元月組トップスター 真琴つばさ ニューアルバム発売記念イベント
樽井美帆です
元宝塚歌劇団 月組トップスター 真琴つばささんの
ニューアルバム発売記念トーク＆サイン会が、
１２月１０日（土）タワーレコード梅田ＮＵ茶屋町店にて
開催されました。
約６年ぶりに発売されたアルバムのタイトルは
『眠れない夜にあなたのそばにいたい』
カバー１０曲と新曲、全１３曲を収録した、初の邦楽カバー集で、
１９７０年から８０年代のニューミュージックを中心に収録されています。
イベント前に真琴つばささんにお話を伺いました。
登場した真琴つばささんは、
襟元に黒いファーがついたグリーンのジャケットに黒のパンツ、
そして膝上まで長さのあるスターブーツ
クリスマスが近いことを意識して選ばれた衣装だそうです
見とれるほどの美しさ
気さくでお優しくて感動しました。
収録する曲は、各方面から募集し選曲されたそうです。
『案山子(さだまさし)』と『いっそセレナーデ(井上陽水)』は、
真琴つばささんのリクエストで収録が決定したもの。
『案山子』は、お父さまへのオマージュとして、
『いっそセレナーデ』は、ふとしたときに口ずさんでいる曲
なのだそうです。
新曲『Desert Rose』は、大河ドラマ「真田丸」で
豊臣秀次を演じ話題になった俳優でシンガーソングライターの
新納慎也さんの作詞作曲。
もうすぐアルバム発売という時に亡くなられたりりィさんの
『私は泣いています』も収録されています。
お手紙を書こうかと悩んでいたので、衝撃と悲しさと後悔が・・・
「遅くないから」と、もう一人の自分に背中を押されて、
ご家族あてにお手紙を書かれたそうです。
『酒と泪と男と女』の河島英五さんのご家族にもお手紙を書いたら、
「英五の歌、これからも歌ってやってください」と
お返事をいただきとてもうれしかったとお話されていました。
ＣＤの帯に、濡れたビロード(ベルベット)のような魅惑的な声
と書かれていることに関して、杜けあきさんから
『えっ！まみの声ってベルベットボイス？』との声が！
ベルベットの一方方向だけでなく、逆なでした時のザラザラ感、
あの瞬間も私の声だと思っていただけたらとのことでした。
自分の歌や声について新しく発見したことについては、
イヤホンで今回のアルバムを聴いた時に、
『わぁ、理想の自分の思い描いていた声に近づいてきたんじゃないかな』
と思われたそうです。
今回のアルバムは、耳元で歌っている感じ。
宝塚時代の２０００人に対して歌うものから、
今回の一人の人へ対して歌うもの、すごい差があると思いますと真琴さん。
レコーディングの時も、低い声で歌う時はマイクを下げて、
台にもたれかかって歌い、そんな歌い方をした人は初めてだと
スタッフの方に言われたそうですよ。
今まで元気ドリンクみたいな存在になりたかったけれど、
いつかみなさまを暖める携帯カイロになりたいなと思っていたので、
いい入り口ができたな、扉が開いたなって思います。
これから１０年先の自分へのラブレターみたい、
未来へのメッセージ、自分への手紙みたいですねと
新しいアルバムについての思いを語ってくださいました。
トークショーでは、自分が座ったら
お客様に見えなくなってしまうからと立ったままで
トークをする真琴さん
ＣＤ買ってくださったの？
ありがとう！
どこから来られたの？
など、どんどん話しかけお客さまとの距離を縮めていかれました。
最後は、お客さまとフォトセッション
みんなで『つばさマーク』
私、こっそり真琴つばささんに伺いました
『真琴つばささんが眠れない夜はありますか？
そんな夜はどうされていますか？』
もう毎晩ですね～
とことん寝なかったり、ストレッチはじめたり～
とのお答えでした