「”人生は一生学びかも?」-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今回ゲストコーナーは、エフエム宝塚アンバサダー・阪神シニアカレッジ学長・園田学園女子大学名誉教授 田辺眞人(たなべまこと)さんにお越し頂き、

阪神シニアカレッジのことや、その他にも色々貴重なお話しをお聞きしました。

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田辺先生は他にも兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム 名誉館長に宝塚市大使など数多く兼任されています。

 

「頼まれたら断れない!」でも「好きなこと、ワクワクする事ばかり」と、沢山のお仕事をむしろ楽しんでいらっしゃる感じ、がとても素敵だなぁ?と思いました。

 

 

·「阪神シニアカレッジ」とは?

公益財団法人「兵庫県生きがい創造協会が兵庫県の支援を受けて運営するシニアのための「学びの場」で、阪神地域(尼崎·西宮·伊丹·川西·宝塚·三田 各市·猪名川町)+神戸市の各地域の65歳以上の人々を対象にしています。

 

園芸のことを学ぶ「園芸学科」

「病」を正しく理解し健康寿命の延伸を目指し、健康で活動的なシニアライフを学ぶ「健康学科」

アメリカの人々の考え方やウクライナの状況など21世紀のグローバリーゼイションを様々な角度から学ぶ「国際理解学科」の3学科が4年制。

阪神·神戸地域の歴史や文化、産業·自然などの魅力や課題を知り地域活動について学ぶ「阪神ひと·まち創造講座」が2年制。となっています。

 

クラブ活動も盛んですし、学生や卒業生を対象に地域活動等の情報提供、相談、紹介やボランティアグループの運営支援、交流支援等を行っている「地域活動支援センター」などもあるそうです。

 

学生数は、園芸·健康·国際理解学科は各50名ずつ、阪神ひと·まち創造講座は30名で合わせて660人が学んでいるそうです。

 

国際理解学科などは特に大人気で、希望してもすぐに入ることが出来ず、「浪人?」される方もいるとか?

 

また、4年制の学科を卒業したあと違う学科に入学される方も多いそうで、まだはっきり決まってはいない様ですが、来年辺りから新しい学科も考えているそうです。

 

シニアの皆さんの学びの意識の高さは素晴らしいですね!

 

 

·二次募集!

各学科の募集は終了していますが、園芸学科が現在二次募集を行っています。

講師の方も素晴らしい皆さんが揃っているそうです。興味のある方、受講を希望される方は、阪神シニアカレッジのホームページなどに掲載されている電話番号にお電話にてご連絡お願いします。

 阪神シニアカレッジ

☎️: 0797-26-8001

 

 

 

·第5回 学長文学歴史サロン

田辺先生のレクチヤーや春を感じる素敵な演奏を楽しみたいという方や阪神シニアカレッジに興味のある方、「阪神シニアカレッジってどんな所なんだろう?」と知りたい方、阪神シニアカレッジで開催される「学長文学歴史サロン」に参加してみませんか?

 

学長の田辺眞人先生による「歴史文学の中の音楽の意味」についてのトークと音楽演奏です。

 

阪神シニアカレッジとはどんなところか?見てみたいという方のために教室を見学することも出来るそうです。

 

この催しは年齢制限は無いので、身内にシニアの方が居る方などもぜひご参加下さいとのことです。

 

阪神シニアカレッジは、阪急「逆瀬川」駅から徒歩15分 宝塚市役所の隣にあります。

 

 

「第5回 学長文学歴史サロン」

~テーマ:春のクラシック音楽から~

 

日時:

3月11日(火)   13:00~15:00

 

会場:

阪神シニアカレッジ  401教室

阪急「逆瀬川」駅東口6·7番のりばから阪急バス「宝塚市役所前」下車徒歩5分

阪急「逆瀬川」駅から徒歩15分

 

内容:

レクチャー:

「歴史の中の春の名曲」

学長:田辺眞人

コンサート&トーク:

「春のクラシック音楽」

(演奏曲)

ヴィバァルディ「四季·春」

滝廉太郎「花」

宮城道雄「春の海」

メンデルスゾーン「春の歌」

ヨハン・シュトラウス2世「春の声」

シューマン交響曲第1番「春」

コープランド「アパラチアの春」

《出演者》

-デュオてまり-

正司 円 (ヴァイオリン)

服部彩恵(フルート)

 

仲内咲樹(ピアノ)

 

参加費:  1000円

 

定員:  180人

 

お申し込み:

阪神シニアカレッジ

☎️0797-26-8001

 

 

 

·兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアムとは?

「兵庫津」と書きますが「ひょうごのつ」と読みます。

三宮と書いて「さんのみや」と読んだり平清盛と書いて「たいらのきよもり」と読むでしょう!と田辺先生。

確かに西宮も「にしのみや」でしたね!

 

兵庫津ミュージアムは、神戸市兵庫区沿岸部にあたる兵庫津のエリアにあり、兵庫県の成り立ちや五国(摂津·但馬·丹波·淡路·播磨)の魅力を紹介するミュージアムで、

最初の兵庫県庁を復元した「初代県庁館」と常設展示や企画展示を行う「ひょうごはじまり館」から成っています。

 

鎌倉時代や江戸時代頃までは兵庫駅·兵庫津の辺りが神戸の中心でしたが、三宮などに中心が移り一時は工場街の様になっていました。

現在はノエビアスタジアムやショッピングモールなどが出来て家族連れや子どもたちなど多くの人たちで賑わっているそうです。

 

兵庫県が廃藩置県の3年前に出来たいきさつや兵庫五国のことを学んで貰う施設となっているそうです。

 

 

·人生で一番緊張した?凄いサプライズが···!

阪神淡路大震災30年の追悼式のため神戸に来られた天皇皇后両陛下。

その前日の午後に兵庫津ミュージアムに来られて、その時に田辺先生がお二人をご案内されたそうです。

 

天皇皇后両陛下は、本当にお優しくて穏やかで、色々ご質問もされたりして会話も弾み、緊張したけれどとても素晴らしいひとときを過ごすことが出来たそうです。

 

後日思いもかけないサプライズもあったり、「人生で一番緊張した」と仰っていましたが忘れられない素敵な時間だった様ですね?

 

私は画面越しにしか拝見したことがないのですが、それでもお二人の優しさは伝わって来ます。

実際に会われた方のお話しを聞いて、改めてやっぱり素晴らしいお二人だと思いました。

 

そして、少しだけ羨ましいかも?です。

 

兵庫県立兵庫津ミュージアムは、

神戸市営地下鉄海岸線「中央市場」駅下徒歩5分弱の所にあります。

入場料は大人300円  で高校生以下は無料だそうです。

 

常設展の他、企画展など様々なイベントなども定期的に開催しているので、詳しくはホームページをぜひチェックしてください!とのとです。

 

今回は私自身も色々勉強になることがありましたし、兵庫県や神戸の歴史など本当に学ぶことが沢山あった回でした。

感謝とともに田辺先生が仰っていた「一生学び!」という言葉を心に刻んで行きたいと思いました!

頑張ろうっと!

 

皆さんも良かったら「学長文学歴史サロン」や「兵庫県立兵庫津ミュージアム」に足を運んでみては如何でしょうか?

シニアの皆さんのための「阪神シニアカレッジ」もぜひチェックしてみてくださいね!