「五月は水防月間です!」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回のゲストコーナーは、総合防災課 岩崎香織(いわさきかおり)さん

総合防災課 気象防災アドバイザー 野澤武志(のざわたけし)さんに

お越し頂き、来月の水防月間に合わせて、水害を始めとした災害について

私たちに出来る事、日頃から心がけることなど、色々お聞きしました。

 

タウンガイド

野澤さん(左側)  岩崎さん(中央)

 

岩崎さんは現在、地域防災を担当していて地域の皆さんに防災について出前講座など啓発活動をされているそうです。

 

宝塚市民の防災意識につては、地域活動が熱心な地域で阪神・淡路大震災を経験しているからかも知れませんが、防災意識も高い地域だと思うと仰っていました。

 

野澤さんは平時は市職員や市民に対して防災の知識などを普及、また有事にはどのくらい(警報クラスなのか?注意報クラスなのか?など)情報を総合防災課等防災担当者に伝えてどうすれば良いのかなどを検討して貰ったりするそうです。

 

 

・水防月間とは?

国土交通省が定めているもので梅雨や台風シーズン前に防災·減災の取り組み、水防の意味、重要性を一人一人に理解して貰おうと5月1日から5月31日までを水防月間とし、出前講座など気象関係の催しを積極的に行っているとのことです。

 

出前講座は市民団体や学校、まちづくり協議会、自治会、マンションの管理組合など様々な所で行われるそうです。

 

 

◊水害を始めとした防災について

·大事なのは日常!

何かあったらどうすれば良いのか?ではなく、有事に迷わず動けるために、日頃から防災を意識する事が大切だとのこと。

 

·ではどうすれば良いのか?

まず情報の入手

防災マップのチエック、防災マップは紙タイプとWebがあり、Webタイプは拡大出来るので、自宅や周りを細かくチェック出来るそうです。

 

また、宝塚市のホームページの防災のページには自助·共助の方法が掲載されていたり、安心メールを登録しておくと何かあった時に情報が届くようになっているそうです。

 

更に、TwitterやFacebook等も活用して欲しい、天気予報など気象情報に関しても、何かが発生した時に気にするのではなくて、日頃から気にして見て欲しいとのことです。

 

災害時やその前だと焦ってなかなか動けなかったりするので、大事なことは日頃から意識する事、チェックする事だそうです。

 

確かにそうかも知れません。

「どうやって見るんだっけ?、避難するのはどのレベルだっけ?」など急に理解するのはなかなか難しいと思います。

日頃から見ておくこと、理解しておくことはとても大切な事なんですね!

 

 

·近年は考えられないことが···?

最近は、今までの人生経験の中では考えられないほどの雨量が一気に降ることが多くなっているそうです。

原因は地球温暖化で空気中に溜まる水分量が多くなっているためで、例えると鹿威しの筒が太くなっているようになかなか倒れないけれど、倒れたら凄く沢山の雨が降るそうです。

 

なので、今までのこのくらいなら大丈夫という感覚を捨てて欲しい、まずは情報をチェックして欲しい、とのことです。

 

 

·避難時で気を付けることは?

長靴は中に水が溜まるので良くない、またサンダルも脱げやすいので、スニーカーを履いて避難がベスト。

避難のタイミングも明るい時間帯で、凄く降っている時ではなく大雨になる前の避難が良いそうです。

 

また、川の場合はどうなっているのか「川の水位」で検索するとカメラで様子を確認する事が出来るのでスマホやパソコンなどでチェックして下さい。

 

野澤さん曰く、実際に川に水位の確認をしに行くことは絶対にやめて下さい、とのことです。

 

できれば日頃から川の水位をチェックしていると変化等も分かりやすいのでやっぱり日頃からのチェックは大事かも知れませんね?

 

 

·大切な近所付き合い!?

誰にも言えることですが、特に高齢者や障がい者の方、小さなお子さんがいらっしゃる方などは普段から避難するタイミングを知っておくことが大切だそうで、実際に何か起きたらスムーズに動ける様避難出来る様に、荷物などの準備、協力してくれる人、連絡方法などを考えておくことが大切で、そのためにも、日頃から挨拶など近所付き合いは大事だそうです。

 

独り暮らしの高齢者の方なども増えて来ています。近所に自分の存在を知って貰うだけでもいざと言う時に気にして貰える確率が上がるかも知れませんね?

 

 

・気象や降雨の状況を知る方法と相談窓口

「キキクル」で検索、住所検索で知りたい地域の情報を見ることが出来ますし、色々な気象情報が細かく絵と色で表現されています。

ちなみに黄色は注意、赤は警戒、紫は危険すぐ避難、だそうです。

 

 

·相談窓口···?

防災に関する相談は、相互防災課まで電話または直接お越し下さいとのことです。

防災や災害などに関する相談や出前講座やアドバイザー派遣なども行っているそうです。

 

大切なことは、日頃からの意識と情報のチェック!かなぁ?と。

そうすると何かあった時にスムーズに動けると言うことなんですね?

そして近所の人たちなど周りの人たちとの付き合いも大事かも知れませんね?

 

お二人のお話しを聞いて、水防月間だから、と言う訳ではありませんが、水防月間をきっかけに防災について改めて意識してみてみようかなぁ?と思いました。