谷泰三の『砂の器』の聖地めぐり

松本清張原作、1974年公開の名作映画『砂の器』の舞台の一つである「亀嵩駅」へ、
番組パーソナリティで今年喜寿を迎えた谷泰三氏が
奥様と宝塚からクルマを飛ばして出かけた行状記をお届け!

    9月24日(日)17:30からのエフエム宝塚「サンデー・トワイライト」

番組パーソナリティの谷泰三さんは喜寿のお祝いをしたというのに実にお元気で奥様と二人でクルマを運転して、
松本清張の小説、野村芳太郎監督・橋本忍脚本・丹波哲郎出演の映画『砂の器』の舞台となった
出雲の「亀嵩駅」まで行かれた話を語っていただきます。

小説『砂の器』は、1960年から翌年にかけて「読売新聞」夕刊に連載され1974年に映画化されました。
谷泰三氏は黒澤明監督のファンですが、この『砂の器』も何度も観たとか。
丹波哲郎、森田健作の刑事に、天才ピアニスト役の加藤剛、高級クラブのホステスは島田陽子、
その他、山口果林、佐分利信、緒形拳、加藤健一、春川ますみ、菅井きん、笠智衆、殿山泰司、
そして渥美清も出演しています。
脚本は橋本忍と山田洋次が書いていて、すでに『男はつらいよ』シリーズはスタートしています。
その縁なのか、渥美さんも出演されているんでしょうか。とにかくおススメの映画です。

音楽もサウンド・トラックで菅野光亮作曲の「宿命」をお届けします。
この音楽を耳にしただけで思わず映画のワンシーンが甦って来て胸がしめつけられると谷さんは告白しています。
ぜひお聴きください。