答のあとは写真撮影が行われます。

舞台上の準備が整うまで一旦はけられて、準備が整うと「お願いします!」と呼ばれ再登場されます。

彩風さんは、とても元気に可愛く「ハイ!」と返事をされて登場。

カメラマンからのリクエストにも、毎回「ハイ!」とお返事をされます。

その「ハイ!」は、心のキレイな人の声で、聞いているだけで癒されました。

彩風さんの「ハイ!」だけが入った音源がほしいなと思ってしまいました🥰

 

彩風咲奈退団記者会見4

 

立ち位置の移動をリクエストされた時には、チョコチョコと可愛く横歩き。

目線リクエストの「お願いします!」という掛け声が重なった時は、可愛くキョロキョロ👀

 

「ODYSSEYの時の時のポーズをお願いできますか?」とリクエストされた彩風さん。

急に男役の声で「ODYSSEY?」とちょっとビックリ😲

「旗を振っていた時のポーズです🏳️‍🌈」とカメラマンに言われ、

手を斜め上に伸ばして「こういう感じ?」と彩風さん。

「ODYSSEY🎵」の「セイ」のポーズをされました。

赤い衣装を着てフラッグを持った彩風さんはカッコいいブルーム船長でしたが、

白いスーツに笑顔の彩風さんがそのポーズをすると、可愛いハーイ🤚になってしまうんですよね😅

彩風さんも何かを感じられたのか、手を上げる前の敬礼のポーズをして「こういう感じ?」と提案されました。

そのポーズがとてもステキだったので、そちらに決定✨

 

 

彩風咲奈退団記者会見5

 

写真撮影が終了し、「ありがとうございました。」と一礼し、微笑みを残して

大きな拍手に送られ会場を後にされた彩風さん。

このような状況の中で行われた記者会見。

どんな質問にも決して逃げることなく、真摯に誠実に美しい言葉で穏やかに安定した心で答えられた

聡明な彩風さんへの尊敬の思いのこもった拍手だったと私は思います。

 

彩風咲奈さんの今後の予定です。

 

彩風咲奈ドラマティック・リサイタル『ALL BY MYSELF』

4月15日(月) 〜 21日(日) <相模女子大学グリーンホール>

5月4日(土) ~ 8日(水) <NHK大阪ホール>

 

退団公演は、宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-

 

退団公演についても記者会見でお話しされました。

「自分ができる最大のパフォーマンスができる時期はこのくらいかなって思っていたところに、

『ベルサイユのばら』というお話しをいただいて、新人公演でさせていただいたことももちろんですし、

そもそもわたくしが宝塚を目指したきっかけが初めて観た2001年の『ベルサイユのばら』で

 (頬をポッと紅潮させて😍)、ここに入りたいと思った作品でしたので、

すべてのご縁が繋がっているような気がして、ぜひフェルゼンで退団をしたいなと思いました。」

とおっしゃっていました。

 

宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-

7月6日(土) ~ 8月11日(日)<宝塚大劇場>

 

東京公演までの間にディナーショーがあります。

8月14日(水)・15日(木) <東京会場>

8月19日(月)・20日(火) <大阪会場>

 

8月31日(土) ~ 10月13日(日) <東京宝塚劇場>

宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-

 

10月13日(日)、雪組トップスター彩風咲奈さんは宝塚歌劇団を卒業されます。