「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回は「市立病院の得した気分!」

今月は、リウマチ科 部長 

柏木聡(かしわぎ さとし)先生に、

「関節リウマチのトータルマネジメント」をテーマに、オンラインでお話しをお聞きしました。

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·一般的にリウマチと呼ばれることが多い「関節リウマチ」の発症原因は?

原因は良く分かっていないそうですが、遺伝性では無いけれど遺伝的素因と煙草や歯周病が加わると発症しやすいそうです。

 

もちろん、色々な年代で発症しますが今現在もっとも多いと言われているのは60代女性たそうです。

男性より女性が4対1くらいの割合で、圧倒的に女性が多くその理由もはっきり分かっていないとのこと、

 

·どんな病気?

ばい菌やウイルスから体を守ってくれる免疫、この免疫が時に自分の身体に向かって攻撃してくることがあり、関節を攻撃すると関節リウマチとなるそうです。

 

·関節リウマチの症状は?

主な症状は関節の痛みやこわばり、腫れや変形などです。

どの関節にも発症の可能性がありますが、多いのは手の指や手首で、初期症状は、こわばりや痛み。

ただ寒さなどで強ばることもあるので、どのくらいの時間こわばるか?その状態が何日くらい続くか?で見極めるそうで、1~2時間続くと関節リウマチを疑った方が良いそうで、2週間位経っても良くならない、むしろひどくなる場合は、かかりつけ医などに相談する方が良いとのことです。

 

·治療方法は?

約7割の方が飲み薬で落ち着くそうです。飲み薬で落ち着かない方は注射やより強い薬などでの治療になるとのこと。

落ち着くと言うのは、関節リウマチは完治が難しい病気で稀に完治する人もいますが、殆んどは薬などで症状が落ち着き、薬は飲み続けなくてはなりませんが、現在は病気を忘れるくらい日常生活が送れる様になっているそうです。

この20年くらいで薬が非常に進歩して車椅子や寝たきりの方が凄く減ってきたそうです。

ただ、関節の痛みや腫れをずっと放っておくと関節が壊れてきて、痛くて立てなかったり、力が入らなくなったりするので、早期診断早期治療が大切とのこと。

 

ただ、僅かではありますが、どの薬も効かない場合はもあります。

その時は幸い関節が壊れていなければ関節を大切に使い、壊れていたら手術や装具を装着したりするそうです。

 

·トータルマネジメント?

病気に向き合っていくためには、患者さんの前向きな気持ちが大切ではないかと。

そのためには、怖いと思うこともあるかも知れないけれど、やはり患者さん自身も学び知り知識を得て一歩一歩乗り越えて行くこと、薬や手術、リハビリなどとともに患者さんと医師が同じ目標を共有して進んで行くことが大切で、それらがトータルマネジメントだそうです。

 

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確かに自分の病気について知ることでどうすることが最良なのか?

主治医などと話し合えたり出来るのではないかなぁ?と思いますし、確かに目標を明示されるだけでなく自分の思いと共有出来たら前向きになれる様な気がしますね?

前向きになることで免疫も上がるかも知れませんね?

 

関節リウマチだけでなくどの病気にも言えることかも知れませんが、

「トータルマネジメント」大切かも?