「秋季彼岸会」清荒神清澄寺-たからづかタウンガイド-
日中は蒸し暑く不安定な天気の時間もありましたが、だんだん落ち着いてきましたね?
皆さん体調崩したりされていませんか?
玉井順子です!
今日は「じゅんたまの”コレ行こっ!」
今朝、清荒神清澄寺で20日から26日まで法要が行われている
「秋季彼岸会」について、執行長(しゅぎょうちょう)森藤晃正(もりとう こうしょう)さんに
お話しをお伺いしました。
清荒神清澄寺では896年頃より始まったのではないかと思われる秋季彼岸会!
仏教の考えでは先祖様のいる世界を「彼岸」私たちが生きているこの世界を「此岸」(しがん)
と言われていて彼岸の日は太陽が真東から登り真西に沈むので
彼岸と此岸が一直線になり、もっともご先祖さまと通じやすい日、近くに感じる日だそうです。。
その日の前後3日合わせて7日をお彼岸の期間となります。
また、お彼岸は日本しか無いそうなんです!
お盆はご先祖様が戻ってくる、お彼岸はご先祖さまとの距離が一番近づく日と
いったところでしょうか?
清荒神清澄寺ではこのお彼岸の入りと中日、明けの3日間
本堂において戦争や災害で亡くなられた方々、並びに一切の萬霊が成仏するように
とお祈りする法要を執り行われているそうです。
この法要は非公開ですが、ご先祖さまに近づくこの期間にお寺にお参りされては
いかがでしょうか?
何だか亡くなった大切な人を身近に感じるかも知れませんね!
また、お彼岸の期間は中日がご先祖様に感謝する日、その前後6日間は人が生きていくうえで
良いことと悪いことをきちんと判断し、正しい行いが出来るようになるための6つの行為
「六波羅蜜」を実践する期間でもあるそうです!
森藤さんに教えて頂いた「六波羅蜜」ご紹介しておきますね!
布施:惜しまずあたえ施すこと
持戒:戒律を尊重すること
忍辱:苦難に耐え忍ぶこと
精進:正しい努力を実践すること
禅定:精神を統一すること
知恵:物事を正しく見つめること
仕事や生活に追われて日頃は難しいかも知れませんが、
時には、静かに自分の心と行いを見つめ直すことは大事なこと。
この中で一つでも良いので心掛けてみることが大切だそうです!
今日、清荒神清澄寺でお2人の方にインタビューさせて頂きました。
清荒神清澄寺は初めての方もいらっしゃいましたし、
毎月来られているという方もいらっしゃいました。
お2人ともお彼岸だから、ということではありませんでした。
来られることに感謝して、体が動く限り来たい!との言葉が
とっても響きました。
ぼ~っと生きている私も自分自身を見直してみようかな?と思いましたね!
これから参拝にはとても良い気候になります!
また、11月17日(日)10:00~15:00に
は秋の野点茶会も開催されます!
清荒神清澄寺に癒しのパワーを浴びにお越しくださいね!
「清荒神清澄寺」へのお問い合わせ
平日:9:00~17:00
日曜・祝日・毎月1日27日28日:7:00~17:00 *年末年始除く
℡:0797-86-6641