2018年 宝塚音楽学校 すみれ募金
樽井美帆です
5月27日(日)、宝塚大劇場正面ゲート内にて
55回目の宝塚音楽学校すみれ募金が実施されました。
ゲートから大劇場入り口までの屋外スペースで行われます。
今年も、まだ5月とは思えないほどの暑さ
太陽が輝き、とてもいいお天気で陽射しも強かったです。
半袖の洋服で、じっとしていても汗が噴き出るほど
帰りに武庫川河川敷で食べたソフトクリームが美味しかったです!
音楽学校の生徒のみなさんは晴れ女が多いのでしょうか?
今回、募金活動に参加したのは
106期予科生40名と105期本科生40名
4月に入学したばかりの予科生のみなさんは、
この日がファンのみなさんへ初めてのお披露目となりました。
予科生が9時30分から10時15分まで、
本科生が10時20分から11時10分まで募金活動を行いました。
本科生の募金活動がはじまるころには、
11時公演を観劇されるお客様も加わりとても賑わいました。
今回集まった募金は、「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付されます。
長年ユニセフ募金への寄付でしたが、
一昨年から「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」への寄付となり、
今回は3回目となるチャイルドケモハウスへの寄付となります。
音楽学校生のみなさんは、色とりどりの華やかな着物にお揃いの緑の袴姿。
男役は、ブルー・紫・黒、濃紺の着物
娘役は、赤・ピンク・黄色、白の着物が今年は人気でしょうか。
大ぶりな花柄の着物が多く、
パステルカラーでもキリッとした雰囲気のものが多かったように私は感じました。
男役さんの髪型はリーゼント、
本科生の娘役さんは、前髪をきっちり上げておだんごヘアに太い緑のリボン、
予科生の娘役さんは、肩の長さの髪をスカーレットのようにくくり、
細い緑のリボンをつけています。
5人ひとグループとなり募金を呼びかけます。
強い陽射しの中、爽やかな笑顔で額に汗を輝かせ
『がんと闘う子どもたちのため、ご支援ご協力をお願いします!』
『当たり前の生活を諦めることのないようにご協力をお願いします!』
『ありがとうございました。』
と声をそろえて懸命に呼びかけていました。
舞台人を目指し、日々精進されているみなさんの発声はさすがですね。
本科生の男役の方の声は、予科生と比べて一段と低く感じました。
予科生の募金活動
本科生の募金活動
会場には、大勢の方がお越しになり募金をされ、
未来のタカラジェンヌと会話を交わし写真撮影も楽しまれていました。
これが、すみれ募金の魅力ですよね
あの娘役さんかわいい!
愛希れいかさんに似てる~!
あの男役さんタイプ!
様々な感想も聞こえてきました。
募金をすると生徒さんから『ありがとうございました』と
ビオラのタネが手渡されます。
昨年はパンジーのタネでした。
実は毎年花の種の種類が違うんですよ
ビオラの花言葉は、誠実
過去には、募金をするとすみれの造花が手渡されていた時代がありました。
会場で、OGのみなさんにお会いしお話しをさせていただいたのですが、
『自分が参加した時から20年ぶりに来たけど、雰囲気が全然違っててビックリ!』
『もっとゆったりした雰囲気で写真を撮ったりお話ししていたと思う!』
『私たちの時代は、すみれの花売りと言っていたわ!』
と、今のすみれ募金に驚きを隠せないご様子でした。
募金活動終了後は、劇場入り口の階段をひな壇にして
整列した本科生の集合写真の撮影が行われます。
一般の方も撮影可なんです
募金活動終了後、本科生代表生徒4名によるインタビューが行われました。
右から、霜下 沙麗(しもした さら)さん
羽田 真理亜(はだ まりあ)さん
土井 山吹(どい やまぶき)さん
土山 はる奈(つちやま はるな)さん
★募金活動を終えての感想
霜下 沙麗(しもした さら)さん
お忙しい中大変多くの方々に募金をしていただき
大変うれしく思っております。
チャイルドケモさんの活動に微力ながらお役に立てたらいいなと思いながら、
頑張ってさせていただきました。
羽田 真理亜(はだ まりあ)さん
募金活動に協力してくださったみなさまに、
心より感謝の気持ちでいっぱいでございます。
この機会を通じて、たくさんの方々にチィルドケモハウスの活動を
知っていただけたらうれしいです。
土井 山吹(どい やまぶき)さん
本日は天候にも恵まれ、たくさんの方にすみれ募金活動に来ていただき、
うれしい気持ちでいっぱいです。
この募金活動がチャイルドケモハウスのことをよりたくさんの人に
関心を持っていただく機会になればいいと思っております。
土山 はる奈(つちやま はるな)さん
暑い中たくさんの方に募金していただき、その愛が
チャイルドケモの子どもたちにも募金とともに伝わればいいと思っております。
★本科生となった今年はどんな気持ちで募金活動を行いましたか?
霜下沙麗さん
チャイルドケモさんの映像を拝見させていただき、
本科生一同大変胸を打たれました。
心をこめて募金活動をするよう自覚をもって大切に
参加させていただこうと話し合いました。
去年より少し緊張しましたし、本科生としてはじめて
みなさまの前に立つ機会でしたので、きちんと礼儀正しく
参加させていただこうとみんなで話し合いました。
★募金活動に協力されたみなさんからどんなお声がけがありましたか?
霜下 沙麗さん
とてもあたたかい言葉で頑張ってねなど言ってくださり、
握手もさせていただき、この気持ちを忘れず
これからも精一杯精進してまいりたいと思いました。
羽田 真理亜さん
たくさんの方々からあたたかい言葉をいただき、
これからも芸事に頑張ってねとお言葉をいただきました。
チャイルドケモハウスの方々に少しであたたかい気持ちが
伝わればいいなと思っております。
土井 山吹さん
これからの文化祭などへの応援のお言葉をいただき、
大変うれしくまた頑張ろうという気持ちになりました。
土山 はる奈さん
暑いけれど頑張ってねなどとお言葉をいただき、
大変胸があたたくなりました。
この日集まった募金総額は1,444,441円
小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子ども達が、
家族とともに、家のような環境で治療を受けることができる
日本初の施設『チャイルド・ケモ・ハウス』の運営に活用されます。