「コトバで世界をちょっとだけ繋ぎたい」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

ゲストコーナー、

今回はOffice Mih(みぃ)代表 東野雅子(マサコ・トウノ)さんにお越し頂き英語を通して色々な試みや発信など、お仕事にとどまらない様々なことをお聞きしました。

 

英語少し交えながら、楽しくお話しをしてくれるマサコ·トウノ さん。

パワフルで明るくて···!

でもそこにたどり着くには色々な葛藤もあった様です! 

 

・なぜ!「マサコ・トウノ」なのか?

 本名は東野雅子さんなのですが、お母さんのお腹の中ではHawaii、出産は宝塚の病院、そしてその後あちこちで生活したあちこち育ちだそうです。

育った所がモザイクの様に感じるとのことですが、ふるさとが一つの場所ここ!と言えない···。

それがモザイクになっているのかなぁ?と思ったりします。

日本人とか何々人とか自分自身を固定しない、という考え方かも知れません。

お仕事などでは、マサコトウノ(さん)だそうです。

 

マサコさんの様な色んな国で生活されていた方たちは沢山のいらっしゃって、一昔前は帰国子女と呼ばれていたのですが、今はサード カルチャー キッドと呼ぶそうです。

 

 

・世界初の「narrtive co-designer」

 Office Mihの代表をされているのですが、どのような仕事なのかとお聞きしたところ、世界初のnarrtive co-designerとしてコトバでセカイを(ちょっとだけ)つなぐ仕事をしているとのこと。

 

英会話レッスンやワークショップなどでは、単に英会話の先生と言うのではなく、例えば「自分が住んでいるのは〇〇という国」ではなくて、「自分にとって大事なこと、素敵なこと」を語る。英語などのコトバに合わせるのではなくて、コトバが人合わせてくる感じだそうで、個々に合わせたレッスンを行ったり、その人の特徴を見極めて、オリンピック選手のトレーナーの様にその人に寄り添う様なサポートをしていくそうです。

 

対面やオンラインでのレッスンや図書館やシェアアパートメント、お茶屋さんでワークショップをしたり、また色んな方とのコラボ企画などもあって、どんどん広がっているそうです。

 

例えば、お茶のお店とコラボして、茶道に英語を入れるのはどうだろう?などマサコワールドとお茶会のコラボで新しい世界が広がりつつあるとのことです。

 

英語を媒体に色んな世界が広がって行くって何だか素敵ですね!

 

 

・あっちこっち生活?

 10年宝塚に住んで、家族とニューヨークに4年間、そして大学卒業まで宝塚で生活したのち、あっちに3年とかこっちに3年、(ご本人曰く)半放浪生活だったそうです。

 翻訳もされていますが、翻訳はあるきっかけで知り合った柴田元幸先生に学んだとのこと。

それで「ミイラにダンスを踊らせて」の翻訳をされたんですね?

 

 

·雲雀丘学園に戻ってきて!

雲雀丘学園出身(中2から高校卒業まで)のマサコさんは、雲雀丘学園の中学·高校の先生をされて、この春から小学5年生を教えているそうです。

時を経て母校に戻って来られたんですね!

子どもたちとの交流はとても楽しいとのことです。

 

知らなくても生きていけるけれど知っていると世界の見方がちょっと変わったり楽しくなる事が好きで、答えがすぐ出ないものが好きだそうです。

 

知らなくても困らないけれど、知ることでちょっと楽しくなる、それは人手間加えた料理の様に新しい世界が広がる、実は大切なことの様な気がします。

 

子どもたちとの関わりの中でもそれらは生かされているのではないかなぁ?と思いますね!

 

私も映画や本などは、詳しく説明されているものより「これはどういう意味なんだろう?」自分で自分なりの解釈が出来る方が好きなので、何となく分かる様な気がします。

 

皆さんは如何ですか?

 

 

·乳母語?

10歳で日本語が通じない所にいた時、日本語も英語もちゃんと使えていないジレンマの様なものを感じ、母国語と思える言葉が見当たらず、日本語·英語それぞれ乳母二人に育てて貰った様な気持ちで、母国語ではなく乳母語と言っているそうです。

 

そう思うにも色々な葛藤があった様ですが、乳母二人に育てて貰って今は一番幸せだと感じているとのことです。

 

 

·英語でハッピーに!

 英語の活動は、英語を学んだり、使ってハッピーになって欲しい、レッスンはしんどいことではなくて、英語で話すことはとっても楽しいと感じて欲しい。

なのでレッスンも一方的に進めたり、無理にオールイングリッシュじゃなくて、一人ずつでもグループでも各々みんなが「こんなことを英語で話したい!」ことを話せる様な感じにしたいそうです。

 

何かを学習するのではなくて、自分が話したいことを英語で話せる様に、という感じですね?

でも、それが一番楽しいし身に付くかも知れないですね!

 

 

·縦の言葉と横の言葉?

その他にも、日本のイメージをひっくり返したり、広げたり深めたりする活動として、ご自身が推す場所や人や出来事などを英語で広める推し活?を始められたそうです。

 

今後、専門のSNSで発信していくサイトを作りたいとのと。

 

·キーワードは、「縦のコトバと横のことば」

縦は、その土地や地域に過去から現在まで伝わってきた、使われて来た言葉。それを世界に広げて行きたい。

それらを広げるために世界に向けて発信していこう!と言うのが「横のことば」だそうです。

 

例えば、バスクにお友達がいるそうですが、万葉集とか日本独特の言葉をその人に伝えたいし、バスク地方の縦の言葉も知りたい、そこでお互いの共通語英語で伝えあっているそうです。

 

自分が発信することで、世界の誰かが見てくれる、気づいてくれるかも知れない。

そうやってお互いにそれぞれの国や地域のことを知ることで、お互いをより理解し合えるかも知れない。

 

英語で発信していくことで、多くの人に理解して貰いたい、やがてそれが世界平和に繋がるかも知れない!

 

小さなことから広がる、とっても大きな野望ではないかなぁ?と思います。

 

言葉が「世界平和」のキーワードですね!

 

 

 

·興味のある方は?

現在ホームページを作成しているそうで、今後はインスタライブやショート動画、ボッドキャストや翻訳書籍のweb出版なども考えているそうです。

little by littleで···!

 

レッスンを受けてみたい、一緒に色んなことをコラボしたりやってみたいと思う方など、マサコさんの活動に興味のある方は、「Office Mih」で検索してください!

 

 ちなみにOffice MihのM·i·hは、Make It Happen(やっちゃえ!)の頭文字だそうです。

 

勢いがあって良いですね~!

 

良かったぜひチェックしてみてください!