「市立病院の得した気分」-たからづかタウンガイド-

今日は成人の日、良い天気になって本当に良かったですね?

玉井順子です!

 

今週は「市立病院の得した気分」

病院事業管理者 明石章則(あかし あきのり)先生をお迎えして

「市民に寄り添う地域完結型医療を目指した宝塚市立病院」をテーマに

お話しを伺いました。

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渓流トレッキングや渓流釣りなどアグレッシブに活動されている明石先生!

 

先生が一貫して取り組んでこられた肺がんに対する内視鏡手術は、

難しいけれ患者さんにとってはとても優しい手術です。

1㎝ほどの小さな穴を3か所開け手術鉗子を使って行うもので、

技術的にもどんどん進歩して行き、いずれロボット手術(操作は医師)などにも

進化していきそうです!

 

進化・・といえば、兵庫医科大学病院と連携してがんゲノムの研究の準備も

始まったとのことで、

いずれは自分のかかりやすい病気や体質など予防医学も確立されていくかも知れませんね!

 

市内で完結型医療を目指して宝塚医師会や市内7病院と連携する中、

救急医療やがん診療など急性期医療を担っている宝塚市立病院には、

医師が救急隊員と共に同乗する救急車、ドクターカーや

自然災害などの際に出動できるDMATカーなどがあるそうです。

DMATカーは医療関係はもちろん食料や寝具まで、

被災地に駆けつけた場合、基本その中で完結できる車です。

 

最近増えて来た自然災害!

不安もありますが、何だか安心できる気がしますね?

 

医療の進歩により平均寿命もとても長くなってきました。

楽しみでもあり不安でもあるかも・・・?

 

2017年に解説された「がんセンター」は放射線治療数が

今年度は300人近くまで急増し、

また、外来部門の改築や患者サポートセンターも今年完成予定で

より良いサポート体制も期待できます。

楽しみですね~?

 

市民に寄り添う医療を提供し、治療・リハビリ・療育・在宅の一翼を

担うことは自治体病院の使命・・、宝塚市立病院は団塊の世代が75歳以上となる

2025年を目途に地域包括ケアシステムを構築するための役割を

果たして行きたいとのことです。

 

市民にとっては、最後の砦とも言うべく病院が未来に向けて

私たちの為に色々考え、進めていって頂けているということは、

長生きも何だか楽しみになってきました。

安全もですが安心がとても嬉しいですね~!