2026年 宝塚音楽学校 すみれ募金
樽井美帆です![]()
5月29日(金)、宝塚音楽学校2026年度「すみれ募金」が実施されました。
今年会場となったのは、宝塚大劇場の改札の中。
改札口から正面のT階段までの間のスペースです。
昨年は、改札の外のスペースで行われました。
改札の中で行われたのは、初めてだということです。
今年も、人の流れが整理され、一方通行で進むという形がとられ、
誘導もしっかりとされていて、とても安全にスムーズに進行していました。
また、写真撮影は今年も一切禁止でしたが、みなさんルールをしっかり守られ、
生徒のみなさんとの一瞬の短い交流を大切にしながら募金をされていました。
数年前から比べると、すみれ募金の雰囲気も随分と変わりましたね。
お客様と生徒さんの安全面・健康面がしっかりと考えられての開催となっています。
今回、募金活動に参加したのは、114期予科生と113期本科生。
合わせて79名の生徒さんが参加されました。
予科生は10時~10時30分、本科生は10時30分~11時、
それぞれ30分間ずつ募金への協力を呼びかけました。
宝塚音楽学校の生徒のみなさんは、色とりどりの華やかな着物にお揃いの緑の袴姿。
4月に入学されたばかりの予科生のみなさんは、
明るく淡い色合いの可愛らしい着物の方が多いかなという印象でした。
男役志望の生徒さんも淡い色の着物の方が多くて、濃い色を着ていらっしゃる方も柄は小ぶりで、
かわいらしい印象の着物が人気なのかなと感じました。
本科生のみなさんの姿には、たった1年でここまで成長され雰囲気が変わられるのねと、
毎年驚いてしまいます。
着物の着こなしもお顔も凛々しくなられて、
立ち姿と笑顔が自信に満ちあふれていて堂々とされています。
深味のある色やハッキリした色合いの着物、
また古典柄や大ぶりな柄の着物の方が多いのかなという印象でした。
赤やピンク色の着物が人気の年があったり、白地に色鮮やかな花柄の着物の方が多い年があったり、
濃紺・紫・黒などの華やかかつカッコイイ着物が人気だったりと、
毎年生徒のみなさんが着られる着物を見るのも、とても興味深く楽しいです。
ヘアスタイルは、男役さんは、予科生・本科生ともにリーゼント。
娘役さんは、おだんごヘアに緑色のリボン飾りを付けられていますが、
予科生と本科生のおだんごヘアにはちょっとした違いがあります。
予科生は、分け目のないおだんごヘア。
高い位置でまとめていらっしゃいます。
本科生は、お顔立ちに合わせて、それぞれ分け目をつけるなどのアレンジを
加えていらっしゃいました。
約10人ずつ、4つのグループに分かれての募金活動。
ラベンダー色のテーブルクロスがかけられた机が置かれ、募金箱が置かれています。
募金をすると、すみれの造花やビオラの種が記念にいただけていた時代もありましたが、
昨年から、スミレ色のチケットフォルダーが記念の品になりました。
チケットフォルダーは、生徒さんからの手渡しです。
これはうれしいですよね!
生徒のみなさんも、しっかりお一人お一人の目を見て渡していらっしゃいました。
立ち位置もずっと同じ位置ではなく、チケットフォルダーを何人かに渡すと
同じテーブル内で立ち位置を入れ替えて、みんなが平等に役割を担うように工夫されています。
募金活動は予科生からスタート。
初めてお客様と接する機会で緊張しながらも、笑顔で使命感をもって募金活動をされた
ほやほやで可愛らしい予科生のみなさん。
しっかりと声を出して一生懸命募金への協力を呼び掛けていらっしゃいました。
男役さん・娘役さんともに、可愛らしい10代の声ですね。
予科生の初々しい笑顔に、募金をされるみなさんもホッコリされているように見えました。
優しい笑顔を交わしあっていらっしゃいました。
制服姿の高校生も募金をされていました。
その高校が公式Instagramに、この日のことをあげていらっしゃいます。
和歌山県のりら創造芸術高等学校という芸術を学ぶ高校のみなさんだったんですね。
その投稿を見てみますと、宝塚歌劇の観劇は、毎年恒例となっているそうで、
今回は現在上演中の宙組を観劇。
観劇の前にすみれ募金活動に参加されたそうです。
そしてなんと、こちらの高校から宝塚音楽学校に進学された卒業生がいらっしゃるということで、
「元気に活動している姿を見ることができました」と書かれていました。
「自分たちも!」と未来の可能性を強く実感する最高の時間となったそうですよ。
予科生と入れ替わるために登場した本科生は、美しく堂々とした所作と笑顔。
歩く姿から美しいです。
募金に来てくださったみなさんを笑顔でお迎えしたい、
募金活動の趣旨をしっかりお伝えするんだという気持ちがあふれていました。
昨年に引き続き2回目のすみれ募金となった本科生のみなさんは、
実際にお客様を目の前にすることにより、
より一層舞台人としての自覚を身につけられたんだなと感じました。
一つ一つの経験を大切に、成長していかれているのですね。
そして、声を聞いただけで、男役さんか娘役さんかが分かるくらい、
舞台人としての声が出来上がってきているなと感じました。
また、視野が本科生のみなさんは広いなという印象を受けました。
目の前のお客様だけでなく、先々まで見越して動きを把握し、
愛あふれる笑顔でお客様を包んでいらっしゃいました。
募金に来られた方の列は途切れることなく、何周もされている方もいらっしゃいました。
募金活動終了後、113期本科生の集合写真が撮影されました。
募金活動終了後、本科生代表生徒4名のみなさんにお話しを伺いました。
インタビューに答えてくださったのは左から
千葉県市川市出身・青木さら(あおき・さら)さん
東京都品川区出身・西手凜佳(にしで・りんか)さん
兵庫県宝塚市出身・廣田栞(ひろた・しおり)さん
大阪府枚方市出身・稲田花怜(いなだ・かれん) さん
★すみれ募金を終えての感想
廣田栞さん
本日たくさんの方に足をお運びいただき、とても感謝しております。
小児がんとたたかう子どもたちとそのご家族の、少しでも力になれればと思い
参加させていただきました。
このような機会をいただきとても感謝しております。
西手凜佳さん
今年もすみれ募金に参加させていただき大変うれしく思います。
会場に足をお運びくださったお客様をはじめ、ご尽力いただいたすべての皆様に
感謝の気持ちでいっぱいでございます。
チャイルド・ケモ・ハウスで病気とたたかう子どもたちやそのご家族に、
温かな幸せが訪れますよう少しでもお力添えができればと思い参加させていただきました。
稲田花怜さん
チャイルド・ケモ・ハウスさんから、小児がんや病気でたたかっている子どもたちの
お話を聞いた際は、とても胸が苦しくなり涙が出たのですが、
本日このような機会をいただき、お客様にたくさん募金の協力をしていただき、
少しでも病気でたたかう子どもたちやご家族の皆様のお力になると思うと、
とてもうれしい気持ちでいっぱいです。
青木さらさん
本日は、たくさんの方々にすみれ募金にご参加いただき、
大変うれしい気持ちでいっぱいでございます。
チャイルド・ケモ・ハウスの活動を、少しでも多くの方々に
知っていただける機会となっておりましたら幸せでございます。
より多くの方々と一緒に、チャイルド・ケモ・ハウスの活動だけでなく、
小児がんや病気とたたかっている子どもたちとそのご家族の皆様が幸せに暮らせるように、
少しでも力になれたらと思います。
★昨年に続いて2度目のすみれ募金でしたが、
昨年と比べて工夫できたことや成長を感じたことを教えてください。
廣田栞さん
昨年は、明るく元気よくただお話しするだけだったと思うのですが、
今年はお一人お一人の目を見て挨拶ができたかなと思っております。
113期一同で声を合わせて大きな声でできたことが成長できたところかなと思っております。
西手凜佳さん
昨年は1回目の参加だったので、緊張して声が震えてしまったこともあったのですが、
今年は一人一人のお客様の笑顔を見て、私も心が柔らぎすごく明るい気持ちで
ご挨拶ができたと思います。
稲田花怜さん
なかなか普段お客様と接することがないので、とても今日も緊張してしまったのですが、
お客様からの温かい言葉をいただき、とても温かい気持ちになりました。
青木さらさん
2回目のすみれ募金参加ということで、昨年の1度目よりかは少し緊張は和らいで
参加できたと思います。
何よりお客様からの温かいお声掛けがあったからこそ、
私たちもこのように明るく参加させていただきましたので、大変感謝の気持ちでいっぱいです。
★来場者のみなさんからどんな言葉をかけられ、どんな思いを持たれましたか?
廣田栞さん
ご参加いただいた方から、頑張ってねとお声掛けいただきとてもうれしいです。
温かいご声援をいただいたので、そのご声援を胸にこれからも精進してまいりたいと思っております。
西手凜佳さん
数え切れないほどたくさんのお客様から、頑張ってね、応援しているよとご声援をいただきました。
こんなにも応援してくださっている方がいらっしゃることを、
あらためて感じ胸がいっぱいになりました。
同期とともに切磋琢磨し合いながら、夢と希望をお届けできる舞台人になれるよう、
より一層精進してまいりたいと思います。
稲田花怜さん
たくさんの方から、頑張ってねや、初舞台がもうすぐだねと言っていただき、
とても励みになりました。
今後は音楽学校での生活の一日一日を大切に同期とともに精進してまいりたいと思います。
青木さらさん
たくさんの方々に、初舞台まであと一年だねというふうに声をかけていただきました。
一年間というものは、大変あっという間に過ぎてまいりますので、これからは一秒一秒大切に、
同期と一緒に113期一丸となって精進してまいりたいと思います。
★すみれ募金のための準備段階から今日の募金活動を終えるまでの間で、
印象に残っていること、感じたことを教えてください。
廣田栞さん
113期全員で集まり、どのようなお声掛けをしたら、元気よく挨拶ができるかを話し合いました。
一人ずつが大きな声を出して明るく元気にすることで、
その声が病気とたたかっている子どもたちに届くかなと思ったので、
本日は明るく元気にやることを考えました。
西手凜佳さん
やはり、チャイルド・ケモ・ハウスの理事の方からお話を伺ったことが、一番印象に残っております。
思わず涙がこぼれるほど胸を打たれ、私にできることは何かないかなというふうに、
日頃から考えるようになりました。
稲田花怜さん
小児がんや病気とたたかっている子どもたちやご家族の皆さんに、
少しでも元気をお届けできるよう、私たちからは大きな声でお声掛けをすることを意識しました。
何とお声掛けをするかをみんなで話し合った結果、
とてもお客様に伝わりやすい言い方になったかなと思います。
少しでもお客様に元気や笑顔をお届けできていましたらうれしいです。
青木さらさん
チャイルド・ケモ・ハウスの理事の方からお話を聞いて、映像も見させていただいたのですが、
大変胸が痛むもので、私たちはほとんどの者が涙をしました。
理事の方もつらい経験をされていらっしゃるのに、私たちに話して伝えてくださるというのは
大変なことだと思いました。
そうしてくださることに感謝をして、私たちも大きな声で明るく頑張ろうと、
少しでも声援が届くようにしたいと思い頑張りました。
★大劇場の改札内ですみれ募金が実施された感想
廣田栞さん
昨年より大劇場に一歩近づき、とても感謝しております。
お客様に夢をお届けできる舞台人になれるよう精一杯頑張りたいなという思いが、
より一層芽生えました。
自覚と責任を持ち、これからも精進してまいります。
西手凜佳さん
ずっとずっと憧れ続けていたこの宝塚大劇場で、
すみれ募金をさせていただく機会を設けていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。
宙組さんの公演も今ここで行われておりますので、その宙組さんにも思いを馳せながら、
すみれ募金をさせていただきました。
稲田花怜さん
大劇場の中で募金活動をさせていただき、とても感謝の気持ちでいっぱいです。
先日、一個上さんの公演を見た際に、とても私たちにはまだまだできないようなことばかりで、
まだ未熟だなと思うこともたくさんあったのですが、一個上さんのようになれるよう
これからも精進してまいりたいと思います。
青木さらさん
この大好きな宝塚大劇場の中でスミレ募金に参加させていただけたこと、
大変感謝の気持ちでいっぱいです。
また今、宙組の公演に1個上の112期生の方々が初舞台に励まれていらっしゃいますので、
それも合わさって大変うれしい気持ちでいっぱいです。
思いを一生懸命言葉にしてくださった代表生徒4名のみなさんでした。
生徒のみなさんはすみれ募金を開催するにあたって、チャイルド・ケモ・ハウスの理事の方から
お話しを聞き、勉強された上で、募金活動にのぞまれたそうです。
この日のすみれ募金来場者数は、約2,000人。
募金総額は、1,106,074円。
募金はすべて、「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付され、
小児がんや難病の子どもたちが、治療中でも家族とともに家のような環境で過ごすことのできる
『チャイルド・ケモ・ハウス』の運営などに活用されます。


























