「絵の原点はドラえもん?」-たからづかタウンガイド-

このたびの令和6年能登半島地震において被害に遭われた皆様、被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧復興と被災者の皆様に平穏な日々が戻ります事を心よりお祈り申し上げます。

 

2024年、本年もどうぞよろしくお願い致します。

玉井順子

 

 

今年最初のゲストコーナーは、

画家の竹内一弘(かずひろ)さんにお越し頂き絵を描く愉しさや竹内さんの画家の原点などについて色々お聞きしました。

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毎月第4日曜日に、宝塚市立文化芸術センターで開催されています「宝塚オープンアトリエ」に出展されている竹内さん。

絵を見に来られた方や購入して頂いた方との交流も楽しまれている様です。

 

お話しを聞いていると絵を描くのが大好きなことが伝わって来ます。

その原点などについてもお聞きしました。

 

・絵を描くのが大好き!その原点は?

2日に一作品を描かれるそうで、休みは余りないそうです。

絵を描くのが大好きでほとんど毎日の様に描いていてもあまりしんどくはないとのことで、本当に好きな事をお仕事にされているんだなぁ?とお話しを聞いていて感じました。

 

 

·原点はドラえもん···?

絵を描き始めたのは5歳頃で「ドラえもん」を見た時に感動して絵に興味を持ち、描き始めたそうです。

作品自体も好きですが絵のタッチがとても好きで、藤子不二雄Fさんの絵が好きだそうです。

藤子不二雄さんは藤子不二雄FさんとAさんがいらっしゃって、竹内さんによると、藤子不二雄Fさんは綺麗な絵で、藤子不二雄Aさんは大人っぽい絵なんだそうです。

 

竹内さんは独特な視点で作品を見ているんだなぁ?と思いました。

 

そして、今影響を受けているのは、「ガンダム」だそうです。

作品もですが、何よりガンダムの作画監督さんが好きで、その作画監督さんの回を録画して何度も見て練習したそうです。

 

私は詳しくないのですが、ガンダムは(ガンダムだけでは無いかも知れません)数話かを何人かの作画監督さんが担当されているそうで、竹内さんはその中の1人の作画監督さんが好きでその回を録画して何度も見ながら描かれたそうです。

ファンですと仰っていました。

 

好きだから何度も繰り返し見て、繰り返し描いたりすることが出来たのではないでしょうか?

そしてそれが今の竹内さんに繋がっているんだなあ?と思うと、「本当に好きになる」ことはとても大切で強い味方になってくれるんだなぁ?と思います!

 

 

·その他に好きな画家についてもお聞きしました

好きな画家さんは沢山いるそうですが、例えばピエール=オーギュスト·ルノワールや小磯良平などで、ルノワールは明るいところ、小磯良平は線が繊細な所が好きだそうです。

 

竹内さんの絵はとても線が細く細やかで繊細な感じがするのですが、その線、作品の描き方はフリーハンドと定規の組み合わせだそうです。

 

また、竹内さんの絵は人物画と動物画が多いそうですが、鳥山明さんも大好きなのでSFタッチの絵も描いてみたいと仰っていました。

 

「宇宙船に乗る女性、勇ましくて良いかも?  」と仰っていて、今後は風景画も描いてみたいそうなので、いつか見られるかも知れませんね?

楽しみですね!

 

ほとんど絵を室内で描いているという竹内さん。

今年はスケッチ旅行にも行ってみたいとのことで、沖縄や海外も良いですね!と仰っていました。

 

色んな所で新鮮な気持ちで描くことで新しい作品が生まれるかも?

 

こちらも楽しみですね?

 

 

繊細な感じの絵を描かれる竹内さん。

現在は「宝塚オープンアトリエ」の他に、西公民館で月2回火曜日に活動されている絵の会「ルプレジール(フランス語で絵を楽しもうという意味だそうです)」で活動されていて、今年11月頃に展示会も予定されているそうです。

 

竹内さんの絵に興味のある方は、Googleなどで「竹内一弘」で検索すると画像クリックで見ることが出来るそうなので、良かったらチェックしてみて下さい、とのことです。

 

ですが···、出来たら実物の作品も見て頂いた方が良いかなぁ?とも思いますので、お時間が許す様であれば、宝塚市立文化芸術センターにもぜひお越しください!