林幸治郎さんに大学での講義についてお聞きする

7月23日(日)17:30~「サンデー・トワイライト」

先週に引き続き、ちんどん通信社の林幸治郎さんをお迎えしてお話をお聞きします。林幸治郎さんは今年の春から、京都市立芸術大学で教壇に立っておられました。ちんどん稼業が40年を超えるキャリアがある林さん。これまでに培ってこられた技能、智慧、そして芸能芸術の考えを、死生観を含めてお聞きしています。

そもそも京都市立芸術大学の教壇に立つことになった経緯は、2022年7月9日に、東京国立劇場で開催された第54回特別企画公演「鉄道唱歌~明治の音楽と鉄道」にちんどん通信社が出演することになりました。明治33年(1900)、鉄道唱歌発売時の宣伝のもようを、楽隊として再現するためで、東京混声合唱団と共演する舞台でした。この出演は、静岡文化芸術大学の奥中康人教授の推薦によるもので、楽隊の衣裳、楽器編成など明治当時の時代に合わせての登場でした。

当日の舞台を上野は残念なことに観ることができなかったのですが、鉄道好きの俳優・六角精児さんの「よーし、よーし、よーし、出発進行~」の声とホイッスルの合図でスタートしました。この舞台があって、林幸治郎さん率いるちんどん通信社に注目が集まり、その結果として京都市立芸術大学の教壇に立つことへと繋がっていくのです。このあたりの話を、いつもの暢気でどこか懐かしい林幸治郎口調で語っていただきます。面白いですよ。

流す歌は、青木美香子さんのニューアルバム『いつか来た道・心の詩』から、青木さんの
バンド“スィートメモリーズ”のドラマーで、作詞作曲にもすぐれたkantaさんの楽曲「ひまわり~心の花」をお届けします。