「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
今月の「市立病院の得した気分!」は、副院長兼看護部長
大西アイ子さんにオンラインでお話しをお聞きしました。
今年4月から看護部長に就任された大西さん
優しい笑顔がとても魅力的な方です!
患者さんにとっても安心感を感じられるのではないかなぁ?と思いました。
趣味は文房具集めで特に万年筆の、インクの色の種類の多さや書く時に滲んだりかすれたりする筆感、濃淡などがお好きとのこと。また、ドールハウスの小物、例えばティーセットなどのミニチュアに癒されているそうです。
2020年から3年以上を経過し5類に移行した新型コロナウイルス感染症に医療従事者の皆さんはずっと向き合って来られました。本当に緊張感を保ち続け大変だと思います。
そんな中での大西さんにとって文房具やミニチュアは心の癒しなのかも知れませんね?
大西さんに新型コロナウイルス感染症についてお聞きしました。
·最初は良くわからなかった新型コロナウイルス!
新型コロナウイルスが最初に猛威をふるいはじめた頃は分からないことばかりでネット等で調べて対策をとっていたりすることもあったそうです。
運ばれてくる患者さんも重傷者も多かったそうで、自分たちも感染してはいけない、周りに感染させてはいけない、常に緊張感を持たないといけない状況がずっと続いていたそうです。
·現在の感染者や宝塚市立病院の状況
今も新型コロナウイルス感染症が消えた訳ではないので、皆さんの緊張感も基本的には続いているのですが、例えばハイリスクの患者さんの時には特に気をつけないといけないが、それ以外では少し緊張感を緩めても良いところも出てきたり、緩急の見極めが時間の経過とともに分かるようになってきたそうです。
宝塚市立病院の新型コロナウイルス感染症の患者さんの状況は以前に比べて、5類へ移行したこと等も影響して受診者は減って来たそうですが、高齢者の方が肺炎や息苦しさ等で入院されてコロナと分かることも多い様です。
高齢者の方の入院リスクとして、それまでは普通に話せた方が認知症になったり足腰が弱って歩けなくなることもあるようです。
確かに私の母親も転んで膝を痛めて歩けなくなってから、暫くして認知症になったので、入院する事のリスクは、特に高齢者の方は考えなくてはいけないのかも知れませんね?
新型コロナウイルス感染症は、少し前まで減ってきいましたが、また最近増えてきているようで、結構変動しているそうです。
減ったり増えたりを繰り返しているみたいですね?
5類に移行してからマスクを外す方も増えている様な気がするので、病院側としては不安ではないのかなぁ?お聞きしたところ、
どの場面ではつけた方が良いのか?外しても良いのか?この3年で皆さんも学んで、それぞれ付き合い方も分かってきているのではないかなぁ?と仰っていました。
確かに、屋外では外してスーパーなど人手の多いところでは自然と着けたりしているかも···?
·新型コロナウイルス感染症の患者さん専用の病棟は宝塚市立病院でも以前はありましたが、今は違う病気の患者さんとの導線等十分な注意を払って同じ病棟で入院されているそうです。
面会は8月1日より時間を決めて1日1回人数制限した上で再開となったとのこと。
良かったですね!
·モチベーションは?
5類になり多くの方がコロナ以前の生活に戻りつつあるなか、医療従事者の皆さんは患者さんもいるのでなかなか難しいのではないのかなぁ?と。
モチベーションは何だろう?と思いお聞きしたところ、
例えばコロナで重症化した患者さんが元気になって家族と笑顔で帰っていく、その後ろ姿を見送る時、本当に嬉しいし、力になれているんだ!と思うそうです。
患者さんが元気になっていく姿がモチベーションになっているんですね!
·大西さんからリスナーの皆さんへ
患者さんの幸せを自分の幸せへと繋ぐことを理念に新メンバーでのスタートを切りました。暖かい声援と叱咤激励をお待ちしています。
使命感と患者さんの元気が、大変な状況でも皆さんを突き動かしているんだなぁ?と改めて感じました。
また、現在、仲間として一緒に働いて下さる方も募集中とのこと。
《来年採用予定の方と同時に、随時採用受け付けも行っているとのことです。》
来年4月新規採用看護師(正規職員)については、
試験日は8月26日(土)
来年4月1日採用予定とのことで、
お申し込みは、
宝塚市立病院で配布する応募資料(同ホームページからダウンロード可)を、8月18日(金)までに宝塚市立病院までご提出下さい。
お問い合わせ:
宝塚市立病院経営統括部
☎️:0797-87-1161
FAX:0797-87-5624
☆上記については広報たからづか8月号10ページに、掲載中です。
☆また、来年採用分以外にも看護師資格をお持ちの方で、今様々な理由でお休みされている方も、
〖随所募集中!〗です!
宝塚市立病院のホームページから応募資料をダウンロードして、ご連絡頂ければ日程等調整させて頂きます、とのことです。
子育て等で離れたけれど、また働いてみたい、という方など良かったぜひ!
病院は私たちにとって最後の砦の様な所です。
少しずつ力を抜ける所も分かってきたとはいえ、医療従事者としての責任感や患者さんたちへの思いなど、背負っているものも大きいのではないでしょうか?
色々大変だとは思いますが、体調を崩さないよう身体には十分気をつけて頂きたいです!