「市立病院の得した気分」
ハロウィンが終わってクリスマスへの変わり身が早い世の中にビックリです!
皆さんお元気ですか? 玉井順子です!
「宝塚市立病院の得した気分」
今回は急性期医療とがん診療について、
病院長の今中秀光(いまなか ひであき)先生にお話しを伺いました。
「まずは急性期医療について」
受け入れ態勢が整い救急車の受け入れが大幅に増えた宝塚市立病院での
救急搬送の多くは肺炎・尿路感染・腸炎だそうです。
その他に重篤な症状としては、脳梗塞や心筋梗塞で割合としては
全体の2割くらいだそうです。
結果的に重篤で無い場合が多いのですが、救急車を呼ばれる皆さんのほとんどは
痛みや苦しみ不安に耐えかねて・・・ということだと思うので、
受け入れられる病院の皆さんも数が多いと大変だと思いますが、
患者さんにとってはある意味最初で最後の砦かも知れないので
頑張って頂きたいなぁ?と思いますね?
今中先生の「今や人生100年時代、まだまだ皆さんを支えいけたら・・・」と
いう言葉はとても心強いなぁ・と思いました。
「がん診療の充実」
宝塚市立病院のがんセンターには3つの柱があるそうです。
病気や金銭的な相談のほかに先輩患者さんなどが悩みを聞いてくれるがん診療支援センターや
点滴などの化学療法、そして西日本で初めて導入されたピンポイントで照射できる放射線治療
なんと照射時間は5分ほどだそうで、準備を入れても30分程度だそうです。
すごいですね~?
がんは今は2人に1人がかかる病気。日常生活や仕事を続けながら
治療出来るよう、なるべく生活の質を落とさない治療を考えて行きたい!とのことで
将来は仕事の前や帰りに「ちょっと放射線行ってくるわ!」みたいな感じになれば理想だと今中先生。
本当にそんな日が来れば良いですね?
そして患者さんの相談を聞いたり様々な活動をされているボランティアが100人以上
宝塚市立病院にはいらっしゃるそうで、
先日ボランティアの皆さんに感謝の気持ちを込めて
ボランティア総会が開催されたとのこと。
きっと皆さんにとって良いモチベーションになったのではないでしょうか?
合気道歴40年以上、奥様のためにジャイアンツファンからタイガースファンになった
優しい今中先生は、合気道と病院の共通点を、合気道の心・技・体から
病院の皆さんにとって、心はプロ根性・技は技術・体は組織経営だと話してくれました。
そして、合気道は受け入れ寄り添うもので心と体の護身術だそうです。
患者さんや皆さんに寄り添って、病気治療はもちろん、緊張やストレスが解消できるように
ケアして行きたい、とのことです。
病気は緊張やストレスの連続ではないかなぁ?と思います。
患者さんや家族の皆さんなど沢山の方々がストレス軽減できれば・・と願います!