「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?  玉井順子です!

 

ゲストコーナー、今回は「市立病院の得した気分!」

「患者さんと病院をつなぎます」を、テーマに、

患者総合相談室 看護師

古沢弘美(ふるさわ ひろみ)さんに、

オンラインで、たっぷりとお話しをお聞きしました。

 市立病院 看護士古沢弘美さん3

 

·「患者総合相談室」とは?

 地域医療連携部の中に平成26年に設置された、患者さんたちを支援するために作られた部署。

 病院と相談者の中立的な立場で、医学的な質問、生活や療養上の不安、医療費など費用の問題など様々な相談に応じているところです。

 

·どの様な相談が···?

自分の症状はどの病院何課に行けば良いのか?など、病気や治療についての相談、社会福祉制度や介護保険や医療費制度などに関する相談。更にコロナ禍となってからは精神的不安を訴える方も多いそうです。

 

☆痛みや治療などの病気に関しての相談で、看護師の古沢さんがわかることは答えるそうですが、社会福祉制度などについてはソーシャルワーカー、高額医療や医療費などについては医事係やソーシャルワーカーなど、それぞれの専門分野に繋ぐそうで、古沢さんも仰っていましたが、相談者と病院との窓口、架け橋の様な存在ではないかなぁ?と思います!

 

多くの資格を取得されている古沢さんですが、相談者も高齢者の方が多いことから、シニアピアカウンセラーや、精神的な不安を感じる方へはメンタル心理カウンセラーの資格が生かされいるかも?と仰っていました。

 

·新型コロナウイルスやワクチンの副反について···!

最初の頃はコロナがこわい!という相談、その後はワクチンの副反応、最近は濃厚接触者についての相談などが多く、厚生労働省や県からのガイドラインに則って答えているとのこと。

また、相談をうけてコロナの可能性があれば発熱外来へ、ということもあるそうです。

 

·対象は···?

患者総合相談室という名称ですが、患者さんだけでなく家族の方や、また宝塚市立病院に通院されていない人も大丈夫だそうです。

 

·相談方法は···?

電話相談と直接面談での相談、どちらでも可。

また電話相談のあと、直接お話しを聞いた方が良いと判断した時は、面談の予約を受けることもあるそうです。

予約なしで直接面談することも大丈夫だそうですが、面談中だった場合待つことがあります。

 

お話しを聞いていると、まずは電話で、内容次第で面談を予約するのが一番ロスが無いのかなぁ?と思いますが急ぎとか色々事情もあるかも知れないので、直接でも大丈夫なのは嬉しいですね!

 

 

『患者総合相談室』

 

相談方法:

〈電話〉

患者総合相談室 :☎️0797-87-1161

〈直接来院〉

市立病院の総合案内

患者サポートセンター

までお越し下さい

 

開設時間:

平日 8:30~16:00

 

お問い合わせ:

宝塚市立病院  ☎️ 0797-87-1161

 

☆宝塚市立病院への受診歴に関わらずどなたでも相談可能です!

 ☆相談内容はもちろん個人のプライバシーは守ります。相談室もプライバシーが保てる様になっています。

 

 

古沢さんのお話しで印象に残ったのは、相談者の方のお話しをただ聞くのではなく、こちらで解決するのでもない、解決するのはあくまでご自身。との言葉でした。

 

一番大切なことは相談者ご自身が納得する事なのかも知れませんね?

 

古沢さんの優しい声と話し方も、相談者の皆さんが心を開いてお話しが出来る要因のひとつではないかなぁ?と思いました。

解決するのは相談者さんご自身ですが、話しを聞いて貰うだけで気持ちが落ち着く方もいらっしゃるそうです。

 

直接病気関係ではないことや、こんなこと聞いても良いのかなぁ?と思う事でもそれぞれ専門の部署に繋いで貰えるので、不安なことや気になることがある方は1度相談されては如何でしょうか?

お話しするだけでも楽になることもあるかも知れません!