「これまでの宝塚とこれからの宝塚!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今回のゲストコーナーは、
NPO法人 宝塚生涯学習研究会代表
倉橋滋樹 (くらはし しげき)さんに、
倉橋さんの本から読み解く宝塚の魅力と様々な活動についてお話しをお伺いしました。
·宝塚を知り尽くした?倉橋さん!
宝塚市役所の広報課を2度計13年経験され、観光 文化課や図書館、市史資料室勤務など様々な経験から、多くの方から宝塚について聞かれる事がありちゃんと調べ直そうという思い、そして、宝塚の魅力をもっと知って貰いたいと、NPO法人の立ち上げや本の出版に繋がったそうです。
☆10月に自費出版
「宝の塚からTAKARZUKAへ」☆
·ネーミング···!
もともと江戸時代に宝の塚があった、と言われていること、「おゝ宝塚」歌詞の中に『TAKARZUKA』が登場するところからつけたそうです。
·内容···!
明治から大正期にかけての宝塚地域の出来事を掲載した各新聞記事などから当時の街の様子.箕面有馬電気軌道株式会社の有馬への途中駅として始まった宝塚が、ターミナル駅に変貌、終点に誕生した宝塚新温泉の余興として生まれた「宝塚少女歌劇」が大ヒットし宝塚の街は豊かに変わっていった。その過程を編年で掲載されています。
年代順に流れに沿って掲載されていて現在のJRや阪急、阪神電車などの始まりや宝塚歌劇、最初から順風満帆ではなかったそれらの事業に関わる小林一三さんの活動や紆余曲折など、とても興味深い内容になっています。
また当時の新聞が中心なので、当時の空気感、雰囲気なども感じられるのではないかなぁ?と思います。
·「宝の塚からTAKARZUKAへ」が置いてある所?
ソリオにある「ブックランドサンクス」「宝塚文化芸術センター」や、寄贈されている図書館もあるそうです。
☆「NPO法人 宝塚生涯学習研究会☆
社会教育や公民館活動に携わっていた方々が集まりもっと宝塚を、その魅力を知って欲しい!と、イベントや講演会などを開催しているそうです。
·コロナ禍で···!
コロナ禍でイベントがなかなか思う様に行かず、本格的に動き出すのは来年の春頃かなぁ?と話していた倉橋さん。そんな中、定期的に開催している講談席が12月に開催されます。
旭堂南海さんの赤穂義士伝を始めとして、旭堂一海さんや桂弥っこさんなどの講談席をお楽しみ頂けます。
☆「旭堂南海の宝塚講談席」☆
日時:12月18日(土) 14:00開演
会場:宝塚市立中央公民館ホール(阪急今津線逆瀬川駅下車東へ12分~15分)
定員:100名(自由席)
お申し込み:12月1日(水)から電話受付時間(10:00~14:00)
電話:090-9984-0390(村上さん)または
090-3978-6843(長岡さん)
☆当日券もあります
宝塚の魅力とは···?
宝塚歌劇など、新しいものを受け入れられるまち、大阪と神戸間にあって自然も豊かなまち、では?と倉橋さん。
また、宝塚は面白いまち、好奇心を高めることが出来る街だと思う、関心を持ちながら宝塚を知って欲しい、とも仰ってました!
そして、「宝の塚からTAKARZUKAへ」は明治大正期にかけて掲載されていますが、その先の宝塚市誕生など昭和にかけての繁栄の宝塚についても調べてみたい、とのこと。
まずは講演会などで伝えたいと仰ってました。
楽しみですね?
·