春の大劇場星組公演「制作発表会」リポート
姿 美保子です
3月18日~4月25日まで大劇場で上演される星組公演
MUSICAL「こうもり・・・こうもり博士の愉快な復讐劇・・・」、
ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」
の制作発表会が、2月8日(月)バウホールにて行われました。
先ず始めに、バウホールのステージを使って
公演パフォーマンスが披露されましたが、
全体を通して
北翔海莉さんの持つクラシカルな個性がうまく生かされており、
見ごたえのあるゴージャスな舞台になるのではと
期待感を抱かせるものでした。
その後舞台上で制作会見が行われました。
出席者は
小川友次:宝塚歌劇団理事長、
MUSICAL「こうもり・・こうもり博士の愉快な復讐劇・・」の
脚本・演出を担当された演出家:谷正純 さん
ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」
作・演出の 演出家:野口幸作 さん
出演者を代表して
主人公、こうもり博士こと物理学者のファルケ博士を演ずる
星組トップスター:北翔海莉(ほくしょう・かいり) さん
小間使いのアデーレ役の 星組トップ娘役:妃海 風(ひなみ・ふう) さん
ファルケ博士の親友、ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン侯爵を演ずる
星組の 紅(くれない)ゆずる さん の6名の皆さんです。
会見では始めに小川友次理事長が
「宝塚の王道と呼べる作品で星組は勝負をしたいと思っております
谷先生の「こうもり」は非常に面白いです。
北翔海莉と紅とのかけあいに今からワクワクしております。
また「ジ・エンターティナー」は
2006年に入団した野口君のデビュー作です」
と2つの作品を紹介されました。
「こうもり・・こうもり博士の愉快な復讐劇・・」は
ワルツ王として有名な、ヨハン・シュトラウス二世の
傑作オペラ「こうもり」を下敷きにしていますが
宝塚版ではファルケ博士を主人公に置き換え、
侯爵家の小間使いアデレードとのロマンスや、
「こうもり博士」とあだ名をつけられる原因を作った親友への
愉快な復讐劇が展開されるようです。
ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」見どころは
「ザ・タカラヅカ」なプロローグだそうでして
トップ・ハットや、ケーン、羽根扇、大階段など
宝塚歌劇の王道アイテムが全て詰め込んであるそうです
102期初舞台生のロケットはもちろん見どころですし、
他にも驚きの演出がたくさん用意されているようで
フィナーレ前のクライマックスシーンでは
星組生と初舞台生も含めた100人以上の大スペクタクルな
黒エンビ、黒エンビダルマのロケットが、
盆やセリを使って展開されるそうで
ひと時たりとも目の離せない舞台となりそうです。
ヨーロピア調の「こうもり」と
アメリカンな「THE ENTERTAINER!」は
春の初舞台生公演にふさわしく
明るく華やかで
観劇された皆さんが笑顔になれる公演!
間違いなしのようです
会見では出演者の皆さんも
それぞれ抱負などをお話しになりましたが
番組では、私が直接お聞きした部分をご紹介します。
ぜひ番組をお聞きください。
さてご存じのように、「こうもり」というオペレッタは
ヨハン・シュトラウス二世が作曲していますが、
そのヨハン・シュトラウス二世がバイオリンを弾いている銅像が
大劇場にも比較的近い場所
阪急電車・宝塚線で宝塚駅の一つ手前の駅、清荒神駅駅下車すぐ
宝塚市立中央図書館の横、ベガ・ホールの正面入り口に建っています。
宝塚市と姉妹都市のウイーン市・第9区から寄贈されたもので
「ウイーン市立公園」にあるヨハン・シュトラウス二世像のレプリカです。
公演にお出かけの際にはぜひお立ち寄りくださいね。
大劇場での公演はもう間もなく
上演期間は3月18日金曜日から4月25日月曜日です
2月8日に行われた 星組公演
MUSICAL「こうもり・・・こうもり博士の愉快な復讐劇・・・」、
ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」
制作発表会リポート
放送予定は 3月4日(金)午後2時~3時
再放送は 3月5日(土)午後3時~4時
お楽しみに チャオ