「石造物の世界」-小浜宿資料館-
久しぶりに良いお天気が続き、すっかり秋らしくなって来ましたね? 玉井順子です!
今日は「じゅんたまの”コレ行こっ!」のコーナーです。
現在、小浜宿資料館で絶賛開催中の企画展「石造物の世界」について
お話しを伺って来ました!
阪急・JR宝塚駅から小浜バス停で下車北へ徒歩5分、または阪急売布神社から南へ徒歩15分
少しタイムスリップしたような街並みの中にある小浜宿資料館。
企画展については、宝塚市教育委員会社会教育課小川智子(ともこ)さん
小浜宿資料館については、小浜宿資料館の大塚俊光(としみつ)さんに
お話しを伺いました。
まず、小浜宿資料館に入りますと正面右手奥に2m四方ほどの小浜宿場町時代の
ジオラマが・・!
その周りには小浜の方たちから寄贈されたと伝わっている昔の、
農具から大工道具、小田原提灯やまといなど珍しい品々が並んでいます。
小浜には小浜組という大工さんの組合があって皆さんで火消しをしていたそうです。
何故大工さんなのかというと、当時の火事は火を消すというより延焼しないように
建物を前もって壊していくことが中心だったそうです。
建物を作っていた大工さんにはピッタリですね?
毫摂寺を中心に独特の地形をした小浜、寺内町からやがて宿場町に移っていく
その宿場町を表したジオラマなど館内の説明を始め阪神淡路大震災の3日前の
映像がビデオで残っているという事で観賞も出来ます!
そして、企画展「石造物の世界」については、小川さんにお聞きしました。
中央奥で11月25日まで開催されているこの企画展は宝塚市内のお寺や神社
や様々なところにある石造物を解説とともに、写真や拓本で18点展示してあります。
中世の優れた石造物は西谷地域に多く残されているそうですが、
周りの景色に馴染んで見過ごしてしまうことも多いそうです。
ですが、例えば波豆八幡神社には40人の方たちがお金を出し合って建てた五輪塔や
大原野には子どもが両親の供養のために作られた阿弥陀石棺があるなど、
石造物にも物語があるんですね?
それらをこの企画展で確認して頂いて、興味が湧いてきた石造物の本物を是非見に行ってくださいね!
-小浜宿資料館-
開館時間:10:00~16:00
休館日:毎週月曜日・年末年始
住所:宝塚市小浜5丁目6番9号
:0797-81-3655
【石造物の世界】は11月25日(日)まで開催中!