「幻の聖火ランナーとトーチ~じゅんたまのコレ行こっ!~」-たからづかタウンガイド-
もううすぐクリスマス!! 楽しみな様な・・?面倒くさいような・・?
でも楽しみですよ~! 玉井順子です!
今日は穏やかな一日でしたが、昨日は寒かったですねぇ~?
そんななか、宝塚ハーフマラソンが開催されました。
スタートの花のみちに見に行ってきましたよ!
エントリー者数、約5300人の大きなマラソン大会なので
多くの方が準備体操などをしてスタンバイ中!
クリスマス前なので、サンタさんの格好のグループや
戦隊ヒーローも・・!
さて、今日は、「防災ガイド」のコーナーで
とっても大切な言葉「避難スイッチ」についてご紹介しました。
災害時、いつ避難するのかは避難指示や避難勧告などで教えて貰えますが、
例えば高齢者の一人暮らしや小さな子どもさんがいる家庭、
避難所の近くや遠くなど、場所や環境によって変わるのではないでしょうか?
なので、避難指示や勧告だけでなく、自分や周りの人たち、地域の皆さんと
自分たちで地域の状況を調べて避難のタイミングを決めるのが
「避難スイッチ」なんですね?
そのために自分たちで地域を調べて防災マップなども作成!
「避難スイッチ」の目安と共に、その中には水が不足した時などの
井戸の場所なども記載されているきめ細やかなマップです!
マップに記載されている公園の井戸です!
災害はいつ・どこ・で起こるか分かりません!
近年全国で起きている自然災害なども「大変だなぁ?」ではなく
いつ自分の所で起きるか分からない。
そんな覚悟と準備は早い方が良いのではないかなぁ?と思いました。
私も「避難スイッチ」ちゃんと決めないといけないなぁ?と
改めて思いましたね!
そして、「じゅんたまの”コレ行こっ!」のコーナーでは、
1964年、前回の東京オリンピックで宝塚市出身聖火ランナーとして選ばれたのに、
台風で中止になってしまった「幻のランナー」こと菱田憲一(ひしだ けんいち)さんに
宝塚市スポーツセンターで聖火トーチを見せて頂きながらお話しを伺いました!
子どもの頃から10年間青春時代を宝塚市で過ごされた菱田さん!
中学・高校とサッカーに打ち込んで国体にも出場されました。
その成果を評価されて、聖火ランナーは宝塚市を走ることは
無かったのですが宝塚市から選ばれたんですね!
すばらしい!と思いきや
「嬉しいというよりどうして自分なのか?
途中で炎が消えないように気を付けなくては・・」
と思った謙虚で責任感の強い菱田さん!
きっと十分な準備をしていたんだろうなぁ?と思います。
ところが、台風で中止になってしまいました。
でも、そんな菱田さんのために「宝塚版聖火リレー」が行われました。
以前の宝塚市役所があった逆瀬川から宝塚小学校まで
トーチを掲げて走り抜けて行くと、宝塚小学校では聖火台の準備されていたとか・・・?
とても感激したと仰っていました!
そしてその聖火トーチを自分がずっと持っているより皆さんに見て貰う方が
良いのではないか?と宝塚市に寄贈して頂きました。
さらに、来年2020年の東京オリンピックへの思いとは・・・!
現在横浜にお住まいという事もあり来年のオリンピックはとても楽しみにしているとか・・。
その中でも一番楽しみにしている競技は?とクイズも出してみましたが、
わかりましたでしょうか?
答えはご自身が青春時代を捧げた「サッカー」でした!
ボランティアもされるそうで、色々ガッカリしたりでも嬉しいこともあったり
そんな前回のオリンピックから今は来年のオリンピックに
期待が膨らんでいる様で、菱田さんはもう未来を見ている様です!
素敵ですね!
そんな菱田さんにとってサッカーに打ち込んで青春時代を過ごし聖火を掲げ走った宝塚市 !
ずっとステキな町として記憶に留めて貰えたら嬉しいなぁ?と思いました。
菱田さんから寄贈されたトーチは宝塚市のスポーツセンターのロビーに展示されています。
皆さんぜひご覧になってくださいね!