谷泰三の温泉紀行・春篇

5月26日(日)17:30からの「サンデー・トワイライト」は、

「谷泰三の温泉紀行・春篇」と題して、

この四月に谷泰三さんが奥様とご一緒に出掛けた

島根県奥出雲町の「斐乃上温泉」の話をお聞きします。

三大美肌の湯といわれているこの「斐乃上温泉」。

残りの二湯はどこかと申しますと、

一つは佐賀県の嬉野温泉、

もう一つは栃木県の喜連川温泉なんだそうでございます。

関西人にとっては、どこもあまり知られていない温泉地でありますが、

それだからこそちょっと有り難い感じがしますな。

谷さんご夫妻は、宝塚のご自宅から車を走らせ約3時間で宿に到着。

「民宿たむら」という山荘風の宿で、

船通山の麓登山口下で民宿が始まりだったとか。

🏘

「イワナの刺身を食べたのは初めてだったんだよ」と谷泰三さんは語ります。

「それに、米が美味くてね、仁多米という地元の米なんだが、

美味しくって土産に買ってしまいましたな」と。

🐟

ここの温泉は谷さんが見つけたのではなく、奥様が発見したそうです。

それもそのはず、谷さんの奥様は大学時代、旅行研究会に所属し、旅が大好きな方。

しかも、有名な土地ではなく、隠れ里、隠し湯、隠れ宿など、

観光的な広報宣伝をせずに、

地味に、豊かに、爽やかに営んでいるところを探し出すのが愉しみだという方だそうです。

だけど、反面困ったこともあるそうで、

「だいたいそういう隠れた宿や郷に行くのは公共交通機関を使うのは難しいんだ。

彼女は自分で運転もするけど、急な峠道などを超えていくんでなかなか大変なんだよ。

しかも日本国内だけならいいけど、フランスに出かけたときなどは、

ガイドブックにも載っていない小さなちいさな町に行くと言って、

バスや鉄道を乗り継いでいかなければいけない。

こっちはフランス語も英語もできないから、もう参ってしまってね」

と苦笑する。

「今、スマホの翻訳機構があるから会話は通じますよ。ぜひ海外旅行にもう一度……」

というと、

「1ドルが7~80円時代ならいいけど、今は150円台だろ。無理に決まっていますがな」

とのこと。

🚙✈

やはり国内の温泉旅行がいいようです。

次回の「谷泰三の温泉紀行」は「夏篇」。

どこに行くのですかと尋ねたら、

「鳴子温泉か花巻鉛温泉、もしくは新潟の出湯温泉」とのことでした。

どうぞお楽しみに。