「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今年最初の「市立病院の得した気分!」は、
病院事業管理者 難波光義(なんばみつよし)先生に、
「市民ファーストの医療」の実践について、お話しをお伺いしました。
現在も糖尿病の患者さんを診察されている糖尿病のスペシャリストでもある難波先生から見て、糖尿病の患者さんだけではありませんが、コロナ禍で診察控えが多くあり、病状が進行しているケースもあるので、症状のある方、定期的に病院に通っている方は、今まで通り、診察を受けて欲しい!と仰ってました。
今回は、「宝塚市立病院な役割」や「市民ファーストの質の高い医療」などについてお話しして頂きました。
·宝塚市立病院の役割とは?
①宝塚市や近隣地域の皆さんのための地域医療連携病院
②地震や豪雨など様々な災害時、中核拠点となる病院
③休日や夜間など救急として受け入れる2次救急指定病院
更に、2020年に始まった新型コロナウイルスの影響で、職員の方も大変だったそうで、特に最初の頃は病院関係者であることで、色々な目で見られたりして、負い目を感じる事もあったそうです。
·市民ファーストの質の高い医療について
3つの若葉を育てる会とは?
医療·介護·福祉に関わる宝塚市·宝塚市医師会·宝塚市歯科医師会·宝塚市薬剤師会·を始めとした14団体の代表による宝塚市の地域包括ケアシステムの構築を推進する連携体。
高齢化に伴って1病院だけでの対応は難しいことから、宝塚市立病院は急性期の外来や診療、回復期は市内の6つの病院で、自宅療養となったらかかりつけのクリニックなど、と連携をとって患者さんに対応。
また独り暮らしの高齢者の方で物忘れなどが多くなってきた場合は訪問看護師、薬のチェックなどの薬剤師、食事がきちんと摂れているかどうかやその他生活についてはケアマネージャーなど、多くの人が関わって3つの若葉で包む様にケアをされているとのこと。
そのため3つの若葉を育てる会では、勉強会や連絡会など顔の見える環境でコミュニケーションをとりチームワークを作り上げ、少しでも早く患者さんに一番良い環境を作り上げるサポーターの様な役割を担っているそうです。
これからどのくらい高齢化が進んでいく分かりませんが、入院時も自宅に居る場合でもそれぞれの専門家の皆さんが情報を共有しながら患者さんをサポートする。
まさに「市民ファーストの質の高い医療」に繋がる訳ですね!
とても心強いですね?
·常に 前を見据えて···!
乳腺外科に女性医師、肺がんに対して呼吸器外科医、また神経外科医などを確保し脳卒中の急性期にも対応しているそうで、これからも現在のレベルの最もハイレベルな医療を提供出来る様にしていきたいとのこと。
医療は日進月歩、宝塚市立病院も設立から38年目を迎えることもあり、ハード面でもAIやITなどを含めどの様な医療を提供するのが一番良いのか宝塚市と相談しながら検討中だとか?
患者さんにとって一番良い方法を常に考えているそうです!
これからの事も合わせて色々考えていて、益々進化していく んだなぁ?と期待と安心も出来ました。
コロナもまだ収束していないですし、大変な事もあると思いますが、体調には気をつけて頂きたいです!