元宝塚歌劇団 星組 彩園ひなさん
樽井美帆です![]()
宝塚歌劇の夢と情報をお届けする『レビュー・ステイション』
4月25日(土)は、スペシャルゲストデイをお届けしました!
お迎えしたのは、
元宝塚歌劇団 星組 彩園 ひなさん![]()
2015年『1789』初舞台を踏まれた101期生。
2024年、『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』・『VIOLETOPIA』で退団されました。
ナチュラルで自然体な美しさをまとい、まるで内側から発光されているかのような彩園さん。
退団されて、ちょうど2年。
「あっという間の2年間でした。」とおっしゃっていました。
宮崎県串間市ご出身の彩園ひなさんの宝塚歌劇初観劇は、
2007年の宙組全国ツアー宮崎公演『バレンシアの熱い花』・『宙 FANTASISTA!!』。
当時トップ娘役だった陽月華さんの美しくかっこいい姿に心を奪われ、
在団中もずっと陽月華さんのようになりたいと思っていらっしゃったそうです。
2023年の星組全国ツアー公演で、なんとご自身が宝塚を目指すきっかけとなった
『バレンシアの熱い花』にご出演!
「絶対にこの公演メンバーに入りたい!」思われた彩園さん。
選ばれた瞬間は心の底からうれしかったそうです。
お稽古場で、当時客席から見ていた場面を自分が演じている現実に大感動。
初観劇の記憶が鮮やかに蘇ったそうです。
マヌエラという踊り子の役を情熱的に演じられた彩園さん。
「かつての自分のように、この舞台を見て宝塚に入りたいと思ってくれる
未来のタカラジェンヌが生まれたらいいな」という祈りを込めて全国を回られたそうです。
宝塚の舞台では、フランス・アメリカ・日本といった国々が舞台になることが多い中、
9年間在団された彩園さんが出演された作品の舞台は、
オーストリア・イギリス・ドイツ・中国・イタリア・ジョージア・スペイン、
そして一番多かったというインドまで、驚くほど多岐にわたります。
国ごとの違いを表現するために最も意識されたのがメイクだそうで、
作品によっては肌の色を濃く塗ったり、白塗りにしたり、
肌の色に負けないようアイシャドウを青っぽい色にするなど、
照明とのバランスも考えて徹底的に工夫を凝らされていたそうです。
さらに娘役さんならではのこだわりとして、爪先にも魂を込めていらっしゃいました。
アメリカの方を演じる時は、自己主張のある女性を意識して派手なネイルに。
パワフルな女性を演じたインドが舞台の作品の時は、
ずっと踊っていたこともありオレンジなどの鮮やかな色にも挑戦されました。
一方で、日本物の作品のときにはマットネイルを駆使して自爪に見えるようにしたりというお話に、
娘役の美の追求の深さを改めて感じました。
彩園ひなさんという美しいお名前は、お父様が付けてくださったそうです。
3月3日のひな祭り生まれであることから、
本名の「ひな」という響きをどうしても芸名に使いたくて、
お父さまに「ひなに合う名字を考えて!」とお願いされたそうです。
彩園ひなさんというお名前は第6希望だったそうですが、
お名前の通り舞台を鮮やかに彩ってきた彩園さんにぴったりですよね🌈
初舞台『1789』にも、8年の歳月を経て2023年に星組生として再び出演するという、
ドラマティックな再演の巡り合わせがありました。
初舞台生だった当時は自分たちのことで必死な中、「パレロワイヤル」の場面でカゲコーラスを担当。
上級生の方々が踊る姿を影から見つめ、
「なんてかっこいいんだろう、自分もいつかこうなりたい」と憧れていたそのポジションに、
8年後、成長した自分自身の足で立たれたのです。
同じ作品の同じ場面ということで、ご自身の成長をとても実感することができたそうです。
2015年、入団1年目で出演された『ガイズ&ドールズ』。
ハリー・ザ・ホース役の壱城あずささんからは、メイクのアドバイスを毎日受けていたそうです。
「もっと可愛くなりなさい!宝塚は美しくいなきゃダメ!」と愛のあるカツを入れてもらう毎日。
同期の星蘭ひとみさんと二人で「今日可愛いって言ってもらえた!」とキャッキャと喜びながら、
日々美しさを追求されました。
2016年の『こうもり』では、天寿光希さんとペアを組まれました。
まだ貴族の大きな衣装のさばき方の経験が少なく、娘役としての美しい魅せ方を勉強中の彩園さんに、
天寿さんは優しくたくさんの具体的なアドバイスをしてくださったそうです。
ご自身の見せ方だけでなく、組全体を広い視野で見つめる上級生から、
彩園さんは日々たくさんの愛情を受け取ってこられました。
2022年『GRAN CANTANTE!!』の全国ツアーバージョンで、
礼真琴さんと共に踊った「パティオの祭り」の場面。
本公演で音波みのりさんがされていた大役を引き継ぐプレッシャーの中、
礼さんの圧倒的な歌とダンスの足を引っ張らないよう、
いかに色っぽくセクシーに伸びやかに踊るかを毎日追求されたそうです。
さらに、礼真琴さんとの最高の思い出の公演として挙がったのが、
舞浜アンフィシアターでの『VERDAD!!』です。
大劇場とは違う特殊なステージで、役としてではなく「彩園ひな」という
一人のタカラジェンヌとして舞台に立ち、礼さんの素晴らしい歌声に包まれて踊ったりした日々は、
とても楽しく勉強になったそうです。
思い出のセリフとして披露してくださったのは、
退団公演『RRR』で演じられたチャリタのお母さん役の
「本当にありがとうございました」という一言。
劇中で礼真琴さん演じるビームに向けられたこのセリフは、
彩園さんご自身の想い、そしてこれまでお世話になった全ての方々への心からの感謝の気持ちと
完全にリンクした特別なセリフだったそうです。
この公演で親子役を演じ、彩園さんのお手伝いをされていたのが、
下級生の茉莉那ふみさん。
「ふみちゃんは本当に賢くて、可愛くて、何でもできる最強の娘役さん!」と
愛おしそうにおっしゃっていました。
今後の茉莉那ふみさんの活躍を客席から見ることが、
彩園さんの宝塚観劇の大きな楽しみだそうですよ😊
さらに『RRR』の再演が決まり「チャリタをやるのかな?」と、
今からワクワクが止まらないご様子でした。
在団中、ファンの方々から毎日届いたお手紙にも感謝されている彩園さん。
「宝塚は本当に愛に溢れた場所でした」とおっしゃっていました。
現在は、宝塚歌劇団時代に培った体づくりなどをベースに、
姿勢と呼吸とピラティスを組み合わせた「骨格ボディメイク」のレッスン講師をされています。
体重を落とすだけでなく、姿勢を整えてタカラジェンヌのような美しい身体を作るという
彩園さんのレッスンは、現在オンラインレッスンも準備中とのことで、
全国どこからでも受けられるようになるのが今から待ち遠しいですね。
また、KIEミュージカルスクールで未来のタカラジェンヌを目指すみなさんに、
ダンスやバレエの指導をされているほか、
芦屋の芦屋で「Plume+ after school」で「非認知能力」の講師を、
そして宝塚南口駅直結の「すみれの花保育園」では、0歳児から2歳児を対象とした
バレエの講師をされています。
小さなうちから足腰を動かすことは脳の活性化に良いそうですよ。
「9年間の充実した時間を振り返ることで、今の自分からさらに上を目指したいと思える、
本当に貴重で楽しい1時間でした!」と、
これからの未来に向けて満面の笑顔を見せてくださいました。
とても自然体で周りを明るく照らす優しい笑顔と、舞台上でも惹きつけられた豊かな表情が
本当に美しい彩園ひなさんでした。
YouTubeライブのアーカイブはこちらです!
✨2026年4月25日『レビュー・ステイション』(彩園ひなさん)✨
彩園ひなさん、ご出演くださいまして本当にありがとうございます!











