元宝塚歌劇団 雪組 寿春花果さん
樽井美帆です
宝塚歌劇の夢と情報をお届けする『レビュー・ステイション』
3月30日(金)は、スペシャルゲストデイをお届けしました!
お迎えしたのは、
元宝塚歌劇団 雪組 寿春 花果さん
2008年 94期生として月組公演『ME AND MY GIRL』で初舞台。
雪組公演『一夢庵風流記 前田慶次』・『My Dream TAKARAZUKA』で
2014年8月31日に退団されました。
桜の花が満開のこの日、桜の花が大好きという寿春花果さんをお迎えしました。
春にピッタリのお名前ですね
桜色のワンピース姿もとてもステキでした
寿春花果さんが宝塚歌劇に出会ったのは、高校2年生の文化祭でした。
寿春さんが通われていた女子高で、先輩がミュージカルを上演。
演目は宝塚歌劇団宙組で上演された『激情』
主演をつとめた先輩の歌が素晴らしく、憧れの存在に。
そんな時、お友達が「これが本物の宝塚だよ」と、姿月あさとさん主演の『激情』の
ビデオを貸してくれたそうです。
そのビデオを見た寿春さんは一気に宝塚歌劇の虜に!
3歳からクラシックバレエを習い、数々のコンクールで入賞する実力を持ち
バレリーナを目指していたのですが、バレエとは全く違う宝塚の表現に魅了され
受験を決意されました。
しかし、ご両親は反対。
受験に関することは、自分一人で全部するからと宣言し、1度目の受験。
3次試験まで進みましたが、残念ながら合格にはいたりませんでした。
その頑張りを認めたご両親も全面的に応援されるようになり、1年後の2度目の受験で
見事合格されました!
合格発表を取り上げた当時の新聞に、ともに受験スクールでレッスンに励んできた
早乙女わかばさんと抱き合って喜んでいる姿の写真が掲載されたそうですよ。
卒業時にはクラシックバレエ優秀賞を受賞された2年間の宝塚音楽学校生活の後、
2008年『ME AND MY GIRL』で初舞台を踏まれました。
ラインダンスのほか、1幕ラストのランベスウォークで、
当時は比較的珍しかった2階席への客席降りを経験。
お客さまの反応を近くでダイレクトに感じ、当時の光景は今でもはっきりと
思い出しますとおっしゃっていました。
2014年、宝塚歌劇100周年の年、大好きな壮一帆さんとともに
『一夢庵風流記 前田慶次』・『My Dream TAKARAZUKA』で退団されました。
人間的にも舞台人としてもすべてにおいて壮一帆さんが大好きという寿春花果さん
『一夢庵風流記 前田慶次』では、傀儡子の女を演じられました。
舞台上には、前田慶次役の壮一帆さん・庄司又左衛門役の香綾しずるさん
庄司甚内役の月城かなとさん、そして傀儡子の女役の寿春花果さんの4人のみというシーンで、
『面白いお方・・・』というセリフを壮さんに言いながらセリ下がるというシーン。
最後に壮さんとお芝居ができて本当に幸せだったそうです。
幸せオーラをまとってらっしゃる寿春花果さん、
現在は女性が美しくなるための様々なサポートをされています
『Mimi-Libre』を主宰、美容を通してそれぞれの魅力に着目し、ビューティチャームレッスンを
定期的に開催。
また「大人のためのビューティーバレエ」でスタイルアップをサポートされています。
昨年、バレエをコンセプトにしたアクセサリーブランド「Pointe Mimi Bijou」も立ち上げられました。
詳しくは、寿春花果さんのブログ
https://ameblo.jp/adachu1987/entrylist.html
もしくは公式ホームページをご覧くださいね。
http://adachu0818.wixsite.com/mimi-libre
写真を撮る機会が多い春、写真を撮る時のコツを寿春花果さんが教えてくださいましたよ!
写真を撮る時はどうしても緊張し表情もこわばってしまいますよね。
リラックスし、自分らしい表情で写るためのコツ、それは・・・
「息を吐きながら写る!」
だそうです
ぜひお試しくださいね!
寿春花果さん、ご出演くださりありがとうございます!