元花組トップスター 蘭寿とむＣＤリリース記念イベント
樽井美帆です
２０１５年１１月１４日(土)午後２時から、
阪急西宮ガーデンズ４階 スカイガーデン・木の葉のステージにて
元花組トップスター蘭寿とむさんファーストアルバム『L’Ange(ランジュ)』
リリース記念ミニライブ＆特典会を開催されました。
この日集まったのは６００人！
朝から降っていた雨もやみ、ライブスタート
蘭寿とむさんが『POP STAR』(オリジナル：平井堅)を軽快に歌いだすと
会場には手拍子と幸せな笑顔が広がりました。
ステージ後方のお客さんにも笑顔で手を振る蘭寿とむさん。
西宮に戻ってきました～！
私は晴れ女なので絶対晴れると思っていたので晴れてうれしいです！
西宮市出身の蘭寿さん。
この日もすぐ近くの実家に寄ってから会場に入られたそうです。
いつも来ているところで歌う日が来るなんて思ってもみなかった。
お話をいただいた時、本当に驚いたとお話されていました。
宝塚OG・歴代トップスターによる“昭和歌謡”カバーアルバム
『麗人REIJIN -Showa Era-』で、蘭寿さんは坂本九さんの『心の瞳』という曲を歌われました。
その時に、あなたの声は人の心にスッーを入ってくるから
ぜひアルバムを出してみないかというお話がきたそうです。
それはとても光栄なことなので、ぜひチャレンジさせてくださいとお返事をされ、
今回のアルバムリリースになりました。
ファーストアルバム『L’Ange(ランジュ)』には、１２曲収録されています。
オリジナル５曲、カバー７曲。
オリジナル５曲のうち２曲は、蘭寿さんが作詞を手がけています。
ファーストアルバム『L’Ange(ランジュ)』は、発売日オリコン１９位ランクイン！
うれしくてうれしくてヤッター！
みなさんが聴いてくださっているんだなと実感されたそうです。
ミニライブは、ファンのみなさんとの会話もはさみながら楽しく進行されました。
朝４時から並んだファンの方がいたことを知り、『ウソでしょ～！』と驚く蘭寿さん。
そのファンの方が、西宮市上ヶ原から来られたと言うと
『分かりますよ、上ヶ原。そこにある歯医者に通っていましたから。』
とうれしい地元トーク。
蘭寿さんは小学生のころ、上ヶ原の歯医者さんに通っていらっしゃったそうですよ。
続いて歌われたのは『会えない時間』
アルバムの中で１番最初に生まれた曲です。
蘭寿さんが作詞、菊池一仁さんが作曲されました。
『どういう曲にしたいの？』と菊池さんに尋ねられた蘭寿さんは
『ラブソングをお願いします！』
蘭寿さんがストーリーと詞を考え、菊池さんが曲を作られました。
二人が別々に作ってきたのに、なんと曲と歌詞がピッタリあい、本当に驚かれたそうですよ。
この曲の途中から雨が少しずつ降り始めてきました
『やむように言っといたんですけどね。
カッパ着てくださいね。意地はらなくて大丈夫です。
待ちますよ。大丈夫ですか？』
優しくカッコイイ蘭寿さん
『歌詞がとってもステキなので、歌詞にのせて私の気持ちを届けたいです。』
３曲目は、『君に贈る歌』～song For You～
ライブ終了と同時に激しい雨が降り始めました
空はしっかり蘭寿さんとの約束を守ってくれたんですね。
『Blooming』も蘭寿さんが作詞を担当された曲で、
曲を聴いた瞬間に作詞をさせてくださいとお願いされたそうです。
現役時代からコンサートなどでは作詞をされていた蘭寿さん。
西宮の海に行くと詞が出てくるそうで、今回も神戸の海と西宮ヨットハーバーへ
行かれたそうです。
とてもいいお天気で陽射しも強くて、『あの光の彼方まで』という言葉が浮かんできたと
おっしゃっていました。
応援ソングになればいいなという思いが込められているそうです。
よく優等生と言われますが、自分は器用な方ではなく、
何回も重ねていかないとできないタイプなんですよと蘭寿さん。
お芝居やダンスのない、歌だけのライブは初めて。
はじめは間奏踊った方がいいのかなと思ってしまいましたが、
自分の声に向き合い表現し、みなさんとアイコンタクトすることができ、
パワー送って盛り上がってくださっているのが分かったそうです。
涙して聴いてくださっている方もいらして、心動かして聴いてくださっている
みなさんの表情がよく見えたとおっしゃっていました。
またこの日は花組の下級生も会場に！
サプライズすぎてビックリされたそうですよ！
男役と音域がぜんぜん違うので、これまで使っていなかった部分をトレーニングし、
声がかわってきたそうです。
自分でもあまり聞かなかった自分の声になっていてうれしかったとお話されていました。
歌っていきたい曲がいっぱいある！可能性を広げていきたい！と蘭寿さん。
芸名の由来、人に夢を届ける天使からアルバムのタイトルを『L’Ange(ランジュ)』
ジャケットも天使をイメージしたものになっています。
レスリー・キーさんが、天使という大きなイメージの中で撮られたそうです。
『つばさ』(オリジナル：本田美奈子)、『POP STAR』にも、羽を広げという歌詞が入っています。
自分に制限にかけないでチャレンジしていきたい。
今は挑戦です。
来年２０周年なので何かできたらいいな。
夢はふくらみますと目をキラキラさせていらっしゃいました
今回は、なんと『レビュー・ステイション』単独インタビューをさせていただきました！
その模様は、１１月２０日(金)・２１日(土)に放送させていただきましたが
いかがでしたでしょうか？
朝４時から６００人の方が並んでくださったことは、すごくうれしかったとおっしゃっていました。
マイクチェックをしている時からキャーと歓声をあげられたファンのみなさんの喜びに対しては、
関西に帰ってきてくれた、おかえりというみなさんの思いが感じられて
私もただいまという感じでしたと蘭寿さん。
出身地西宮で歌えたことがうれしかったそうです。
当日の衣装については、ハッピーな感じの赤のハイネックのニットに、
黒レザーのハーフパンツにしましたと、少し男役感を意識して選ばれたとのことでしたよ。
野外ステージで歌った感想については、声が散っていくっていうのはありますが、
お客さまの表情がより見えて、どういう感じで聞いてくださっているのかを
見ながら歌えました。
一緒に盛り上がったくださっている感覚があり、役や場面ではないところで
聞いてくださっているのが新鮮だったそうです。
今回のアルバムは、蘭寿さんセルフプロデュースです。
選曲や曲の順番を決めたりされています。
歌いたい曲やご提案いただいた中からステキだなと思った曲を選ばれたそうです。
明るいポップスからしっとりした曲へ、でも最後はやっぱりハッピーに
聞いていて飽きないように曲順を選ばれたとのことです。
宝塚在団中から『進化』という言葉をよく使われていた蘭寿さんに、
現在の進化具合についてお伺いしてみました。
新しい挑戦を続けているので、進化し続けているのかなと思います。
そして、『レビュー・ステイション』を聴いてくださっているみなさまへ
メッセージをいただきました！
はじめてＣＤをリリースさせていただきました。
バラエティーに富んだ曲調のもが揃っております。
オリジナル曲・素晴らしいアーティストの方々のカバー曲もありますので、
気分に合わせて曲を選んでいただいてもいいですし、
全部流して聴いていただいてもいいと思います。
曲から元気だったり勇気だったりパワーをもらっていただけたらと思っておりますので、
楽しんで聴いていただけたらうれしいです。
１１月２０日(金)・２１日(土)の放送では、蘭寿さんに選んでいただき曲紹介をしていただいた
『会えない時間』をお届けしました。
また、インタビューの最後には『レビュー・ステイション』お別れの際のごあいさつ
『CIAO!!』蘭寿とむさんバージョンをいただきました！
蘭寿とむファーストアルバム『L’Ange』(１０月２１日リリース)
通常版のほか、【生産限定盤ＣＤ＋ＤＶＤ】も販売されています。
まるで女神のような白い衣装で優しく歌う蘭寿とむさんや、レコーディング風景が収録されています。
蘭寿とむさんの様々な歌声、メッセージが詰まったアルバム、ぜひお聴きくださいね
