元宝塚歌劇団 雪組 名月かなでさん

樽井美帆です

 

宝塚歌劇の夢と情報をお届けする『レビュー・ステイション』

 

2月15日(金)は、スペシャルゲストデイをお届けしました!

 

 

お迎えしたのは、

 

元宝塚歌劇団 雪組 名月 かなでさん

 

 名月かなでさん

 

1980年66期生として

星組公演『恋の冒険者たち』・『フェスタ・フェスタ』で初舞台。

1990年、『天守に花匂い立つ』・『ブライト・ディライト・タイム』で退団されました。

 

特にダンサーとして活躍された名月かなでさんは、1989年のニューヨーク公演にも参加。

退団公演となった『ブライト・ディライト・タイム』では、

名月さんがスポットライトを浴びて踊るソロの場面がありました。

スポットライトを浴び、視界がハッキリとしない中、高さのあるバーをまたぐという

とても難しい振付がありましたが、何ともいえない舞台の空気感を感じながら

毎回踊られたそうです。

 

退団後は、宝塚歌劇団の振付助手に。

ビデオを見て振りをおこし、譜面に書き込み、出演する生徒さんに伝えます。

 

2000年のベルリン公演で振付助手をつとめられた際の思い出。

三点倒立をするという振付があったそうですが、

その時一番正しくキレイな三点倒立をしていたのが最下級生で参加していた

柚希礼音さんだったそうです。

柚希さんの三点倒立の美しさとともに、名月さんは柚希さんの足の大きさにも

驚かれたそうですよ!

2012年、全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』の振付助手をつとめられた際、

トップスターになった柚希礼音さんと再会。

立派に成長された柚希さんに、名月さんは感激されたそうです。

 

また1998年、宙組誕生公演『シトラスの風』でも振付助手をつとめられました。

担当された場面の一つが第五章「誕生」

この世界に生きることの素晴らしさに喜びあふれ、

卵から孵化した雛鳥達が新しい世界に飛び立っていく場面です。

かつてこの場面に出演されたことがある名月さん。

名月さんが出演されていた時は、雛鳥がラップのようなもので作られた卵の中から

誕生していたため、機械式の卵から花聰まりさんが演じる雛鳥が誕生したのを見た時は、

ハイテクになったなぁと、とても驚かれたそうです!

 

現在、名月かなでさんはダンス教室『メロディームーン225』を主宰されています。

今年で20周年!

兵庫県(宝塚市・伊丹市)と大阪府(大阪市 北区・豊中市)にある4箇所のスタジオで、

ジャズダンス教室を開いていらっしゃいます。

https://melodymoon225.wordpress.com/

 

7月6日(土)には、ピッコロシアターにて20周年記念公演となる発表会を開催されます。

もちろん、名月かなでさんも踊られます!

 

名月かなでさん、ご出演くださりありがとうございます!