アフリカ音楽とボサノバ
11月19日(日)17:30からのエフエム宝塚「サンデー・トワイライト」
毎日いろいろな歌がラジオから、ネットから流れていますが、アフリカ音楽を聴いたことはあるでしょうか?アフリカで生まれ、そこで活動するミュージシャンはたくさんいます。人気を集め、世界ツアーをするグループもいますし、パリに拠点を移して世界デビューしている歌手も数多くいます。アフリカにはフランスの植民地だった国が多いことから、パリでデビューすることは言語的にも便利なのでしょう。歌詞はフランス語であっても、音楽はそれぞれの故国の伝統的な旋律、リズム、楽器を使ったものが多くて、それを聴いていると、アジアの東端に住む私たちにもどこか感応する部分があるように思えます。
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ヨーロッパを起源とする西洋音階が私たちにも馴染みのものですが、
日本には和音階があり、それが心地よく思えるのは、
私たちの身体の中にある記憶装置のどこかが反応するからだと思ったりしますが、
アフリカのリズムや発声法、コーラス、メロディを聴いていると、
エキゾチックだけではない面白さを感じます。
その道の専門家は、きっとアフリカ音楽に感応する日本人のことを詳細に分析し、
解説してくれると思いますが、
私の場合、ただ単にアフリカ音楽が楽しいと思えます。
アフリカ音楽と大雑把すぎる言い方は失礼だと思いつつも、
詳細に◎◎◎系音楽と言えないのは知識不足だとご放念ください。
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ということでアフリカの音楽を2曲掛けます。
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♪①「C’est bon C’est bon」 Salif Keita
サリフ・ケイタの「セボン・セボン」という歌で、
ルーツ・マヌーヴァさんがフューチャーされています。
サリフ・ケイタさんは1949年に西アフリカのマリ共和国生まれで、
1984年にフランス・パリに拠点を移し、
アルバム『ソロ』を1987年にリリース。
このアルバムでヨーロッパで人気を獲得し現在も活動しているシンガーソングライターです。
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♪②「Banfora」 Farafina
アフリカのブルキナファソ出身のダンスグループであるファラフィーナの「バンフォラ」という歌を選んでみました。
ブルキナファソというのは西アフリカにある内陸性の共和制国家。
ファラフィーナは1978年に結成された音楽とダンスの8人グループで、
アフリカで最も有名なアーティストなので、ご存知の方もいらっしゃるかも。
坂本龍一さんやザ・ローリング・ストーンズのアルバムにも招かれています。
2012年に発表された歌です。
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♪③「おいしい水」 大介バンド
アフリカではないのですが、
ブラジルのアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「おいしい水」を、
以前番組にゲストでも来てくれたさこ大介さん率いる大介バンドの新しいアルバム
『だまし歌 裏の裏』からお届けします。
さこ大介さんは、東京狛江在住のブルースシンガーで、コンポーザーでもあり、
BEGINや憂歌団などに楽曲提供されているミュージシャン。
永らく神戸市垂水区に暮らしていたことから大阪神戸の街が好きで、
毎年春と秋には関西ツアーをしています。
そして、拠点の東京には8人編成の大介バンドがあり首都圏を中心に活動中です。
「おいしい水」は、さこ大介さんが意訳した歌詞で歌われていて、
なかなか味わい深い詩になっています。
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以上、ちょっとマニアックな音楽室になってしまいましたが、
ぜひ「こんな歌を流してほしい」というリクエストをお待ちしていますので、
メッセージとともにお送りくださいませ。