「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今月の『市立病院の得した気分!」は、
患者サポートセンター 患者総合相談室
看護師 古沢弘美(ふるさわ ひろみ)さんに、
病院と相談者の架け橋の様な「患者総合相談室」に
ついて色々とオンラインでお聞きしました。
昨年お話しを伺った時も感じた「癒し」のオーラ!
不安を抱え相談される相談者の皆さんに大丈夫!と安心感を感じさせてくれるのでは?と思います。
そんな古沢さんに患者総合相談室について色々お聞きしました。
·相談者へ心がけていることは?
話を聞く共感することで、自分の考えを押し付けることでは無い、あくまでも決めるのは相談者本人とのこと。
確かにそうですね?
決めて欲しい思いがある方もいるかも知れないけれど、後悔しない、納得するためには最後は自分で決める、そのサポートをする、と言うことなのかも知れませんね?
患者総合相談室もその中に含まれます患者サポートセンターについてお聞きしました。
患者サボートセンターとは?
事務職員の皆さんが対応している「地域医療室」· 入院や退院その前後を支援する「入退院支援室」· ソーシャルワーカーが医療福祉相談に応じたり必要な場合は他の職種との連携もおこなっている「医療福祉連携室」 そして、今回お話しを伺がいます「患者総合相談室」の4つに分かれていてます。
つまり、患者サポートセンターとは、外来など入院前から退院後まで一人の患者さんを切れ目なく様々なサポートをして支援する ところだそうです。
確かに一人暮らしだったり色々な事情を抱えている方もいます。例えば通常の様に退院したら終わり!となると不安になることもあると思うのでとても安心で頼もしいシステムですね!
·患者総合相談室とは?
2名の看護師が相談を担当。
経験豊かな上に医療対話推進者などの資格を取得されているそうです。
·相談内容は?
多い相談はやはり病気や病状のことだそうで、何処の課に行けば良いのか?病院に行くほどでは無いと思うけれどどうしたら良いか分からないなど、相談のおよそ半数を占めるそうです。
その他には介護や医療費を含めた金銭的な問題など、それぞれ専門分野に繋いだ方が良い場合もあるそうです。
患者総合相談室だけで解決出来ないと判断した場合は他の専門部署などに繋いだり···。
そこから広がる窓口のようところなんですね~!
また、病気の不安や治療の選択について意志決定が難しい、先々への不安などメンタルへの相談もあるとのこと。
メンタル心理カウンセラーの資格も取得されている古沢さんは専門的な知見からどんな風に相談を受けられているのなぁ?とちょっと気になりました。
他にも、例えば治療に納得がいかない、先生にもっと色々聞きたいなどの要望には、医療対話推進者として先生と相談者の間に入り中立の立場で両者を繋ぎ相談を受けることもあるそうです。
何となく忙しそう?こんなこと聞いても良いかなぁ?など先生に直接は遠慮してしまうこともあるかも···?
そんな時に間に立って相談に乗って貰える所があると、気軽に先生にも聞けるかも知れませんね?
·相談は誰でも大丈夫!
相談は患者さんだけでなく家族のかたや宝塚市立病院にかかっていない方、誰でも大丈夫だそうです。
これからかかろうかなぁ?と考えている人や、宝塚市に住んでいる親御さんの相談をしたいとホームページを見て市外在住の方が来られたりすることもあるそうです。
·相談方法は?
正面玄関奥にあります患者総合相談室へ直接お越し下さい、とのこと。
既に相談者がいる場合少し待って頂く可能性もあるので、お電話で確認して頂いても大丈夫だそうです。
外来の時や入院中、お見舞いなどのついでに来られる方も多いそうです。
気になることがあれば気軽に覗いてみてください!とのこと。
お話しを聞いていてもとっても敷居の低い相談室だと思いました。
そして決して押し付けない、相談者の立場に立って話しを聞いて貰え最後は相談者の決定に委ねる相談室だと···。
そして、不安を抱えた相談者にとって実はとても大事なことではないかなぁ?とも思います。
方向性を決めて貰えるのは迷っている相談者にとって楽かも知れないけれど後々後悔したりしないかなぁ?とか少し不安になることもあって、意外と相談って難しいんですよね?
でも傾聴を中心とした患者総合相談室は安心だし、しかもお話しを聞いていると、何か相談したいことがあれば、何時でも覗いて下さい、って感じでとても気軽に利用出来そうです。
皆さん不安な時は、患者総合相談室覗いてみてはいかがでしょうか?
《相談方法は?》
電話での確認や電話相談
電話:0797-87-1161
または
患者総合相談室窓口へお越しください
解説時間:平日8:30~16:00