「電気がいつでも使えるのは当たり前では無いかも?」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回は、関西電力送配電株式会社 

阪神配電営業所 石丸勇弥(いしまるゆうや)さん

に、これからの季節に電気に関して気を付けることや

安心で便利なアプリについてお話し頂きました。

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石丸さんと、関西電力送配電さんのマスコットキャラクター「おくりん」くんです!

 

・関西電力送配電株式会社とは?

関西電力から2020年に分社した会社で関西一円に張り巡らされた電線を使って電気を安全·安定的に届ける事業で、電柱に登って配電線の補修作業や高い鉄塔の上で送電線の点検を行ったりしているとの事で、石丸さんも毎日電柱に登って作業をしているそうです。

 

·電柱での作業は本当に大変···!

電柱の高さは15mほどもあり風などで揺れるそうです。高い所の作業なので絶対に工具などを落としてはいけない、常に緊張を保ち続けていく必要があり、電柱の上部には高電圧の電気が流れているため絶縁の服や長靴を履いて作業をするため、体力が必要とのことです。

 

特にこれから夏に向けて本当に大変だと思います。

長靴をひっくり返すと水の様に汗が流れ落ちるとのこと。

熱中症を感知するものや空調服などで対策はしているそうですが、本当に大変だと思いますし、気をつけて頂来たいなぁと、そして私たちがいつも安心して電気が使用出来ることに感謝しなくてはいけないなぁ?と改めて思いました。

 

·大変と言えばこんなことも···?

高い所でずっと緊張感を持って作業するだけでも大変なのに、6月始め頃まではカラスが電柱に巣を作る時期だそうで、巣作りに木の枝やハンガーが使われる事があり電線に接触すると停電を引き起こす可能性もあるので、カラスの巣を外す作業をするそうですが、何と1日10件くらいあるとのことです。

カラスも巣を壊されたくないので襲って来るそうで、もう本当に大変ですね!

 

カラスの巣を見かけた場合は、スマホやバソコンからの検索でホームページから入ることが出来たり、またアプリを利用してのチャットサービスや、電話で関西電力送配電株式会社までご連絡をお願いします!とのことです。

 

 

·これから増えてくる台風や近年増えて来ている豪雨などの対策は···?

台風時に飛ばされやすいトタン屋根や看板、養生シートやテレビのアンテナなどは電線や電柱に接触すると停電が発生するため、事前に片付けたりしっかり固定するなど早めの対策をお願いします、とのことです。

また切れた電線や折れたり傾いた電柱などは感電の恐れがあり大変危険なので絶対に近づかない様にしてください。

またそれらを発見された場合もお手数ですが、チャットサービスまたは、

フリーコール0800-777-3081

までご連絡ください、とのことです。

 

 

·チャットサービスも利用出来る便利なアプリが···!

台風大雨など何かの原因で自宅が停電した時に自分で確認出来る方法として、事前にダウンロードすれば関西エリア全域の停電情報が確認出来るアプリがあるそうです。

このアプリは事前登録している地域の停電情報をプッシュ通知で知らせて貰え、登録している地域て停電等が発生した場合「停電原因調査中」「復旧工事手配中」など復旧に向けた作業の進捗状況や復旧見込み時間も確認出来るとのこと。

しかも最大10地域まで登録出来るので自宅だけでなく、実家や勤務先など選んで登録することも出来ます。

これは安心ですね!

 

·いざと言う時に大変役立つアプリの登録方法は···?

「関西停電情報」で検索するとアプリのマークが出てくるのでそのアイコンを開きインストールすると簡単にダウンロードすることが出来るそうです。

また、エフエム宝塚にも置いてあります「関西電力送配電」のパンフレットの二次元コードからもダウンロード可能です。

「関西電力送配電」のホームページにも二次元コードがあるのでこちらからも登録が出来るそうなので、ぜひチェックしてみて下さいね!

 

実際にアプリを利用されている方からも、「自宅の停電状況が分かりとても役立った」「離れて住む高齢の両親の自宅の停電状況が分かった」などの声も届いている様で、進捗状況や自宅以外の状況が把握出来る事で安心されているのではないかなぁ?と思いますね!

 

また、このアプリの中にチャットサービスも入っているので、カラスの巣や切れた電線など危険な物を見つけた時にも写真と合わせて送れるので簡単に状況連絡が出来そうですね?

 

チャットサービスはこのアプリ以外にもホームページからも利用出来るので色々と便利かも知れませんね?。

 

 

·豪雨など危険な状況を予測して自宅から避難しなければいけない時に注意することは?

電気の消し忘れによる事故を防ぐため、使用中の電化製品のスイッチは必ず切りコンセントからプラグを抜いて頂く様お願いします。

またブレーカーを切って頂くとより安全とのことです。

 

台風接近時には、風が強くなる前に植木鉢や置物などを片づけたり、トタン屋根や看板、養生シートやテレビのアンテナをしっかり固定するなど早めの対策が大事だそうです。

 

また万が一停電になってしまった場合など、関西電力送配電さんも早期復旧に向け全力で取り組んで頂いていますが、やはり夜など特に暗い時間が続くと不安になると思います。

情報収集や連絡手段以外にも灯りで照らすことも出来ますので、スマートフォンは事前にしっかりと充電して頂くことをお勧めします、とのことです。

バッテリーも用意しておくと良いかも知れません。

 

24時間365日、安全·安定的に私たちに電気を送り届けるのが使命だと石丸さんは仰っていました。

何かあった時にも少しでも早く復旧出来る様に日々の点検や停電復旧作業の訓練を繰り返し行っているそうです。

 

何時でもスイッチを押すと電気が点くのは当たり前の様に感じてしまっている自分を少し反省!

私たちが安心出来る様、電気を安定的に届けようと時にはカラスとも対峙?しながら、暑さにも耐えながら(寒さにも?)緊張感を保ちつつ作業を続けて下さっている石丸さんや多くの人たちが、見えないけれどちゃんといらっしゃる!という事を忘れてはいけないとお話しを聞いていて思いました。

当たり前ではないんだなぁ?と!

 

これからますます暑くなると思います。熱中症には充分気をつけて頂きたいですね!