月組公演『グランドホテル』初日囲み取材
樽井美帆です
1月1日、初日公演終演後
舞台上にて囲み取材が行われました。
出席されたのは、客席で初日公演を観劇された
『グランドホテル』オリジナル演出・振付・特別監修のトミー・チューンさん
初演トップコンビの涼風真世さん、麻乃佳世さん
そして月組新トップコンビの珠城りょうさん、愛希れいかさんです。
珠城りょうさん
初日を終えて思うことは、本当に宝塚は愛にあふれていて
あたたかいところなんだなということをあらためて感じております。
『グランドホテル』・『カルーセル輪舞曲』この二つの作品で
新生月組スタートさせていただきましたこと、
私個人といたしましては月組主演男役としてみなさまの前で
お披露目させていただけましたこと、本当に幸せに思っております。
みなさま本当にありがとうございます。
愛希れいかさん
私も本当に宝塚の愛というものをとっても感じた初日でした。
すごく緊張してしまったんですけれども、お客さまのあたたかさに、
そしてスタッフのみまさまのあたたかさに支えられて
無事初日の幕を閉じることができて本当に幸せです。
今は心が震えております。
千秋楽まで精一杯頑張りたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
トミー・チューンさん
2017年の新年を迎えるにあたって、これほど私にピッタリな場所はないと思います。
24年を経て、またここに来ることができて、
月組という素晴らしい組と一緒にグランドホテルという作品を演出できたことを
大変光栄に思います。
宝塚は一番好きな場所なので、これからもかかわりを持てたらと思っています。
涼風真世さん
珠城さん・愛希さん、トップお披露目公演おめでとうございます。
素晴らしい初日で、客席にいてこんなに誇らしく
こんなに幸せなことはありませんでした。
お身体に気をつけて明日からも舞台頑張ってください。
宝塚は永遠だと私も感じました。
これからは月組OGとして宝塚のOGとしてもっともっと歌劇を観にきます。
これからも頑張ってください。
宝塚万歳!
麻乃佳世さん
初日おめでとうございます。
グランドホテルは思い出がたくさんある作品なんですけれども、
今日拝見して、素晴らしいことをさせていただいていたんだな
という感動とともに、それを受け継いでくださっている宝塚歌劇団を
本当に誇りに思いました。
最近では、宝塚歌劇団の出身という大きいくくりでしか
感じていなかってのですけれども、
今日お披露目公演・初日・元旦、色んな初めてということに接して、
月組素晴らしいって思いました。
これからも宝塚全体もそうですけれども、月組を背負って
頑張ってください。
●珠城りょうさんが回転扉から出てきたときの感想は?
トミー・チューンさん
スターが生まれたと思いました!
トミー・チューンさんは、涼風真世さん・麻乃佳世さん
珠城りょうさん・愛希れいかさんのことが愛おしくてしょうがないという感じで、
サウンドオブミュージックのマイフェイバリットシングズの替え歌で、
『真世・佳世・りょうエンドれいか♪』と歌っていらっしゃいました。
●新月組トップスター珠城りょうさんの印象について
涼風真世さん
初々しく神々しく、優しくもあり、でも強さを感じ
月組を背負っているたくましさも感じました。
これから体中からにじみでるようなトップスターになられると思います。
明日からも睡眠は十分とって、おいしいものをいっぱい食べて頑張ってください。
珠城りょうさんは『はい、はい』とお返事をしながら
一生懸命アドバイスを聞いていらっしゃいました。
麻乃佳世さん
涼風真世さん・天海祐希さんのトップお披露目公演を体験しましたが、
真ん中に立つべき方の神々しさとオーラはすごいなと感じました。
●観劇して当時のことで思い出したことは?
トミー・チューンさん
1993年のデジャブーのような感じがしましたが、
公演を重ねるごとに必ず毎回毎回一歩ずつ前進して進歩があると思っています。
涼風真世さん
私の退団公演でしたので、月組の仲間のことや当時のスタッフのみなさん、
そしてファンのみなさんの熱い思いを、なぜか客席でまた体感できました。
宝塚って素晴らしいところだなとあらためて感じました。
麻乃佳世さん
涼風さんの退団公演だったので、涼風さんの愛を
オットーからフラムシェンとしてとってもいただいたことを思い出しました。
フォトセッションでは、きちんとポーズをする珠城さん・愛希さんに
涼風さんが『みんなまじめだから~』と声をかけ緊張をほぐしていらっしゃいました。