「手工芸で社会貢献!そして40年」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回のゲストコーナーは

パッチワークキルト作家・宝塚市手工芸協会会長

齊藤美和子(さいとう みわこ)さんにお越し頂き

宝塚市手工芸協会について

宝塚歌劇110周年・宝塚市制70周年・手塚治虫記念館30周年

トリプル周年のお祝いも合わせて開催されます

「宝塚市手工芸協会40周年記念作品展」について」お話しをお聞きしまし た。

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緑のパーカーが良くお似合い、気さくで楽しくお話しをお聞きすることが出来ました。

 

・宝塚市手工芸協会とは?

 斎藤さんが会長をされている「宝塚市手工芸協会」は、現在会員は17名。

1984年(昭和59年)に設立。

地域文化に貢献し、会員それぞれの芸術性や想像力を磨くとともに、明日の担い手育成に貢献、またより良い作品を楽しんで頂きたいという思いや作品作りを通して海外の人たちとの交流をはかる活動を進めている、とのこと。

 

·メンバーの皆さんは?

宝塚市手工芸協会の会員の皆さんは、講師として教室等で教えたり、プロの作家として活動されている方々だそうです。

そのため、会員になるためには二人以上の推薦が必要なことや何かの賞を受賞していることなど、高度な技術クオリティが求められる協会でアマチュアのグループとは少し違う様です。

 

·主な活動内容は?

年に1度の公募展(一般の皆さんから作品を募集し会員皆で審査、賞も出すそうです。)

その他にも作品展や宝塚阪急で協会員の作品を販売し、その一部を地震などの被災地に寄付するなどの活動を行っています。

 

·海外との交流

韓国の日本大使館、文化院において2年に1度作品展と2時間程で完成する作品づくりのワークショップを開催してあるそうですが、コロナの影響で本格的な開催が少しストップしているとか···?

 

本格的な開催、早く出来るようになれば良いですね?

 

 斎藤さんのパッチワークキルトとの出会い、魅力についてお聞きしました。

 パッチワークキルトを本格的に始めたのは子どもさんが幼稚園の頃だそうで、もともと生地が好きで洋裁の仕事をしていたそうです。

 

その道を···、とも考えられていた様ですが環境が変わり、子どもさんが幼稚園の頃パッチワークキルトと出会って、それが運命?だったのかなぁ?と思いますね!

 

·パッチワークキルトの魅力とは?

柄と柄の組み合わせ、布に針と糸そして想像力があれば限りなく色々な作品が出来る、2つと無い物が出来ること、小さなかけらの組み合わせで大きな作品が仕上がる事だそうです。

 

柄と柄、形も色々でそれぞれ組み合わせは無限にありそうな気がしますね?

 

 ·最近のパッチワークキルト

昔は使われなくなった生地や洋服の切れ端などを使っていたけれど、今はコラージュを混ぜて色々な技術を取り入れ、綺麗で見せる作品になって来ているそうです。

 

·今年は、宝塚市制70周年を始めとしトリプル周年、そのお祝いと宝塚市手工芸協会の40周年に合わせて開催されます「宝塚市手工芸協会40周年記念作品展」についてお聞きしました。

 ·作品展

長い間手工芸に携わって来た会員の皆さんの、これまでの代表作を1人4~5 点出品されるそうです。

会場も天井が高くて光が良く入るキューブホールと白い壁が美しいサブギャラリーの両方を使い大きな物から小さな物まで70~100点程の作品が展示されるそうです。

 

·展示予定作品

革工芸·人形·パッチワークキルト·陶磁器絵付け·木工·陶芸·押し花·刺繍·漆工芸·絵更紗·クレイアート·カービング·パンチュールデコラティブなどが展示されます。

◊クレイアートとは粘土を使って創作するアート

◊カービングは彫刻のことで、石鹸に花の模様をデコラティブに装飾したりするそうです。

◊パンチュールデコラティブはステンシル、型紙を使って色をつけるそうです。

 

木工も小さな作品から椅子やテーブルなど大きなものまで見られる様ですし、絵更紗は着物の帯に染めていくものだそうで、着物なども展示されるとか··?

 

私自身不勉強なので、初めて聞いたアートもあり、想像出来るものや出来ないものがあって、とても興味が湧いてきました。

 

·特徴

今回の展示会·は本当に色々なジャンルの作品が展示されるのですが、協会等の展示会·ではそのジャンル、例えばパッチワークキルトの作品展などはあるのですが、この様な色々なジャンルを集めた展示会はあまり無いそうです。

 

貴重な展示会·かも知れませんね?

 

·座談会

また、会期中の4月21日(日)

14:00~15:00  宝塚市立文化芸術センターな建物の隣にありますガーデンハウスにて、「まちづくりと暮らしに息づく手工芸の40年」をテーマに、座談会が開催されます。

参加者:宝塚市より山崎市長·宝塚市立文化芸術センターより加藤館長· 宝塚市手工芸協会より秋山理事長と斎藤会長

◊観覧者は30~40名 ほどの予定だそうで、当日受け付けとのことです。

 

·詳しくは、パンフレットや「宝塚市手工芸協会」のホームページ、インスタグラムをご覧ください。

  

 

「宝塚市手工芸協会40周年記念作品展」

 

開催日時 :

4月18日(木)~22日(月)

10:00~17:00(最終日15:00まで)

 

会場:

宝塚市立文化芸術センター

キューブホール·サブギャラリー

(宝塚市武庫川町7番64号)

 

-展示-

革工芸·人形·パッチワークキルト·陶磁器絵付け·木工·陶芸·押し絵·クレイアート·カービング·刺繍·漆工芸·パンチュールデコラティブ·絵更紗

《座談会》

日時:4月21日(日)   14:00~15:00

会場:ガーデンハウス

テーマ:まちづくりと暮らしに息づく手工芸の40年」

参加者:山崎宝塚市長·宝塚市立文化芸術センター加藤館長·宝塚市手工芸協会秋山理事長·斎藤会長

〈観覧は当日申し込み〉

 

展示会·座談会:

入場無料

 

 

近年はインターネットなどの普及で便利になって 短時間で完璧な物も作られたり出来るようになって来ました。

 

斎藤さんは、手作りは完璧では無いかも知れないけれど、温かさや心に響くものがあると思います。

皆さんにもぜひ手工芸を楽しんで欲しいと仰っていました。

展示会に来られて興味を持った いう方はお気軽に会員に声を掛けてくださいとのことです。

 

良かったらぜひ、素敵な作品をご覧にお越しください、