笑顔で卒業!「第102期生宝塚音楽学校卒業式」リポート

姿 美保子です

 

春は卒業、入学のシーズンですね

宝塚音楽学校でも3月1日火曜日に 

宝塚歌劇100周年の年におよそ27倍の難関を潜りぬけて入学した

第102期生・39名の卒業式が行われました。 

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黒紋付に緑の袴の正装で式に臨んだ102期卒業生は

実に堂々として皆自信に満ちて見えました。

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予科生を代表して送辞を述べたのは田中 琴之さんでした。

卒業生代表の答辞は 名子ひとみさんです

「音楽学校生として当たり前のように過ごしてきた時間が

今はとてもありがたく愛おしいものだと実感しています」

「本科生の1年は本当に光のように過ぎていきます。

一瞬一瞬を無駄にすることなくこの1年を大切にお過ごしください」

先生方や家族への感謝、予科生へのエール、

そして共に学んだ同期生への熱い思いが込められた長文の答辞に、

肩を震わせながら聞き入いる生徒の皆さんでした。

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式後に行われたセレモニーでは向かい合って大きな輪になり

予科生から卒業生へと感謝の花束が贈られます。

花束をもらった本科生は泣きじゃくる予科生に言葉をかけ、しばし互いに別れを惜しみ、

102期生は拍手に送られて式場を後にしました。

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その後、贈られた花束と卒業証書を手に記念撮影に臨んだ卒業生は

皆さん最高の笑顔を見せていました。

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式後には卒業生を代表して4名がインタビューに臨みました。

代表者は向かって右から

小林一三賞を受賞した 名子ひとみさん(神奈川県横浜市出身)、

校長賞を受賞した    福元 果音さん(鹿児島県鹿児島市出身)、

               三川綾花さん(兵庫県西宮市出身)、

               矢島彩音さん(埼玉県川越市出身)

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質問:音楽学校で印象に残っていることは

矢島 彩音さん

「文化祭が一番の思い出となっています。

同期だけで作る舞台ということで大変だったのですが、

最後は皆笑顔で幕を閉じられたのでよかったと思います」

 

質問:今の気持ちとこれからの夢は

三川 綾花さん

「宝塚音楽学校に入学したのは本当についこの前のような気がして

とても淋しい気持ちで一杯です。

これからはプロの舞台人として自覚を持ち、日々精進してまいりたいと思います」

 

質問:どんな舞台人になりたいですか

名子ひとみさん

「宝塚の舞台で見るデュエットダンスが大好きなので、

そのような美しいデュエットダンスを踊れる人になりたいと思っています」

 

質問:初舞台にかける意気込みは

福元 果音さん

「同期で作る最初で最後の舞台なので、

私たちに出来る精いっぱいの力を出し切ってお客様に夢をお届けできたらなと思います」

 

エフエム宝塚からは皆さんに

「得意なもの、入団してから挑戦してみたいこと」 をお聞きしましたので

代表者のコメントなど

3月4日(金)午後2時から放送の番組でお聴きください。

(5日午後3時から再放送)

 

102期生は、3月15日から始まる星組大劇場公演で初舞台に立ちます。

共に学んだ同期生が揃って舞台に立つのはこの大劇場公演だけです。

4月25日の千秋楽まで毎公演の始まりに3人ずつが口上を述べた後、

高らかに歌声を響かせ来場者にお披露目の挨拶をします。

ショーでは39人揃ってのラインダンスも披露されます。

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大劇場に春の訪れを告げる初舞台生の口上と、

この日の為に練習を重ねたラインダンス

ぜひごらん下さいね。

 

※チケットの購入方法などは 宝塚歌劇公式ホームページ

または宝塚歌劇インフォメーションセンター 

℡ 0570-00-5100 へお問い合わせください。