Cafe HAMAMOTOの濱本年之さんをお迎えして

2023年1月29日(日)17:30からの「サンデー・トワイライト」

清荒神に2021年12月10日にオープンし、地元の人たちに愛され、お参りの方々でも賑わう「カフェ・ハマモト」のオーナー濱本年之さんをお迎えして、お店の話、早期退職してカフェをオープンさせた理由、宝塚への思い、人生の愉しみ方、そしてこれからカフェで開催していきたいな~と考えている怪談イベントの話などをお聞きします。

カフェ・ハマモトは、清荒神参道の鳥居を越えたところにあり、入口のガラス戸の縁が青く塗られているのが目印です。店内は落ち着いた雰囲気で、椅子席とスタンド席などがあります。ゆったりとした時間の流れのなかで濱本さんが淹れる珈琲を味わうのは、とても心やすまります。また、食事もでき、ハム&チーズのホットサンドウィッチやピリ辛ボロネーゼスパゲッティが人気。特にボロネーゼはおススメの逸品です。ビールもあるのも嬉しいですね。現在は朝10時から夕方6時までの営業時間(定休日は水曜日)ですが、夜の営業もゆくゆくはしていきたいとのことです。

濱本さんは54歳で早期退職されたのですが、カフェ経営は会社員時代から考えていたことだったそうです。元気な50代でやりたいことをやろうと決意し、奥様の「やればいいんじゃない」の言葉が後押しになりました。そして、カフェを開こうと物件を探し始めた時、不動産店から現在の清荒神参道の店を進められたのですが、奥様が一発でここを気に入り、他の物件を見ることもしないで決断してしまったそうです。この奥様の直観的判断は大正解だと思います。実にいい雰囲気のお店になっているからです。

清荒神は、宝塚沿線に暮らす人々にとって初詣をはじめ、何かあるとお参りに出掛ける場所でした。筆者は箕面の桜井で生まれ育ったのですが、清荒神、中山寺は年に何度かはかならず出かけてお参りするところでした。最近は「お参り」という習慣が少し薄れてきているのかもしれませんね。しかし先日、平日のなんでもない日に清荒神に出かけたのですが、若い人たちがお参りに訪れていました。「お参り」というより、歩きながら楽しむ時間=散策が復活してきているのかもしれません。そうしたことから、清荒神の参道を歩いてお参りにいく人々が増えてほしいと思います。参道にある土産物屋を覗きながら歩くのは実に楽しいことですし、カフェ・ハマモトでおいしい珈琲をいただくのも(笑)ぜひ、お出かけください。

Cafe Hamamoto
兵庫県宝塚市清荒神3-2-14
水曜定休 10:00~18:00