宝塚歌劇の殿堂リポート

安來茉美です

先週の「レビュー・ステイション」では宝塚歌劇の殿堂リポートをお送りしました。

宝塚歌劇の殿堂は、宝塚歌劇100周年を記念して、宝塚歌劇の発展に大きな貢献をした方々を紹介する宝塚大劇場内の施設です。開館は2014年4月。

宝塚歌劇団の卒業生やスタッフを写真などで紹介したり、ゆかりの品も数多く展示しています。

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宝塚大劇場のいちばん奥、キャトルレーヴ横のエレベーターを2階に上がると、そこが宝塚歌劇の殿堂の入り口です。

左右に開かれた赤い幕の中央に「宝塚歌劇の殿堂」の文字が書かれていて、その奥が受付です。

 

2階の第一会場は、殿堂ゾーン

第一会場から通じている階段をのぼると3階には、

第二会場の企画展ゾーン現在の宝塚歌劇ゾーンがあります。

 

★殿堂ゾーン★

「宝塚歌劇の殿堂」受付でチケットを購入したら、照明を落としたシックな佇まいが印象的な殿堂ゾーンに入ります。

歴史の重みを感じる、殿堂ゾーンの黒い壁一面に所狭しとかけられているのは、

宝塚歌劇の発展に大きな貢献をして殿堂入りされた、宝塚歌劇団の卒業生・スタッフの写真等が紹介されたパネル。また、ゆかりの品も数多く展示しています。その数なんと104名分!

見どころは何といっても美しい歴代スターの写真です

当時の写真でこんなに綺麗だったら実際はどれほど美しかったのだろうと、時代を超えた美しさに、ためいきが出ます。

宝塚歌劇の歴史をたっぷり感じることのできるゾーンです。

 

★企画展ゾーン★

★現在の宝塚歌劇ゾーン★

殿堂ゾーンから3階へ続く白い階段を上ったら、そこに広がるのは中央にきらびやかな衣装がずらっと並んだ第二会場です。

今回の企画展「スターの歴史展 花組編」が展示されている企画展ゾーン、そして現在は、前回の雪組公演『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』の衣装、小道具、舞台写真などを展示している宝塚歌劇ゾーンを同時に楽しむことができる会場です。

殿堂7

壁一面には宝塚歌劇各組紹介パネルと組のスターの年表パネル、そして花組編の企画展ということで、花組歴代スターの紹介パネルが飾られていたり、その下には花組歴代スターの衣装デザイン画などが展示されています。

殿堂6

 

そんな企画展ゾーンの見どころ、押さえておきたいポイントは次の4つです!

①間近で観られる豪華ステージ衣装

花組の歴代スターの衣装を間近で観る事ができます。

ステージ映えするスパンコールいっぱいの衣装は、それだけでも迫力&オーラが

②撮って、触って体験コーナー

体験コーナーも充実しています。

なんと花組公演で使われたシャンシャンを実際に持って撮影もできるのです。

殿堂8

また歴代スターの手形がいくつか展示されているのですが、実際手を重ねることもできました。手形に触れるだけでもパワーが

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③期間限定スタンプを押すべし!

毎週4点ずつ更新されていくスタンプコーナーも人気です。

文字だけでも物語が浮かび上がってくるようなデザイン性の高さ、そのこだわりを十分に感じることができるはず。

いつどのスタンプが展示されるのか知りたい方は、宝塚歌劇の公式HPから確認できますよ。

④花組歴代スターの名場面集を見よう!

これまでの花組公演で特にスターの魅力を堪能できるシーンをまとめたダイジェスト映像を観られるスペースもあります。

なんとこの企画展のために編集された完全オリジナルの映像!

およそ30分の映像で、モニター画面の前には椅子が並べられてゆっくり観る事ができます

 

もちろん宝塚歌劇ゾーンも堪能してきました。

七色の電飾がきらめく大階段の前で記念撮影!

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背負い羽根(レプリカ)を背負って、気分はタカラジェンヌです。

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『Greatest HITS!』で使用されたシャンシャン、

シャンシャン後ろにはお名前が書かれているので要チェックですよ!

 

今週6月2日(金)の「レビュー・ステイション」では、さらに宝塚大劇場内でいま楽しめるスポットについて取り上げますよ。どうぞお楽しみに

 

宝塚歌劇の殿堂

会場:宝塚大劇場内 2階、3階
営業時間:1回公演時 10時~17時/2回公演時 9時30分~17時

入館料:500円(税込、小学生から有料)入館チケットの販売は閉館の15分前まで
休館日:宝塚大劇場休演日

第10回企画展「スターの歴史展 花組編」

会場:宝塚大劇場内 宝塚歌劇の殿堂3階(企画展ゾーン)
日程:2017年4月21日(金)~8月14日(月)宝塚大劇場 雪組・花組・月組公演期間中