元宝塚歌劇団 雪組 亜聖樹さん
樽井美帆です
宝塚歌劇の夢と情報をお届けする『レビュー・ステイション』
11月3日(金)は、スペシャルゲストデイをお届けしました!
お迎えしたのは、
元宝塚歌劇団 雪組 亜聖 樹さん
2007年 93期生として『シークレット・ハンター』で初舞台。
雪組公演『Shall we ダンス?』・『CONGRATULATIONS 宝塚!!』で
2014年2月9日に退団されました。
亜聖樹さんは、大阪府立北野高校のご出身。
森繫久彌さん・手塚治虫さんをはじめ、政治や研究、芸能の世界で活躍されている方々が
多く学ばれた高校です。
お母さまが轟悠さんの大ファンでいらっしゃった亜聖樹さん。
本公演での初セリフは、轟悠さん主演の『オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-』。
それも幕前で、轟さんと二人だけのシーンで!
二人だけしか出ていない場面だったにもかかわらず、轟さんの大ファンでいらっしゃるお母さまは、
亜聖さんを見逃し初セリフも聞き逃してしまったそうです
公演が初日を迎える前、出演者のみなさんに手書きのお手紙を渡される轟悠さん。
そのお手紙は家宝として、お母さまが大切にされているのだそうですよ
『灼熱の彼方』~「オデュセウス編」では、彩風 咲奈さん演じるオデュセウスの
子ども時代を演じられました。
この公演では初めての歌のソロを
オデュセウスは、子ども時代と成長してからの性格が大きく違い、
その違いが大きければ大きいほど物語に影響するので、
違いが分かりやすく演じられるよう役作りをされたそうです。
でも、髪型だけは彩風さんと似せましたとおっしゃっていました。
歌が大好きな亜聖さん、オーディションで出演が決定した
『インフィニティ』-限りなき世界-への出演はとてもうれしかったそうです。
『JIN-仁-』 で演じられたのは、「を組」の火消し文二。
まといを振り回すには、かなりの腕力が必要だったそうです。
勇壮に、そしてヒラヒラしている部分がキレイに広がるように回すよう練習を重ねられた結果、
腕にかなり筋肉が付き、たくましくなったとか
『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編- 新人公演ではルイ16世。
本役の磯野千尋さんからは、毎日色々なことを教えていただいたそうです。
言葉少なく立っているだけで独特な雰囲気を出すことは、
とてもパワーが必要なのだそうですよ。
2013年から2014年にかけて上演された『Shall we ダンス?』新人公演 では、
奏乃はるとさんが演じた探偵のクリストファー役。
最高の役に出会えたという思いで退団されました。
現在は、舞台へのご出演、ボイトレ・ヨガ教室のインストラクターとしてご活躍です。
バリトン歌手であるお父さま田中由也さんと舞台で共演もされています。
亜聖樹さん、ご出演くださりありがとうございます!