音楽とクルマと

8月28日の「サンデー・トワイライト」。リスナーからご質問をいただきました。番組のオープニングとエンディングに流れている楽曲は何ですか?ということなんですが、それについてお応えします。みなさんはご存知だったでしょうか?

 

 

番組半ばで歌をお掛けします。佐藤公彦さんの「薄化粧」という、八月末の残暑の時季にふさわしい歌です。この歌は以前にも一度リクエストがあって流したことがあるのですが、何度聴いても抒情的で、むかしの日本の夏のすごし方が描かれていると感じます。歌の内容は、女性が男性にちょっと焼きもちを焼いているというものですが、いまはもう「焼きもち」なんて言い方はしないでしょうか。餅を焼くとプゥ~っとふくらみますが、女性もそうした仕草をむかしはしたものです。ギターの旋律がきれいな「薄化粧」、谷泰三さんも大好きな歌です。

 

 

番組後半は、上野の先輩が運転免許証を返納したという話題から、高齢者の車の運転についてお話しします。御年76歳の谷泰三さんは今もほぼ毎日、ハンドルを握っています。大阪市内まで出ることもあるそうですが、大半は売布神社とエフエム宝塚がある逆瀬川の往復。温泉旅行に出かけて、山道や峠道を走る時は運転技術が達者な奥さんが運転を担当するそうです。都心部であれば鉄道やバス、タクシーも走っているのでそれらを活用できますが、地方にいくとどうしてもクルマでの移動が必要となってきます。高齢者になると「自分は運転がうまい」「50年以上無事故だった」という経験則があるため過信してしまうことがあるのではないでしょうか。そして、一度の「アクセルとブレーキの踏み間違い」が大きな悲劇を生み出してしまう。社会でもそうした出来事があり、その報道を見て私たちは胸を痛めます。 高齢者ドライバーは免許証を返納すべきか否か……。番組では明確な答えを出していませんが、みなさんもちょっと考えてもらいたい案件です。そんな提案をしてみました。

 

 

今回も真雁秀一さんの「カフェグリーン・タイム」、ケンプトンからの「東山ろく」、無料宿泊券プレゼント告知など、盛りだくさんの情報がありますので、ぜひお聴きくださいませ。